三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

出来ないことは仕方がない。但し出来そうな事はいつか決まる。

あー、すっきりしねぇー!!

 

近況報告

長らく間を空けてしまいました。

さて、この空白の期間、三原は何をしていたのでしょうか?

 

答えは何もしていない。をしていた。だと思います。いや、正直呆然と生きていたので何をしていたのかもほとんど思い出せません。

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ただ週4のヴァイトに行って、夜に酒を飲んで寝落ちをするだけの日々だったかなぁと。体調が悪かったり、気力がなかったりもしましたが、今は少しマシになったのかしら。

 

また頑張ろう。そう本気で思っているのかは自分でも疑問だけれど、ぼんやり生きていても仕方ねぇべさ、とは改めました。

 

 

 

前回の更新が6月5日。それから2週間近くの間があり、少し考えていたことを整理しようじゃないの。

 

えっとな、7日までは港区の叔母の空き家を借りていたんだな。取り敢えず食費は1日1000円もあれば十分だと理解した。物価の高いあの地域でも。

 

ところが一人暮らしを意識しすぎたせいで、それ以外の事にほとんど手がつかなくなってしまいましてね。本当ならば卒論もやらなきゃ、もっと色々勉強もしなきゃ、筋トレもしたい、と妄想していたのよ。

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結果として如何に節約するか、そればかりを考えていて後はほとんどネットを閲覧するかKindleを読み漁るだけ。たまたま目についたワードである障害厚生年金というアタイにとっては最後の希望みたいなものに関して徹底的に調べて、新たな道が開けた気分になりながら実家に戻ったのさ。

 

ところが次の休みの日に年金事務所に行って確認をしてみると、20歳で国民年金には加入していたが(学生特例)障害のきっかけとなる、初診の街のクリニックで鬱病と診断された時点ではアタイはニートで1円も稼いでおらず、要するに初診よりも前に厚生年金に加入をしていなかったから、障害厚生年金は貰えない というオチでした。

 

なんだそりゃ。

そんな都合よく病気になれるかよ。

 

こうして不労所得月額+5万は、夢となって消え去り再び「なんでアタイは障害者なのに年金を貰えないんだ・・・」と、本気で自殺の計画を練り始めていたわけよ。

 

世間的には「会社員も副業の時代」なんて言い始めてきたところだけれど、自分なりに考えてやってみた結果としては、5月にヴァイト以外で稼いだ額は180円にも満たなかったわけ。

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素直にヴァイトを増やすしか生きていく方法はないのかしらと悩み、何のために年金(ヴァイトの給料からは厚生年金が引かれる)を払っているのか分かりゃしない。

仮に来年卒業したら、納付を免除していた国民年金も払わなければならなくなるし、そうなると益々手取りなんて無くなるじゃないですか。

 

基本的にこの三原って奴は、頑張ると必ず3日後に不幸な出来事や、やる気を削ぐ原因、或いは体調が悪くなるという展開が待ち構えているので、なんというか運命的に努力が出来ないように仕組まれているのよ。

 

そりゃあ一度頑張って作り上げたら、後は自動的に微々たる収益をもたらしてくれる魔法のようなシステムでも構築出来れば最高なんですけどね。

 

ラテラルシンキングで、プライドとか気にせず何が何でも障害年金の取得に固執するならば、厚生年金に加入している現在、これから何か新しい病気を患って精神障害を2級に上げてもらえれば障害基礎年金は貰えるんじゃないか、とかそんなセコい考えしか今は思い浮かばないし、がむしゃらに働いてお金を稼ごうみたいな野心も、とっくにどこかへ行ってしまいました。

 

ニコチン、カフェイン、アルコール。これが三原にとっての「心の」三大栄養素なんだけれど、そういう成分に依存していて、効果が切れてくると不意に

 

「アタイ、このままでいいのかなぁ・・・」

 

ってなってくるわけよ。

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ってなわけで

 

アクティブログ(活動記録)

持病の統合失調症は軽減はすれど、完治はしない。

市場で評価されるような才能もスキルも知識もない。

何かを頑張ると必ず具合を悪くして燃え尽きる。

 

ただ、ちょっとした事に気がついた。

 

周りからは「大したことないな」と思われても、それでも時間を忘れて没頭出来ることがあるなと。

 

毎日欠かさずドリップする珈琲。

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調子のいい時は6000字を超える長文を展開するこのブログ。

 

 

この2つは前から夢中になれるものだとは自覚していたわ。

 

アタイは現在、カフェのヴァイトは退職していて今は丸の内界隈の小売店で働いている。

コロナ禍だからなのか、暇で楽なのは良いんだが面白くない事だけは、勤めてそろそろ一年経つ現在でも変わらない。

 

未だに寝ている時に見る夢でもカフェで忙しく働く状況が出てくるくらい、脳内に何かが植え付けられているのかもしれないが、寝ていても働いているってのは文字通り1円にもならないし、目覚めても疲れているので損した気分にしかならない。

それでも、あの忙しさは何か生きている実感みたいなものがあったわけよ。

 

正直忙しくて一生懸命働いていると、その最中は余計な事は一切考えている暇がないから、病んでいる余裕がなくなる。ところが一転して暇な仕事に当たると、暇すぎて余計な事を考え始め病み始める。

 

病んでいても普通に接客ができるくらい余裕のある仕事だからまだ良いのかもしれない。

しかし暇だ。

 

そんなわけで、小売店だからこそ出来る販売促進活動である、POPを描いてみることにした。

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毎度おなじみのキャラクターである、三原さんは30秒もあれば描けるくらいにはなっている。

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上手いかどうか、感情を揺さぶるかどうかは別として、イラストに関してはやる気になれば侵食を忘れてぶっ通しで制作に集中出来ることが分かった。

 

こだわりが強すぎて時間が掛かるから、自宅でも通勤中の電車の中でもipadで作業していたら合計5時間くらいは描いていられるくらい、夢中になれた。

 

他人に絵を描いているところが見られると恥ずかしい、みたいなものが不思議とその時はなかったんだよ。電車の中でスマホをいじるのは最早当たり前だけれど、他にやる事と言えば読書か、或いはせいぜいパソコンを開いて文書を書くくらいがせいぜいなところで、流石に電車内で絵を描く奴ってのは見たことがない。

 

それでも電車内で絵を描いている最中の自分ってのが、周りの目も気にせず完全に自分だけの世界に入れた状態になっていたという経験が出来た事が、何か新鮮でしてさ。

 

ああ、今の自分に描けないものは無いな。

心の底からそう思えるくらいに、何故か自信に溢れていたのよ。

 

昨日店内にPOPを配置し、果たしてそれがどのくらい売上につながるのかは分からないし、大して効果もないだろうけれど、たまたま来てくれたエリアマネージャーが「絵の学校に通っているの?」とか訊いてきたし、なんとなく達成感がある。

 

まぁそれがすぐに副業的な意味で稼ぎにつながるか、ってそれはまた別の話になるけれど、どこか自分の中では「あ、自分は絵を描く事も好きな事になるんだな」と気づけただけで良かったよ。

 

相変わらず市場では評価がされないだろうけれど、こういう事をやるのも楽しさの一つなんだと気づけてちょっとだけ幸せでした、って話でした。

 

また自立に向けて歩みだすよ。

じゃ、今回はこの辺で。

 

 

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