三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

風呂嫌いの「汚とこの娘」

最後の審判

 

雑談

明日の13時に全てが決まる。卒業論文の面接諮問があるのだ。「君の書いた論文(笑)とは、果たして整合性がとれているのかね?」というのを追求される30分間だ。

 

大のコーヒー好きだった大学生時代のアタイ。まぁ卒論もコーヒーの流通に関してとか、そういう類で「こんな感じでいっか」みたいな気持ちでサラリと終わるんだと思っていた。

 

ところが、大学2年の春休みに友人とサシでスノボーに行った後、公衆浴場に入って気づいちまった。「風呂の中の広告ってケロリンだけじゃね?」と。

 

そんな話を、コロナ前の教授の研究室にて、今後どういう論文を書くかの打ち合わせで大して深いことも考えずに報告してみた。鼻で笑われて終わり、また卒論のテーマを練り直すんだろうな。そんな予感がしていた。

 

ところが、「目の付けどころが面白いね!」と称賛され、コーヒー関連の論文を書こうと思っていたアタイには、黄色い桶よりもインパクトのあるテーマが提案出来ず、こうして大の風呂嫌いは風呂の研究に打ち込むことになった。

 

今でこそ、たまに女装をした「アタイ」をSNSで披露することがあるが、基本的に風呂に入るのは嫌いだ。女装をするからには、やはり清潔感は欠かせない。当然風呂に入らない日など在ってはならない。徹底的に美のイデアを追求するには、入浴は不可欠なのだ。

 

流石にヴァイトの出勤前には風呂に入るが、翌日に絶対外出しないと予め分かっていればアタイは99%風呂に入らない。

 

皮膚に蓄積された老廃物が2,3日程度溜まったところで何か問題があるのか。流石に1ヶ月も風呂に入らなければ、汚れを落とすのにしばらく時間がかかるだろうが、毎日風呂に入ろうが2日に一回程度だろうが、一回の入浴時間に大差はない。

 

要するに「無駄」なんだ。誰かに会わなければ風呂に入る必要がないと本気で思っている。よっぽど、草野球でスライディングをしまくって体中が泥だらけ みたな状況でなければ、激しく汗をかいて全身がベタつくようなことにでもならなければ、風呂に入らなくてもいいじゃないか。

 

そんなわけで、風呂の中に広告があるのか?というテーマの卒業論文の研究は難航した。

だって、風呂に入らねーんだもん、分かるわけねーじゃん。

 

 

厳密には卒論のタイトルは『浴室内における広告展開の現状と課題』というもので、風呂、銭湯、温泉、共同浴場にはどんな広告があるのか、売上は立つのか、何故浴室には広告が掲載されにくいのか、過去の浴室における広告とマーケティング戦略の特徴、広告が普及しない理由には、「ディスプレイの限界」という概念を用い、実際に売上が立つのかは「広告段階選別式購買決定理論」という独自の理論を生み出して説明している。

 

ここまで浴室を研究した先行事例みたいなものは皆無に近く、なんとか締め切りに間に合わせて提出したにも関わらず、それでも風呂が嫌いなことに変わりはない。

 

ただ、研究を通じて無駄に入浴の効果的な方法や温泉の知識、銭湯の販売戦略、江戸の暮らしぶりには詳しくなった。それでも風呂が嫌いなことに変わりはない。

 

まず風呂に入るために服を脱ぐのが面倒くさい。

脱いだあと、体を洗うのが面倒くさい。

その後浴槽まで清掃しなければならないのが意味が分からない。

15分以上湯船に浸かっていると冷めてきて風呂から出づらくなるのが嫌い。

上がった後、体を拭いている最中にみるみる外気で体温が奪われていくのが嫌い。

銭湯で女湯にまで聞こえるくらいの音で洗い場で痰を吐くジジイが嫌い。

そこで歯を磨くことに何の意味があるんだ、家でやれよ、って言いたくなる。風呂で歯を磨く奴ってなんなの??

かけ湯をして体を洗ってから湯船に浸かることすら知らずに、いきなり湯に浸かる馬鹿がわんさかいる。昔は銭湯警察みたいなジジイもいたんだけどな。入浴マナーを指導するジジイ。

ああいうのは居なくなったな。死んだのかな。うぜぇけど、ある意味大事だったんだよ。

酒飲んで温泉に入る奴が嫌い。

入浴中に「おしっこ」とか言い出すガキが嫌い。先に用を足しておけ。

 

風呂上がりに化粧水と乳液をつけるのがだるい。高校生の頃から続けている習慣だが、面倒なもんは面倒なんだ。ただ、年齢よりかは若く見られるメリットがある。

 

あとサウナにテレビを設置するのやめろ。自分と向き合えなくなる。

 

 

そんなわけで、風呂に関してはかなりワガママなのだ。旅館の内風呂(各部屋についているプライベートの源泉かけ流しバスタブ)くらいしか、最早何の文句も無く入れるものがないのだ。

 

アパートの風呂はキレイだし、日本で一番自由にカスタマイズ出来るプライベートな風呂と言ってもいいくらいだが、たかだか長くても20分しか入らないのにそこまで本気で取り組む必要があるのかは疑問だ。あと銭湯や温泉と違って湯船はすぐに冷めるし、独りのために湯を沸かすのが宜しくない。

 

まぁ本音を言えば冷めない風呂で2時間くらい防水のタブレットを持ち込んで本でも読めれば、それが一番理想の入浴なのかもしれない。たかが風呂だが、こだわり始めると石鹸から入浴剤、果てはシャワーヘッドまでとキリがないので、結局アパートでは普段シャワーを浴びる程度に留めている。

 

どうしても湯船に浸かりたい時だけ、銭湯に行く。夜も遅くなると混雑する上に垢が浮くので、なるべく開湯から1時間後までには入りたい。実際そうしている。

 

普段何か考え事をしているアタイが、唯一自分の頭を空っぽに出来るのが風呂に入っている時なのだが、メリットとして頭をリセット出来るのに対して、デメリットに考えていたことを忘れるのと、余計な知識を頭に入れたくない状態がしばらく続くところがある。

 

そう、風呂に入っている時は何も考えたくないのに、卒論のために頭を使わなければいけない。これが2年間毎日続いていた。開放感のある銭湯に行っても、広告はどこにあるか、掲載するならばどこが最適か、フロントでは何を売っていたか、そんな事ばかり考える。

 

だが、それがようやく終わった。やっと、何も考えずに風呂に入れるようになった。もっと言えば、風呂がどうでもよくなり、余計に入らなくなった。

よくもまぁ興味のないテーマでここまで考察が出来たもんだと、自分でも不思議で仕方がない。何か社会の役に立つとか、世界を変えるような論文でないことも分かっているが、果たして明日教授とのビデオ通話で何を言われるのだろうか。「思ったことを話せばいい」とは言っていたが、本音で言えば「風呂は嫌いです。」に尽きる。

 

コロナ禍で2年以上大学に行っていないからなのか、明日が大学最後の学修だと言うのに、その集大成が風呂なのか。

 

果たして面接が終わった後、自分は今後何を学修していくのか。それすらも決まらないまま、間もなく大学が終わろうとしている。

 

 

ってなわけで

 

アクティブログ(活動記録)

基本的に毎日ブログは更新しようと思っているのよ。ええ、思っているだけです。さーせん。

どうも休日しか更新できないのね。まとまった時間が無いと嫌!というか。

 

そうすると更新ペースは週に3本ってところかしら。多いのかどうか。よくブログは量よりも質とか耳にするじゃない?アタイのブログって何気に2300記事以上あるんだけれど、其の中でも多く読まれている記事というのは、20本も無いのよね。

余談で書いておくと、一番読まれた回は、映画鬼滅の刃無限列車編を見終えた後にラーメン食って脱糞した話かしら。あれももう一昨年になるのかーって感じよ。

 

というか、それ以降ヒットした記事があまり無くてな。このブログ一見ふざけているように見えるけれど、割と真剣に書いているのよ。

 

 

 

 

さて、今月の給料が想像よりも多く貰えました。25日は給料日でしたからね。そこら辺の保育士と同じくらいの月給にはなったよ。今月だけね。

 

それで調子に乗って、前から欲しくて買おうか検討していた机を購入したわけ。

アタイの部屋は物件情報だと6畳一間になっている。そこに99×50×70cmの机を導入したらどうなるか。

まぁ、部屋の1/4くらいが机で埋まるわけですよ。布団敷いたらもう後は何も置けない状態になった。だが、それが良い。

 

今まで愛用していたのはスタンディングデスクで、それを最も高さを低くすることでなんとかやっていたんだな。この時のデスクの高さは75cm。

椅子に座って作業をすると、どうしても肩が上がってしまって辛かったのだよ。今までは辛くなってきたらパソコンを膝に置いてみたり、床で正座したりと場所を変えてやってきたのだけれど、限界が来たわ。「机を買え」本能がそう命令していた。

 

たった5cm高さが変わるだけで、世界も変わるもんですよ。軽視していたね、机の高さというものを。おお、長時間座って作業をしていても疲れない。素晴らしい!

前よりも机が広くなった。おお、タブレットを開きながらパソコンが出来る。素晴らしい!

 

と来た。

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なんか会議室にあるような安っぽい机でも、案外充分なのよ。高さだけが問題だったようね。

 

こうして今はスタンディングデスクと、机を交互に移動しながら作業をしているわ。何も気分を変えてカフェまで行かなくても、90度体の向きを変えるだけで能率がアップするんだから最強よ。そうやってアタイはより一層出かけなくなるんでしょうね。引きこもり最高!٩( ᐛ )و

 

この机が届いたのが昨日で、今日は休みなのもあり配線を整備し直したり、全面的に掃除もしたわ。

 

そうしてこれがパーフェクトなデスク環境となった。

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生産性が低い??ここから巻き返すんじゃ!

 

部屋もトイレも完璧に掃除し、夕方から銭湯に行ってきた。前に書いた鶯谷の萩の湯以来かしら。

 

空いていたけれど、なんせこの銭湯20回以上行っているからね。流石に飽きてきたのかしら。いつもならば3時間くらいいるのに、今回は2時間で上がってきた。

 

広い湯船でゆったり出来たのは兎も角、デブが水風呂に飛び込むのを見てキレそうになったよ。だからデブって嫌いなんだ。

体積がでけぇから、水風呂から水が溢れ出して結果として水量が減るんだよ。しかもなんかぬるいし。だからデブって嫌いなんだ。

 

下町だからなのか、たまに力士みたいな人も来るんだよね。ゆっくりと湯船に入ってくるのはいいけれど、結局体積は変わらないから肩まで浸かるとお湯が浴槽から溢れ出すんだよね。なんか配慮しているのか知らんが、ナイアガラの滝のように溢れ出すお湯を見ると壮大さよりも嫌悪感の方が上回ってくる。せっかくの水量と熱量を無駄にしやがって、と。

 

男湯で巨乳が見られるお得感みたいなものよりも、溢れ出たお湯の損失の方がデカイ。このスケールの人間が各種浴槽を巡回すると、溢れ出たお湯の量は彼の体積×浴槽数になるので、幾ら480円で営業している銭湯でも経費泣かせだよ。罰金とっていいレベルだぜ。

 

なんでアタイがイラつくかって、体積優位の男性(デブのこと)が入った後の浴槽って変に湯温がきもちわりぃし、湯量が減って肩まで浸かれなくなるからだよ。ホントにさぁ。

 

 

 

銭湯から帰ってきて、ダラダラブログを書いているところ。

google meetの入室用パスワードがそろそろ送られてくる頃なのに、まだ来ない。これで明日の昼になっても不明だったら自動的に留年になるのだろうか。

実を言うと論文が完成してから、まだ一度も読み返していないんだよね。もう卒業出来ればいいや、って感じでさ。

 

卒業式とかどうなるんだろう?

理事長解任されたし、コロナも感染者数はすごいし、アタイは進路決めていないしで色々大変よね。

 

じゃ、今回はこの辺で。

考えてみれば今月のwifiの回線残量があと6GBなんだが、面接分の容量は残されているのだろうか。ちょっと不安になってきたぞ。。。

 

 

読んで頂きありがとうございました。結果乞うご期待。

 

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