三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

起業して5分後に100円拾った話

パーフェクトな一日でした。

 

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アクティブログ(活動記録)

いつもならば、長々と雑談から入るけれど今回は「長すぎる一日の活動」を全力で綴りたいと思うわ。全部事実でお送りするわよ!٩( ᐛ )و

 

5時起床。

まだ日も昇らない時間。部屋から見える遠くのスカイツリーを眺めながら一服キメるアタイ。今日からアタイも個人事業主か・・・。そんな気持ちで夜明けを迎えた。

 

この日、3月14日は暦で言うと、とても縁起の良い日らしいのよ。それだけの理由で開業日に選んだんだけれどさ。あと314ってほら、円周率と似ているから何か意識高いじゃないですか。こじつけですが。

やることは予め決めていて、朝から靴とワイシャツを買う(卒業式のため)のと、開業届を役所に提出、この際全てをキレイにしようと言う気持ちと勢いで、美容院と銭湯にも行くことに。

 

 

 

 

順を追って書いていくわ。

5時に起きたのは良いのよ。ところが靴屋がオープンするのは11時から。6時間も暇だったわけ。ブログ書こうにも朝っぱらからネタが無いし・・・と判断して、自宅でじっとすることの出来ないアタイは8時台に出発したのさ。

 

月曜8時の東京駅方面に向かう山手線外回りの車内は大変込み合っている。普段、アタイは昼過ぎから出勤をするので、同じ電車でも時間帯によってこんなに混雑するのかとある意味新鮮な気持ちで満員電車を楽しんでいたわ。

それでも仕事初めの月曜、休み明けのそれも朝という本来ならば一番パフォーマンスが発揮できそうな時刻でも、乗客は誰一人幸せそうには見えず、少なくとも金曜まであと5日間も仕事をする様なバイタリティがある風には見えなかったわ。にも関わらず皆遅刻もせずに出勤するなんて異常だよ。

 

朝の日差しを浴びること、そして近頃運動不足なのもあり、また電車賃を節約する目的で東京駅よりも手前の秋葉原で降りたアタイ。

 

すっかりこの街もオタクが排除されてビジネス街みたいなつまらん街になっちまったなぁと思いながら、国道4号線を歩いていく。

 

丸の内に出るはずが常盤橋に向かってしまい、少し遠回りになったものの、時間としては9時前に丸善という大型書店のあるビル、OAZOに到着したわ。

 

最新のトレンドは書店で見つける。そう豪語するアタイは、医学書から漫画まで全コーナーを見て回ったわ。朝イチの書店は人が居なく広々としていて、自分だけのために本が陳列されているようで気持ちがよかった。

 

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ちなみに今回は「どんなものが今流行っているのか」を見に来ただけなので、何も買っていないのよ。

 

それで階を降りて小説や文学のコーナーまで来ると、カメラなどの機材を持ってインタビューしている場面に遭遇。

風格のあるおっさんだな。誰だろう?と思って様子を伺っていると、伊集院静さんだった。

 

写真を勝手に取るのも失礼だから辞めておいたが、今日から物書き(開業届には「職業:ライター」としている)として正式に動き始めるアタイは、初っ端からラスボスに遭遇した気分になった。

いや、直接話とかしていないけれど、なんだろうな・・・この人と会話してもらえる様な人になりたいなぁと感じたのよ。それ相応の実力というのかな、身につけたいよね。

 

 

 

一円も使わずに丸善を出て、光る一冊が無かったことに対して自分の感受性の低さを再認識し、東京駅の隣にある「KITTE」という商業施設(元は郵便局の原点みたいなところなのかなぁ?こんなに郵便局って荘厳だったか?と思わせる迫力がある)でお金をおろす。

そのついでに前のヴァイト先の知り合いが働いているお店でホワイトデー用のお菓子を買い、喫煙所に向かう。

案外丸の内は喫煙所が少ないのよね。

 

喫煙所で時間調整をして、丸の内仲通りにあるallbirdsへ。

1月に靴を買って以来、二度目の入店ですわ。今のヴァイトでも使えて、尚且つ卒業式にも履いていけるようなものを選びました。さようなら、2年間よく働いたよアタイの前の靴・・・。

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その場で古い靴を処分してもらい、新たな気持で銀座へと歩いて向かったわ。軽い、履きやすい、足が痛くならないと良いこと尽くし。お値段は結構しますけどね。

 

 

銀座には久しぶりに来たわ。お高い洋菓子のお店がたくさんあって、「今日くらいいいかな」と、つい財布のひもが緩みそうになりかけながらも、ユニクロに到着。ここにはカフェもあり、お花まで売っているのがすごい!

 

買うものは最初から決まっていて、白のワイシャツだけ。まぁついでだったので、下着も買ったわ。これで最高の卒業式が迎えられそう。

 

 

 

12時を周り、日中で一番暑い時間帯に。

有楽町駅から山手線に乗り、税務署に一番近い駅で降りたわ。

 

税務署に着くと、ものすごい行列。3月15日が確定申告の最終日前日だったのもあるかしら。すんげぇの。めっちゃ並んでいる。そんで、1人も案内している人がいないの。見た感じだと、確定申告が何なのか訳も分からず来ているような人が結構いたわね。今からまとめるのは遅いわよ。。。

そういうのに限って、何かイライラしていてあたりが強いのよね。

 

結局案内してくれる人がいなかったから、上の階の別の部署に相談してみたら、恐ろしいくらい静かで平和な空間が待っていたわ。

 

いや、1人ぐらい下の階に降りて誰か案内してやれよ。素直にそう思ったわね。

申告の窓口は行列が出来ていて、混乱していて大変そうなのに。。。

 

で、暇そうな人を見つけて開業届をどこに提出するのか訊いてみたら、申告窓口の隣だったのよ。いや、紛らわしくて分かるかよ。

 

行列を押しのけて、待たずスムーズに窓口へ。なんか横入りしたみたいで気分が悪いが、あいにく確定申告なんか1月中に電子申告で済ましていて、とっくに還付金まで貰っているアタイからしてみたら「まだ確定申告で消耗してるの?」って感じだったわ。

 

入念に書籍で調べ上げ、一切ミスなくキレイな字で書いた書類は何の指摘もなく、あっけなく受理されたの。

へぇ、個人事業主ってこんな簡単になれるんだ。っていう冴えない経験を得られたわ。

まぁ受け入れはスムーズで、あとからあの手この手で税金や手間をかけさせるための間口なんでしょうね。

 

控えを貰い、開業記念だ!つって、税務署の前で自撮りをしてみたものの、見事に目が死んでいたのでここでは添付を省略します。

 

 

 

次は美容院へと向かって歩いていく。開業からものの5分で、道に100円玉が落ちているのを拾いました。果たしてこれを所得としてもいいのだろうか。でもなんだか儲かった気分ですよ。

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申告の列に並んで書類を提出するから相当時間がかかるもんだとか勝手に思っていたけれど、本当にあっさりと終わったので美容院には早く着きすぎた。ここでも時間調整のために最寄りのドトールで時間を潰すことに。

 

一杯224円だったかのアイスコーヒーを飲みながら一服。そういやドトールのアイスコーヒーってこんな味だったよな。と思い出したわ。

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アイスコーヒーはやっぱりドトール一択ですね。流石に豆を買って自宅で飲むほどではないけれど、コンビニのドリップを飲むくらいならばドトール行きます。昔ヴァイトしていた頃は1日3杯くらい飲んでいたなぁ。不思議と力が湧くんですよ。丸一日フルで働ける。そのあとめっちゃ疲れる上に寝られなくなるけど。

 

美容院で髪を切り、自分では可愛くなれたと勝手に思っている。起床して鏡を見たらチー牛そのものだったのは、気の所為だと思いたいわね。入念に髪を洗ってもらうようにお願いし、靴と髪型もリフレッシュしたアタイは、「ここまで来たらもっとキレイになってやろうじゃないの!」と意気込み、銭湯へ。

 

 

 

銭湯に向かう途中、用事として都税事務所(税務署とは違うのが紛らわしいわ)で開業の届けを提出。本を読んだら別に出さなくてもいいものらしいんだけれど、いずれにせよ、ここだと開業に関して分からないこととか結構丁寧に教えてくれるし案内のパンフレットも充実していたので来てよかった。それにしても皆暇そうだったわ。

 

 

 

銭湯へ。髪を切った後に風呂に入ると湯が汚れるのは重々承知していたので、自宅から持ち込んだ使い切りのシャンプーで3回も洗ってから風呂に入った。アタイはオネエ言葉でここでは話しているけれど、ちゃんと男湯に入るからね。誤解なきよう。

 

そんで、丁重に髪を流した上で湯船に入ると、今日に限ってなのか、やたらと湯船に陰毛が浮いていた。いや、アタイのじゃねーぞ。開湯からまだ2時間しか経っていない平日なのに何でこんなに汚えんだろう?と不思議で仕方がなかった。

 

結構伝統のある銭湯なので、マナーの悪い客はほとんどいないのだけれど、それでもたまに体を洗わずにいきなり湯船に入る50代くらいの奴がちらほらいるのよね。

 

これで「今日はアタイもうこれ以上キレイにならないわ!」ってくらいにサッパリして、湯上がりに番頭新作のレモンスカッシュを堪能しました。んー、すっぺぇ!!でも全身にビタミンが巡る感覚がすごい!

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引っ越し祝いとか、年越しとか、何かと祝い事には蕎麦を食べる風習みたいなものがあるじゃないですか。17時を過ぎた頃だし、お腹も空いたなぁってことで「一由」という立ち食いそば屋に来てみました。

 

学食かよ?!ってくらいに値段も安くて、ボリュームも満点。蕎麦大盛りに名物らしいジャンボゲソ天を注文して、お値段450円。何気に24時間営業らしく、深夜に小腹が空いたらここまで食べに行ってもいいなと感じてしまいました。

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最後に近所のスーパーで翌日の朝食を購入し、帰宅。

 

 

 

酒を飲みながら一日を振り返り、なんて幸せなんだと実感する。開業というのは想像以上にあっさりとしていて、未だに「アタイなんか変わったのか?」って気分だけれど、ちょっとだけ大人になれたように思えます。

 

それで「今日から帳簿をつけなければ!」と思い立ち、弥生会計のソフトが一年間フリーのキャンペーンをしていたから登録するじゃない。

 

まぁ完全にお酒を飲みながらやっていたのが悪いんだけれどさ。

 

 

 

 

・・・パスワードが思い出せねぇの。

 

この日、色々と買い物をしたけれど、一切経費にするものは実はなくて、まぁ収入としては道で100円玉を拾ったくらい。事業的な意味での取引は一切無いのは分かっているし、今日は朝5時から活動していて疲れたから寝るわ、って潔く寝たんだよね。

 

開業初日からこんな感じで大丈夫なのかよって不安になってくるじゃない。つーか青色申告の65万控除とか言うけれど、年間65万も稼げなかったら逆にどうなるか、そういうのを調べても良くわからないんですよね。

 

ハッキリ言ってしまえば書籍代を全て経費に回すっていうそれが一番の動機でしてさ。それでもアタイは頑張って税金を納めるよ。

 

なんか仕事が増えただけなんじゃないか?って気がしなくもないけれど、やりたいこと、やるべきこと、曲がりなりにも進路が出来たことで頑張っていこうと決意したよ。

 

じゃ、今回はこの辺で。幸せな一日だったが、これからはもっと充実した日々にしたいわね。

 

読んで頂き有難うございました。

 

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