三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

書を捨てて街へ出たいけれど金がない。

他に興味のあることがないんだもん。

雑談

何か好きなことを3つ、かけ合わせれば希少な人材になれるとか。一つの物事に対してそれなりに習得するには10万時間が必要だとか。ある特定のことに対して興味を持つのは10,000人、始めるのは100人、そして継続するのは10人  そんな話を耳にしたことがある。

 

じゃあ自分なりに好きなことは、それも1万時間もかけられることって何よ?と、卒業式が終わってからずっと考えていた。ブログとコーヒーと・・・もう一つがどうも出てこない。

 

卒論の執筆に当たって、どうしても銭湯のことばかり考えていたのもあり、週1で向かいはするものの、別にこれは一種の娯楽の様なものだ。研究こそしたが、それを職業にしたりライフワークにするつもりもない。

 

得意なこと、興味のあること。色々書き出してみて、一つだけしっくり来たものがある。

「貧困生活」だった。如何に金を使わないか。月収10万でそれなりに有意義に暮らすにはどうすればいいか。楽しいのかどうか微妙なところだが、まぁ10万あれば生きていける、という事実が一つのネタにはなり得るな、とは思えてきた。

 

 

 

東京の下町で、ひたすら図書館と銭湯を往復するだけの人生。電車を使えばどこにでも行ける利便性があるにも関わらず、下町に根付く地元住民化してきている。

せっかく障害者手帳があるのだから、美術館や博物館に行ってきたらどうなんだ。

少し歩けば上野動物園だってあるぞ。

 

そう思って展覧会の情報を検索してみても、何か心が引き寄せられる決定打に欠けるものばかり。

適度に病んでいるせいで、何も面白くないのか。それともただ単純に冷めていて捻くれているだけなのか。

 

ネットサーフィンでいろんなものを見られる有り難い時代に、敢えてセレンディピティを期待して図書館の書棚を全て見て回る。何かやりたいことは見つからないのだろうかと。

俳句はジジくさい、文学なんてつまらない、外国語なんて日常会話ならばある程度出来る、スポーツを始めるには金がかかるし、漫画を読もうにも途中で巻が抜けていてテンポが狂う・・・

 

世の中に「完全に自分のために向けて書かれた本は存在しない」と、独学大全に書いてあった記憶がある。なんにせよ時間だけは膨大にあるので、ティーンズのコーナーから医学書まで全て周るのだが、パラパラと目を通した芦田愛菜の著書『私の本棚』(だったか?)に、「読むべき本は背表紙が光ってみえる」みたいなことが書いてあった。

 

Kindleも含めれば毎月10冊は読むアタイ。過去に買ってきた書籍の数は300を超える。そうした経験を踏まえて、総合図書館に行ってみる。自分にも「読むべき本が光って見える」能力があるのではないか、と期待して。

 

ウチの自治体ではマックスで20冊借りられるらしい。ところが借りてきた本はたったの4冊だった。それも仕事のノウハウ系の本ばかりで、これと言って「新しく趣味などを楽しく始める入門書」は含まれていない。

 

多分何事も始めてみれば楽しいのだろう。しかしながら、自分としては最初の動き出すきっかけが微塵もない。悲しいな、チャレンジ精神までもが枯渇しているのか。

 

図書館の大きな窓から見えるスカイツリーを見て、あれを見ていつか登ってみたいなと常々思いながら、時ばかりが過ぎていく。1人で行くのはちょっとな、入場料に1000円も払うのはどうなのかな、その後近所の銭湯に行きたいけれど何か面倒だな、と言った具合だ。

 

 

当初、アタイに用意された三連休では、散歩がてら「塩とタバコの博物館」に行ってみるつもりだった。残念ながらこの3日間は天気に恵まれず、結局他に行くところも思いつかないのと、貸し出しの期限が来たのもあって、2日連続で図書館にこもる事になる。

 

何か人生を変える一冊の光る書物、、、そういうものに出会いたいのだが、自分のアンテナの感度が低いのだろうか。このブログを書いたあとも微かな希望をかけて図書館を一巡して、一度帰宅してから銭湯へと向かう。

 

 

 

 

 

 

ってなわけで

 

アクティブログ(活動記録)

自宅から徒歩10分のところにキレイだけれど蔵書数の少ない町の図書館が。

約30分以上歩いたところに、区の総合図書館があるのよ。

 

で、機能は総合図書館に行ってきたわけね。自分好みの書籍が充実しているのは言うまでもなく、カフェが併設されていて本を読みながらコーヒーを飲めるのが強い!

 

たまたま楽天のポイントが3000近くあったので、2時間ほどかけて借りていた本を一気読みしてから休憩がてらコーヒーを飲んだのよ。一杯300円のコーヒー。なんでこんなに不味く出来るの?ってくらいに不味くて、それでも図書館と併設されているだけあって、店内は満席に近かったのさ。

 

優雅な空間とコーヒーの美味さってあまり相関無いなぁと感じつつ、とりあえず館内を巡回。うーん、ほとんど興味のある本がねぇぞ!

 

スカイツリーの見えるソファ席で、明日(ブログを書いている今日)返却期限の『もうすぐ絶滅するという紙の書籍について』という、ウンベルト・エーコの本(多分500ページくらいある)を読んでいたけれど、閉館時間までに読み終わらないと判断して帰宅したわ。

 

せっかく作業が出来るようにとパソコンまで持ってきたのに、結局一度も開かず。わざわざ重たいものを自宅から30分かけて持ち歩くアタイってなんなんだろう?って感じだよ。地味に起きたら背中痛いし。

 

 

今日は昼に起きて、コンビニで買ったカレーパンを食べてから近所の方の図書館へ。やっぱり平日の昼過ぎは空いていていいな、と思う。というかこんなに立派な設備があるのに、ほとんど利用者がいないのを考慮すると、税金の無駄とかいう以前に公共施設を活用しなさすぎじゃね?と思ってしまう。

 

自分の生涯賃金で買いきれないほどの書籍があり、数万冊単位でそれらが格納されていて、しかもタダで読める。コロナ禍じゃなくても静粛にするのが前提で基本静かな上に、電源付きの席がたくさんあるし、Wi-Fiもつながるという文句のない環境。

 

青木まりこ現象」のお陰で便秘も改善出来るし、ほんと文句ない。税金で運営しているんだから、むしろ活用しない方が損だとすら感じるし、本当ならば「払った分の税金を取り返そうと館内はごった返していてもいい」とさえ思うが、なにか間違っているかしら。

 

開業してからのスローガンがネットと図書館、Kindleで成り上がる なんだけれど、情報の取得としては正直無敵に近い。もっと上手く活用出来たらいいなぁと考えつつ、とりあえずエーコの本も読み終わったので、今日はこの辺で終わろう。

 

スーパーで食材を買ったら銭湯へ向かいまーす٩( ᐛ )و

 

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