三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

チップを渡せるくらいの器量を持ち合わせておきたい

爽やかな目覚めだ。

 

雑談

起きたのは6:30

アラームではなく、自然な目覚めだった。弟と名乗る、けれど知らない人間を相手にする変な夢をみた。しかも目覚めれば天候は雨。心做しかコーヒーも湿気を含んでいてマズイ。

 

さて、今日から怒涛の6連勤が始まる。常人と同等の労働日数をこなす一週間がやってきた。ブログも来週くらいまで更新できないだろうなぁと考えていたが、週の初日から無駄に早く起きてしまったので、こうしてブログを書いている。週末には一体どうなっているやら。

 

今回のテーマは、これだ。

「日本ではチップを受け取る機会が無さ過ぎる」

 

ちょっとでも外国へと旅行をした経験がある人ならば、レストランで食事をした際に、或いは滞在しているホテルの部屋を開けている間にコインを数枚置いておいたりするだろう。あれだ。

 

サービス労働とチップは切り離せない存在だと思うのだが、日本では見たことがない。

別に今の労働環境には然程不満があるわけではないが、他の接客業を見ているとアタイよりも時給が少ないのに一生懸命働いていて、笑顔で、クオリティの高いサービスを提供している場面は良く見かけるものの、恐らく彼らの収入は時給分しか貰っていないだろう。

 

メインの活動拠点が丸の内・大手町なのもあって、そりゃあ中には一泊するだけで10万もするようなホテルもあったりする。アタイが宿泊することは一生ないかもしれないが、流石にこのくらいの価格のホテルだとエントランス付近の駐車場にはランボルギーニフェラーリ、ベンツといった高級車を所有する人たちが泊まりに来ている。

 

エントランス前にフェラーリを停めると、映画ジョン・ウィックのホテルマンみたいにビシッとキメたドアマンがお出迎えをする。英語も日本語も流暢で、誘導の仕方もプロ以上にプロだ。

 

しかし相手が大金持ちだろうと、スタッフがどれだけ丁寧だろうと、チップの授受はこういうステータスの場でも見たことがない。

 

そもそも現在では誰もがスマホを持っていて、キャッシュレス決済が多く導入されているのが当然みたいになってきているので、現金どころか小銭を持ち歩く人も減っているのだろう。ますます日本でチップを受け取れる確率は低下する。

 

なにかの本で「中国ではホームレスがQRコードの看板を掲げて募金を集めている」なんて話を読んだが、ここ15年近く日本から出ていないアタイには、今の世界でのチップの受け渡しがどのように変化したのかは想像もつかない。

 

 

 

初回特典で2,500円オフのキャンペーンをやっていたウーバーイーツを試しに利用してみたことがある。ウーバーでスタバのコーヒー豆を購入した話を以前したが、あの時受け取り後に「チップを渡しましょう!」みたいな案内がアプリに表示されていたのは覚えている。ぶっちゃけて言えば、自分で歩いて買いに行った方が遥かに早いし、天候もその日は晴れだったので、チップは渡さなかった。

 

この時は、要するに「わざわざ歩いて買いに行かなくてもキャンペーン効果もあって数百円程度でコーヒー豆が2袋手に入るんだから、利用してみるか」という気持ちで注文した程度に過ぎない。つまり普通に店に豆を買いに行くよりも、配達してもらった方が破格で安いからそうしたわけである。

 

そもそもチップを渡さない理由はなんだろうか、と自分なりに考えてみた。

自分では出来ないことをやってくれた時の感謝を金額で示す行為なのかなぁと。

そう考えると、「こんなの俺でも出来るよ」と判断出来る労働に対してはチップを渡さなくてもよくね?となる。

 

「お、今の気が利くなぁ」「そんな配慮まで・・・感動した!!」そう感じれば幾ら貧乏のアタイでも財布に小銭があれば50円くらいまでならば渡すと思う。

 

ウエイターという職業は1ヶ月だけルノアールでヴァイトしていた時に経験したが(薬の副作用で手が震えて仕事にならないので即辞めた)お客にコーヒーを提供しても、それが当然のように捉えられて終わる。逆にアタイが客ならば「ありがとうございます」くらいは言うが、チップは日本では渡したことがない。

 

他の飲食のバイトはドトールと、あとは駅ナカのパン屋で、セルフサービスのところだったから、レジで「釣りはいらねぇ」と言われたことはあっても、チップを受け取ったことはなかったし、セルフの癖に客席までドリンクを提供しに行くという訳のわからない場面は結構あった。

 

まぁ腑に落ちないのが、アタイがこれだけ丁寧に従事しているのにお前は目線もこちらに送らずスマホの画面では何かのクソゲーに課金しているところだった。

 

これからのサービス労働のやりがいは、如何にしてチップを貰うか。ではないかなぁと思っている。異論は認める。確かに誰でも出来るような仕事、いわゆるマックジョブというものではある接客業だが、一つの店だけ見てもマニュアルがあるにも関わらず接客の上手い下手があり、頑張っている人もそうでない人でも給料が同じわけだ。

 

都内だけ見てもアタイが住む下町の区と、出勤する千代田区、ステータスの高そうな港区ではヴァイトの時給に50〜200円くらい違いが生じる。

その上、港区や千代田区はまだ客層が落ち着いていて無感情な客が多い傾向にあるのに対して、そういう華やかなエリアを出て住宅街などの店舗に行くと途端に客層は悪くなるし、賃金も下がる。

 

だからいつまで経っても近所のスーパーでは時給1050円で求人を募集しているし、大都会では業務が特にクレームをつけられなくても、感情の無いロボットみたいなつまらない客を相手に商品と金銭の交換をする作業になってしまう。

 

例えば今やっているレジ打ちのヴァイトだって、裏では誰が幾ら客単価をとったか、クーポン券を何枚使ってもらったか、みたいなどうでも良い競争が店員同士で繰り広げられている。

その辺の努力は運要素もあって無駄だと思っているので、アタイは確実に親しくしている常連のお客から点数を稼ぎ、どうでも良さそうな相手には無難に会計を処理して終わらせる。

まぁ会社側からすれば「突出したところのない普通の奴」という判断がデータを通じてアタイを証明するわけだ。

 

だから同じ店なのに、スタッフによって「要らん点数稼ぎ」の数値もバラツキがある上に、幾ら頑張ったところで稼ぎは変わらない。

 

何度でも言うが、仕事に不満があるわけではない。

ただ、やりがいを「ありがとう」の一言だけに求めるのはレベルが低すぎやしないか、逆に「ありがとう」を言う側としては単純にa ri ga to uと口に出すだけではなく、目に見えたり形や記憶に残る感謝をする必要があるのではないだろうか、とちょっと思ったわけですよ。

 

こんな今どき接客業で「お客様に感謝されて、また来たいと思って貰えるような接客を意識し、売上にも貢献するよう努めます!!!」みたいな野心に溢れるアルバイトなんて探すのは不可能に近いだろう。

 

せいぜい楽しそうに働けているスタッフは心に余裕があるか、職場の環境が良いだけで、現実としては毎日を「如何にクレームをつけられずに無難に終わらせるか」に悩まされているのが大半だと思う。

 

レジ袋で2円とられるかどうかだけで、揉めるような社会だから到底チップなんて貰えるような日は一向に来る予感がしないが。

 

 

 

 

ってなわけで

 

アクティブログ(活動記録)

前回のブログは珍しく多くの読者様に読んで頂いた。アタイそんなに良いこと言ったかしら?と、自分でも理由は分からないけれど、恐らく「今週のお題」に挑戦してみた甲斐があったのかしら。

 

先週はなんとか資格試験の願書を提出し、そして4連勤を経て、昨日は休みだったから美容院に行った後酒を買って自宅でダラダラしていたわ。あとは初めて試験の過去問に挑戦してみたところ。皮膚が若干の炎症を起こしているので銭湯には行かなかったわ。すね毛を丸めて遊んでいたのが悪かったみたい。

 

テキストを一周読んだだけでも、4割は得点出来ていることに驚いた。しかし所詮三原よ。ここから合格点を取るのには想像もつかない努力が要求されることを。

テキスト一周、しかも酒飲みながらの回答(自宅での模擬試験だからね)で4割ならば、可能性はあるかなぁ。もうちょっと勉強のペースは上げてもいいと思うわ。

余裕を持って受かりたい。そして出来れば満点をとるつもりでやらないと、多分アタイの場合は落ちる。

受かれば時給が100円くらい上がるのかな。そうすると一ヶ月で1万ちょっとは豊かになれるわね。

 

パソコンのローンの返済と言い、お金に余裕が出てくるとメンタルも安定してくるのが実感出来る。捕らぬ狸の皮算用みたいにならなければいいけど、改めて考えてみるとアタイの場合はお金が沢山あっても安心出来るだけで別に欲しいものや行きたいところみたいなものは特に無いんだよな。

 

せっかくクレジットカードで貯まったマイルで国内のどこかへ行けるというのに、目的地が思いつかなくてさ。スノボーのシーズンでもなければ、どこかの離島に行っても台風が来そうな予感しかしない。日本でまだ行ったことの無い地域は北陸だろうか。メガネを買いに福井県鯖江まで行くのも何か違う気がするし。。。

 

こうして行き先も思いつかないまま、マイルだけが蓄積されていくのよね。そのうち海外を往復出来るくらいにまでなりそうだわ。アメリカに居る叔母に会いに行くのも有りか。

 

冒頭にも書いた通り、今日から6連勤。夕方からの出勤なのにも関わらず、6:30に起きてしまう。まぁ毎朝このくらいの時間に起きられれば、ブログの更新も苦じゃないのにな。

果たして夕方以降、もっと言えば週末まで体力が持つのかしらね。初っ端からこんなに張り切りやがって。

 

じゃ、これを投稿したら風呂入って早めに現場に向かうわ。昼時に親と再び会う予定なのよ。じゃ、今回はこの辺で。٩( ᐛ )و

 

 

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