三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

幸せについて考えていない状態を作れるのが幸せである状態なのだ

戻りたい過去がない。

 

雑談

学生時代よりも、会社員をやっていた頃よりも、遥かに今のほうが幸せだと断言する。

所得こそ少ないものの、なんだかんだ幸福度は高いと感じている。

 

何気に手取りも、その気になれば今までで一番稼ぐことが出来ている。この辺は自分の裁量で決められる。会社員ほどの稼ぎではないが、自分に最適な働き方が実現出来ていることに間違いは無い。

 

自慢っぽい話になってしまうかもしれないが、今の自分がどのくらい満たされているのかを今回確認してみたい。

 

労働環境

基本的に3日休んで4日働くの繰り返し。一日あたりの勤務時間は6時間前後。小売の接客業をやっているのだが、客層も「ギャーギャーうるさいおばさん」などがいなくてストレスは少ない。つまり、それだけクレームを貰う確率も少ない。

 

平日が2日も休みなのは大きい。だって休日に出かけても、どこも混雑していてろくに楽しめないからだ。出勤時間も昼過ぎからなので、午前中を自由に使える。閉店作業まで立ち会い、特に残業もなく普通に終わる。時給は1200円(夜間手当は別に付く)

 

アタイの勤務する店舗は人手が足りるか足りないかのギリギリのところで、他の店はどこも人手不足なので幾らでも休日に働こうと思えば、働ける。やりたくはないが、その気になれば一ヶ月で20万稼ぐことも出来るだろう。

 

レジと品出しだけというヌルゲーをこなすだけなので、とても楽だ。というか、行くのだけがしんどい。

 

応援に行かず、尚且つ祝日と出勤日が重ならない日の一ヶ月の手取りはおおよそ10.5万。アタイはそれで一ヶ月をやりくりしている。

 

生活環境

山手線は北の方の下町に住んでいると書いた。どこの駅なのかは言わないが、特に駅前はパッとしない。ターミナル駅とは少し違う気がするからだ。利用出来る路線が複数あり、片道200円あれば都内の大体思いつくところには行ける。自宅からは徒歩10分くらい。とは言っても、特に興味のあるところや、やりたいことなどが無いために、ほとんど出かけない。

あと何をするにしても金がかかる。

 

専ら移動は福祉パスの駆使に依存している。今の職場にも電車で通勤していることにはなっているが、実際は福祉パスを使っているので、交通費は丸々儲けになっている。じゃないと障害年金の降りないアタイにとっては結構ダメージがデカイのだ。

 

都民障害者の福祉パスならば、とりあえず都営のバスと地下鉄、都電(ちんちん電車)、日暮里舎人ライナーがタダで利用出来るようになる。時間こそかかるが、バスさえ乗り継げば、ほぼどこでもタダで行ける。

 

足は確保出来た。アタイの住まいからだと、池袋や浅草、東京駅に行くには不自由しないようなバスの路線がある。

タイムイズマネー、時間はかかってもタダならばそれが正義だ。

 

加えて近所には新しくてキレイな図書館と公園がある。このお陰でほとんど書籍を新しく買う機会は減った。割と新しい本はKindleで、古い本は図書館と二刀流で読書をしている。これらさえあれば暇で死ぬことはない。

 

現在6月下旬、外は34度だったが図書館はしっかりと冷房が効いていた。雨の日は席が取れるが、平日だろうと地味に席は取りづらいのだけは欠点だな。

 

そして近所に立派な銭湯がある。疲れを癒やすには最適だ。風呂上がりのビールも美味い。しかしながら、マナーの悪いジジイが蔓延っているのは前回も書いた通りで、特に今日みたいな気温だと風呂の温度と外気の温度に大差がないので、風呂に入っていても「ずっと暑いじゃねぇかよ」とツッコミを入れたくなるほどだったので、もう少し涼しくなるまで銭湯には行かないと思う。

 

コンビニは近所にファミマ・セブンがある。個人的にセブンイレブンは嫌いなので、ファミリーマートを良く利用する。スーパーで買えるものは全てスーパーで済ますが、印刷コピーや煙草など、どこで買っても同じ値段のものに対してはここを利用する。レジのスタッフの愛想が良いのが気に入っている。

メルカリの発送も楽。

 

また、生活支援センターも大体徒歩で10分くらいのところにある。別に行っても面白いところではないのだが、自宅でじっとしていられない時には重宝する。自販機も何もないので、自由度はかなり低いが。一応、区の福祉情報なんかはここに来れば全て網羅されているので、たまに行く。

 

もっとも、金銭面以外は特に何も生活的に支援してもらう必要がないところが皮肉が効いている。何か困ったことがあれば相談出来るスタッフがいることが取り柄みたいなところだが、大体の困っていることに関しては、今まで自分で全て解決してきたので、保険的な場所になっている。やたら風通しが良いところがポイントで、利用者が少ないのも特徴。

 

 

行政関連

あらゆる役所がどこも遠いところが欠点である。それこそバスを使えば一瞬だが、歩いていくと30分はかかる。アタイにとっての徒歩30分は近所なので、歩いていく。引っ越し当初は精神科をたらい回しにされたせいで、何度も自立支援の更新のために区役所に通った。

 

税務署も変なところにあり、個人事業主の開業届を出した時も結構歩いた記憶がある。あれから簿記の相談とかをどうすれば良いのか考えていて、いつか税務署に行こうと漠然と考えていたが、未だに行っていない。

 

確定申告はマイナンバーカードとスマホのお陰で、自宅から周到に準備をして2時間弱で終わらせた。障害者控除というものは非常にありがたく、これのお陰で住民税も所得税も非課税の超低所得者扱いになった。無駄な税金を払わずに済んだが、生きる権利みたいなものはあるのだろうかと、ちょっと心配になる。加えて自立支援医療も無料の範囲となった。

 

自宅には、やっとローンを返済したMacBookがあり、ipadがある。主なディスプレイはこのくらいで、テレビは所有していない。だからNHKの料金も集金が来た際に事実を述べたら帰っていった。

アタイの暮らし

専らspotifyで音楽を聴きながら読書をし、珈琲を飲むことだけに幸せを感じており、それ以上の快楽をほとんど必要としていない。珈琲だけは少し高いものを飲むが、あとは食に関して言えばこだわりは特にない。

 

昨今、玉ねぎの価格が高騰したのはダメージがあるが、マヨネーズに関しては一度も買ったことがないくらい不要だし、朝食はヨーグルトとドライレーズンだけで済ますのでパンを買うこともなくなった。昔パン屋でヴァイトしていた頃に一生分食べた気がするので、もう今更パンをお金を払って買おうともあまり思えなくなった。

 

自宅は6畳一間の狭い部屋で、冷暖房も最小限の出力ですぐに部屋は快適になる。キッチンがIHなので珈琲豆の焙煎が出来ないことが最大のネックではあるが、その分ガス代も極端に安い。

電気に関しては夜は読書灯だけで過ごしているのと、他に使う電力は冷蔵庫とケトル、デバイスの充電程度なので今月の電気代は1800円程度で済んだ。今は電力が逼迫していると言うが、これ以上節約の仕様がないのである。

 

出費に関しては家賃が半分を占め、次に食費がかかる。それだけでお金はほとんど残らなくなるが、逆に欲しいものも特に見当たらないので「まぁいいや」と割り切っている。

 

そりゃあ現状の給料に加えて障害年金が貰えたら、もっと余裕のある人生が送れるだろうが現時点でも十分低コスパで幸せな生活を営んでいるので、特に不満はない。

 

税金が免除されても、しっかりと選挙の投票の案内は届くし、本当に飯の心配さえしていればいいのである。

 

ゲームは時間の無駄を根本的に感じており、一切やらないから課金もしない。

 

 

ここまである程度の貧乏障害者としてのメリットを書いてきたが、それなりにデメリットもある。やはり手元にお金が少ないお陰で、心は狭くなるし、行動は自ずと制限されるようになる。

 

大概の連絡の来なくなった元友人とは関係を切っており、そうすることで結婚式や同窓会に呼ばれることもなく、余計な出費は極限にまでカットしている。

 

果たしてこの生き様が楽しいのかと問われると、客観的に見れば自宅で本を読んでいるだけなので、相当つまらないものになるだろう。

 

アタイは特に知り合いの幸福自慢みたいな投稿をSNSで見ることが最高に大嫌いなので、そういうのをミュートした結果、自分なりの幸福みたいなものが見出だせるようになって、かろうじてアイデンティティを保てているのだと思う。

 

別に1本数万円するワインなんか開けなくても、その辺のスーパーで売っている700円台のワインでも酔えるのだから、機能的には大差がないし、それで十分という意識で生きている。ちょっとしたお菓子みたいなものはヴァイト先の社員割引が効くので、それで少しお得に買えるので十分だし。

 

そして向精神薬を10年以上飲み続けたせいなのか、ほとんど性欲が沸かず、飛躍した話だが恋愛感情がほとんど持てなくなっているので、異性とデートをするような余計な出費も抑えられている。恐らく恋愛なんて、全く自分と同じ価値観を持った人が現れない限りはしないだろう。。

 

欲しいものは思いつかないと書いたが、強いて挙げるならば新しいメガネとスマホ、自転車かなぁ。めちゃくちゃすぐに欲しいわけでもないのだが。

 

 

金銭的には貧しいが、退屈しない程度には満たされていて、あまり不幸だとは思っていない。そんな人生だとは言えるだろう。果たしてそれが向精神薬による病状の改善なのかは不明のままだ。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

湯船に入りたい時しか銭湯を利用しないことにした。元々風呂嫌いのアタイだもんよ。況してや気温と湯の温度に大差が無いような今日、2時間も風呂なんか入っていられるかよと。

 

連休中にやることはそれなりにあった。

資格試験の勉強、ブログ、その他コンテンツの準備、などなど。

 

3日間も暇だったくせに、ほとんど何も出来ていない。あまりSNSなども見ないし、誰からも通知が来ないのにどうしてなのか。

 

寝ている時間が長いのか。確かに、今日は11:30に起きた。

もっと根本的に何かが間違っている。やっぱりそうだ、選択肢が多すぎるのだ。

 

昨日はマトリックス リザレクションズをレンタルして、視聴していた。これだけで2時間は吹っ飛ぶ。映画を視つつも、何かやりたいことが頭の中に浮かんでくる。そういや明日は本の返却日だったな、晩飯は何を作ろう、食材は何が残っていたかな・・・と。

 

とてもじゃないが、「今ここ」に集中出来ていない。

 

少し反省して、今日は目標などを改めて見直してみた。毎日つけている記録を見返して、何が無駄なのかを振り返った。今月の目標の欄には「起きている限り働け!!」と書いてあった。

実態はどうだ。何か選択に迷って固まっている時間の多いことこの上なし。

 

どうも直感で決断することが苦手らしい。いつまでも悩む。

 

こんな自分を変える、何か良いヒントはないものだろうかと図書館へ向かった。やっぱり皆考えることは一緒だった。冷房代を節約するために、避暑代わりに来ているんだと。本なんか読まないでスマホをいじる、仮眠をするために来ているようなもんだ。そこをどけ、頼むからその席を譲れと。

 

何かこう・・・刺さるような一冊が見つけられないままとりあえず2冊レンタルして、区内の図書館には蔵書がない瀧本哲史の新書を予約した。それから生活支援センターへ。お前ら働いとるんかい、みたいな奴が二人来ていた。アタイも客観的に見ればそういう類の人間なんだけどさ。

割と涼しくて静かで空いていたので、ここで来月の計画や目標などをノートアプリに書き込んでいた。

 

1時間ちょいかけて完成させたものの、別に戦略も工夫も何もない、誰でも考えつくような目標だった。小学生の描く夢と大差無い気がしてきた。

やることは資格試験の勉強時間を確保すること、なるべく毎日ブログを書くこと

それだけだった。

 

これでも夕方前くらいの時刻だったので、スーパーに寄って食材を買い、帰宅。

これだけ暑い日だと、わざわざガスを使わなくても水道がすでに温かいから、そのまま水のシャワーを浴びるだけで済む。どこまでもケチな奴だ。

 

風呂上がりにビールをキメる。どうして居酒屋でもどこでもそうだが、外で飲むとビールってあんなに高いのだろうかと不思議でならない。缶ビールならば500mlでも270円あれば買えるのにな。あれ、永遠の謎だよ。

そういう理由で、仮に誰かと飲みに行く場合は極力珍しいお酒を注文するようにしている。どこでも飲めるものを注文しないのはそういうことだ。

 

簡単に飯を済ませて、ブログを書こうと思った。もっと面白いブログ、もっと役に立つブログ、何度も読み返したくなるようなブログ、出来ればバズりたい、出来れば多くの人に読まれたい、毎度脳裏にはそういう想いがあるけれど、かれこれ7年やっていても上手く行った試しがない。才能がないのにここまで続けてこられたのもある意味すごいな、と我ながら思う。

 

あと3時間で休日が終わることに「まだ何も成し遂げていないのだが・・・」という気持ちでいっぱいになりながら、幸せで孤独なワンルームで妄想を展開するのであった。

 

じゃ、今回はこの辺で。

 

 

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