三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

祝☆引っ越し一周年٩( ᐛ )و アタイは何も変わらないよ。

なんとか一年、生き延びた・・・。

 

 

雑談

2022/07/12

丁度、横浜の実家を出て東京の下町に引っ越し一年が経った。家具も布団も何もない部屋。一年前の今日、ここからアタイの新しい生活がスタートするんだ!そういう期待を込めて、妙に暑さの籠もる室内で奮起していた。まだ電気もガスも通っていなかった。

 

このブログでは極力書くのを避けてきたが、アタイは実は二回大学に入学している。一度目は現役で受かった地方の国立。

この時が初めての一人暮らしだった。慣れない環境と日本海の寒さにやられてメンタルを患い、統合失調症になって実家に泣きながら戻ってきた。

 

それからデイケア、フリーター、会社員を経て二度目の大学である日本大学通信教育部に入学する。在学中はずっと実家に寄生していてもいいかなぁとは思っていたが、何か自分を変えたくて卒業の大凡半年前に東京の下町に引っ越した。

 

近所には銭湯もあれば、立派な図書館もある。山手線の最寄り駅まで徒歩で10分くらい。近所にコンビニは3件あるし、スーパーも近い。ゴミ捨て場も目と鼻の先だ。

 

加えて労働は週に4日。それも1日6時間程度。月に10万ちょっとの稼ぎだが、贅沢をしなければ十分に生きていける額が手に入る。厚生年金にも保険にも入れて、言うことは何もない。

 

週に3日の自由な時間と、時間が幾らでも潰せる図書館、疲労を回復するための銭湯もある。おまけに障害者だから、都営の交通機関は全て無料。障害者手帳があれば大概の美術館・博物館は入場料がとられない。

 

今年に関して言えば、確定申告を行ったお陰で住民税も所得税もかからなかった。ほどほどに働いて、それなりに楽な人生だと思った。

 

引っ越して最大の功績と言えば、締め切りギリギリまで取り組んで、冬の狭くて寒いワンルームで二徹して書き上げた卒業論文くらいで、全力を尽くした挙げ句、アタイは燃え尽きていた。

 

単位は確実だろうと薄々思っていて予感は的中し、あっけなく3月に大学を卒業した。あの今までの苦労を忘れるかのように、本当に平然と卒業式は終わった。一応勉強してきたつもりだったが、こんなボーダーフリーの大学でも主席になることが出来ず、しかも卒業後はフリーターになるだけという現実。

 

漠然と「CiNiiで検索すれば、そのうち自分の論文も出てくるのかな」なんて思っていたら、ちっとも出てきやしない。学士卒程度じゃ、駄目なのか。もっと勉強、いや、研究はしたかった。

でも院に行くには通信教育でも洒落にならないほどに金がかかり、当然忙しくなる。GPAが3.2くらいあれば院進も本気で考えたが、そこまで及ばなかった。

 

こうして4月になり、入社式もクソもないまま現在のバイトがこれまで通り続いている。一応卒業前に個人事業主として開業はしたものの、稼ぎなんてこれっぽっちもない。

 

東京に引っ越してからの一年間、遊びと言えばひたすら孤独に散歩をするのみだった。

スカイツリーから自宅まで歩いたり、お台場からレインボーブリッジを横断して東京駅まで歩いたり。

この間も自宅から秋葉原まで往復してきた。

 

他にやったことは、銭湯巡りと博物館の見学くらいだろうか。あとはずっと図書館に籠もっている。

 

大体何をするにしても、大人というのは遊ぶのに金がかかる。流石にこの歳になって「公園でドロケイしようぜー」なんて言っても、誰も集まらないだろう。

 

ものより思い出。昔のCMのキャッチフレーズにあったが、この都市では経験を積むにしても金がかかる。

 

一体自分は東京にいるのに、何故何も出来ないのだろうか。前回のブログにも東京は一極集中で、何をするにしてもここが中心地だ、と言った内容を書いた。

 

ちょっと電車に乗って渋谷にでも行けば存在意義の分からないような奴が大量に交差点を闊歩している。でもアタイは彼らと突然意気投合して仲良くなったりはしない。

 

通勤途中に東大の脇を通るが、別に東大の授業に潜り込むことも出来なければ、その辺の学生を捕まえてシナジーを生み出せるような会話を始めるきっかけさえ無い。

 

神保町に行けば欲しい本はほぼ見つかるのに、アタイは利用していない。

アキバでパーツを買うとか言っても、特にコンピューターを組んでまでしてやりたいことが思いつかない。

大手町でも周りは皆自分の上位互換だと思うと、生きていて申し訳なくなってくる。

丸の内の仲通りでは高級ブランド店がひしめいており、アタイの数カ月分くらいの給料の額のバッグを、現金一括で購入していく若い女子がわんさかいる。

 

ちょっと高級ホテルのエントランスの前を通れば、親子ほどの歳の離れたおっさんと女子大生がちらほら目に映る。自分には縁の無い世界。見ていないふりをして、通り過ぎる。

 

それならば底辺の人間らしく、障害者らしく区が運営している生活支援センターに行ってみてはどうか。

自宅から徒歩10分のところにある無料のこの施設で、何人かと話をしてみたがアタイの来るところじゃねーなと即座に判断した。

困りごとがあったら相談してね。スタッフはそう優しく話しかけてくれたが、今まで困りごとは全て自分で解決してきた。介助が必要なほど重度な病気ではないのだ。

 

この一年、行動は都営バスと徒歩ばかりだった。チャリがあれば人生の何かが変わるかもしれない。行動範囲が広がるかもしれない。そんな予感だけはしている。今後試験に受かったら、合格祝いに自分へのご褒美として買うのもアリだな、と思った。

そうすれば少し離れた総合図書館にも短時間で移動が出来るからだ。

頑張れば日帰りで多摩の方まで往復できるかもしれない。もっとやる気があれば実家まで帰れるかもしれない。そういうのを試してみたくなってきた。

 

 

 

とは言えど、今が一番人生で自由な時期なのだ。定期テストもない、定刻通りに学校に行かなくても良い、資格試験はあるがそれ以外には特に周りと成績で比べられるような出来事もない。

 

ノルマは図書館で借りた本を期限内に返却すること、そして決められた時間通りにヴァイトに向かうだけのこと。

 

「余暇でビジネスをするんだ!٩( ᐛ )و」そうやって意気込んだものの、何故かそこまで手が回らない。週に3日も休みだなんて、普通のお勤め人が聞いたら誰もが羨むに違いない。それでもアタイには時間が足りないのだ。

 

 

 

ちなみに今の住んでいる地域でも家賃相場はかなり低いほうだ。月5万だからね。そして都民であり、障害者であるという特権を最大限に発揮して貧乏貴族を気取っている。

 

所得の少なさから、余計な税金も払わなくて済んだ今、金こそないものの時間は十分にある人生で一番自由な時期、それなのに生産性が皆無なのはどういうことなのだろうか。

 

というか、東京じゃなければ出来ないことってなんなんだ?ヴェンリだから東京にいるが、何かのコミュニティにでも属していないと、意味がないのではないか。

 

このまま孤独を極めて、果たしてどうなるのだろうか。

 

何か都民と障害者の特権を駆使して、地方とは大きく異なるレバレッジがかけられないのだろうか。いや、何かあるはずなんだ。ただ、そんな簡単なことすら見つけられないのだ。

 

現在32歳。

40歳になるまでバリバリ東京で働いたら、あとは地方で暮らすのもアリなのか・・・・と少し考えている。美味い珈琲が飲めて、スノボーが出来るところがいいなぁ。

 

 

 

ってなわけで

 

アクティブログ(活動記録)

前回の更新より1週間ですね。案外時間が経つのは早いわ。試験まであと2ヶ月となったところじゃないの。ウカウカしていられないわね。

 

じゃあこの一週間、お前は何をしていたんだ?と、ちょっと反省というか振り返りをするじゃないですか。

 

ほとんどが酒を飲んで寝落ちなのね。向精神薬も飲み忘れるくらいに酔いつぶれちゃってさ。自宅で。誰にも迷惑はかけていないけれど、だらしない。

 

本当に生産性の無いやつなのね。根本から変えていかないと、アタイこのままじゃ一生悩みに取り憑かれて死んでいくに違いないわ。

 

 

さて、土曜はヴァイト終わりに実家に帰ったわよ。久しぶりに親の作るまともな飯を堪能したわ。ガスで調理が出来るってのがまたポイントよね。アタイの家はIHなので。

 

食べきれないから、って理由で米と冷凍の鰻を貰って帰ってきたわ。しばらく食うには困らないと思う。

 

その翌日はひたすら部屋の掃除をしていた。やっぱり汚い部屋はそれだけで能率が下がる気がするのよね。達成感を味わい、勉強せずに終了。

 

 

 

今日はね、ちょっと早めに起きたのよ。とは言っても9時だけど。それから6時間ぶっ通しで試験の勉強をして、夕方から久しぶりに銭湯に行ってきたわ。

 

で、ビール飲んで帰ってきたってわけ。銭湯に行くと三連休が充実したなぁと思えるのよね。

特に今日は雨が降るかどうかの微妙なところだったので、客入りも少なくてお陰でマナーの悪い客も特にいなかったので最高だったわ。



そして帰宅した瞬間に雨が降ってきたのよ。実は窓を開けっ放しのまま家を出ていたのね。

23時現在、下町は土砂降りです。煙草を切らしたから近所のコンビニに行きたいけれど、濡れるの嫌だからやめとこうかな。

 

じゃ、今回はこの辺で!٩( ᐛ )و

 

資格試験も少しコツが分かってきたので、そろそろ過去問にも取り組まなきゃね!

これが終われば次は何をしようか?!

 

こういう安くてシンプルな自転車があれば、快適だろうなー・・・

 

 

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