ギフテッドでもなければ、AIにも劣る人間が新たに挑戦するとしたら？

ふむ、どうしたらいい？

雑談

とりあえず資格試験に（自己採点では）合格した三原は、露頭に迷っていた。いや、実際は自宅で酒を飲みながら悩んでいるだけだった。

次の目標を見失ってしまった。というか、考えていなかった。

溜まっていた洗濯物を全て干し終え、6畳ワンルームの狭い部屋を掃除していたら、あっという間に夕方になった。日が落ちる前に風呂に入り、近所のドラッグストアで安売りしていた冷凍餃子とビールを楽しむ。ああ、休みっていいなぁ。しかし心の底では背徳感のようなものが拭いきれない。

常人が週5で働いているのに、アタイは平日の16時頃から呑気に酒を飲んでいる。どう考えてもおかしい。なぜ働かないのだ、なぜ学ばないのだ、なぜだ、なぜだ・・・

部屋の整理をしていると未読の書籍が沢山あることに気づく。いつか読もう、そう思っていて既に4年経った本もある。押入れの上段は本で埋め尽くされている。奥から買っただけで満足していた一冊が目に入った。

Blender

無料で出来る3DCGのソフトウェアの基本操作ガイドだった。値段は2,000円を超えていただろうか。思えばこのMacBook、本来CGをやりたくて購入したにも関わらず、ほとんどがブログの更新だけのマシンと化している。とっくに最新のものではなくなってしまったが、それでも、それなりのスペックは持ち合わせているはずだ。

ブログすら毎日更新できていないアタイに何が出来るんだい？って感じはするが、次に新しいことをやるならば画像制作を極めてみてもいいんじゃないかなぁ、それも完全にデジタルで。

と、ちょっと思い立った。

ここ最近で一気に流行り始めたAIによる画像の作成サービス。自分じゃ一生かかっても作れない発想の、それもディティールまで作り込まれた一枚絵が1分程度で出力される。100m走で原付と勝負しても勝てない。でも「機械だから悔しいと思わない」

同様にそのうち、いや既にAIに画力で負けている時点で悔しさなんか消え去っていた。

キレイなコーヒーだろう。これ、AIが描いたんだぜ。。。

日本画みたいな画像だって余裕だ。

ただ、これらの画像は一応CGに該当するのだろうが、残念ながらキーワードから「それっぽい雰囲気のもの」を生成している代物だろう。この部分にこれが入っているのはどうしてなのか？という理由が、見えてこない。

人間の作るものとの差というのは、そこにあると思う。人間の作る作品には、妥協や直感なども伴うが基本的には「理由があって、そういう作りにしている」ものだ。感覚的に「良い」と思ったから。そういうのも理由に入るだろう。

果たして上に掲載した画像が「ちゃんとコンピューターが理由があって考えました」なのかは不明だが、仮にそうならば負けを認めざるを得ない。なんせアタイはアゴのシャクれたキャラクターしか描けないのだから。

ここまで書いてみたが、やっぱりAIは道具に過ぎないのだと感じる。これは自分の連想したキーワードを「こんな感じで出力してみましたー」という、ある意味良く出来たおもちゃなのだ。

本当に自分の理想とする、描きたい世界は結局自分で作るべきものなのではないだろうか。

とは言っても、ここまでAIが発達してくると「今更CGなんか始めたところで、意味あんの？」という感じになってしまう。今日はそういう葛藤があったわけだ。

まぁランボルギーニが3秒位で時速0→100ｋｍを叩きだせる現実があるにも関わらず、未だに陸上競技の100ｍ走では、どう頑張っても車に勝てないのに人類最速を目指して日々トレーニングに奮闘しているアスリートがいるんだから、こだわりの問題なのだろうか。最も、世界最速の男に車で勝ったところで、ちっとも嬉しくはないが。

そんなわけで、Blenderをいじってみようと思った一日だった。ええ、思うだけです。

今日は晩飯を食べたあと、ひたすら明日の計画を練っていました。前回のブログでは「火曜は乃木坂までチャリで行く！٩( ᐛ )و」と書いた記憶があるが、チャレンジするのにどこか抵抗があったので、予定を変更してアキバまで自転車で向かい、ラーメン食って、コーヒー飲んで、銭湯入って帰るというルートをとることにしました。

それにしても台東区の銭湯って午前11時とかからオープンしていてやべぇな。深夜営業らしいけれど、お湯の入れ替えはどうなっているんだろう。。。

ってなわけで、