三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

友達いねぇのにコロナになった。

さぁ、長くて自由な、けれども制限のある1週間の休みを頂いたぞ!!

 

雑談

単刀直入に言う。

 

コロナウイルスに感染しました。

 

テレビで見たような、管を口にねじこんで「いつ死ぬかわからねぇ、ゼェゼェ・・・苦しい、こ、呼吸が・・・俺・・・こんなんで死んじまうのかなぁ・・・いやだ、死にたくない・・・!!」

 

といった世界とは程遠いです。痰が無限に湧いてくる以外、特に変わりないです。平熱ですし。まだ遺言状を書くには早すぎる。

 

まぁ個人個人の程度にも寄るでしょうね。ヤベェ奴は入院するし、そうでない人は「つまんねーなー」とか思いながら在宅でYou Tubeとか見て過ごしているんでしょうよ。

 

そう、痰がすげぇな、といった感想くらいしかなくてね。もっと呼吸が出来なくなって歩ける余裕も無い上に飯も喉を通らない、そんなヤベェ状況を想像していたのに、思っていたのと違う。

 

若干喉も腫れたけれど、のど飴舐めていたら治まった。普段は水様痰がスライムくらいの出現頻度で出てくる。半日に1回くらい、内蔵の一部みたいな形をした、濃くて重みのあるでっけぇ痰が現れる。これがまぁ喉が詰まってゲロを吐くのを覚悟する必要があるほどの強敵でねぇ。キングスライムとでも名付けようか。くっそでっけぇの。シンクに吐き出すと「こんなのが気管支に潜伏していたんか」って軽くビビる。多分コロナの塊みたいな存在だろうな。早速水で流そうとすると、変に質量がデカイせいなのか上手く流れていかない。

 

アタイに関するコロナの感染状況はこんなもんだ。たまに痰が原因で咳き込む事を除けば、正直言って普通に明日からでも職場に出勤出来る自信がある。

 

世間体と感染拡大と、店舗側の配慮、皆は嫌がるだろうという同調圧力、こうした諸々が理由で医者からも言われたとおりに7日間の隔離が始まった。現在一人暮らし。

簡単に作れて消化の良い食べ物を備蓄しているから、別にスーパーに買い物に行かなくても辛うじて食いつなげるくらいの余裕はある。外食はしたら叩かれる。

 

 

ほんとね、痰以外は普通なのよ。熱もさっき計ったら36.5度。平熱そのもの。どっかでキングスライムが襲ってくる可能性はあるけれど、やってもいいなら普通に散歩したい気分だ。

 

もうコロナもプロダクト・ライフサイクル的には衰退期なんじゃねぇかなぁ ってところで、まさかの陽性反応が出てしまった。銭湯くらいしか人の集まるところには行かなかったが、それがかえって感染をもたらしたのかもしれない。

 

バチクソサウナでととのって、頭を冷やした恍惚状態でチャリで帰ってきたあの日。その翌日から地味に身体がダルいのは分かっていた。やっぱサウナも風邪ひくんじゃねぇの?と、ちょっと不信になってくるわけよ。これで風邪知らずなんて嘘だろと。

 

サウナの翌日、東京は大寒波に襲われていた。夜中の気温はマイナス4度。水道管が凍結するじゃないですか、なんて心配も裏腹に三原は布団の中で寒さに凍えていた。

いや、厳密に言わせてもらうと仕事から帰ってきて真っ先に熱いシャワーを浴びたわけだ。身体もホットでよく眠られるじゃねーの。と。

 

そこから椅子に座って瞑想なのか考え事なのか分からないことを、足元のヒーターでポカポカしながらくつろいでいたら午前3時を回ってしまって。

慌てて歯を磨いて寝ようとしたんだけれど、この時すでに喉が痛かった。布団に入って寝ても寒くて寝られない。

 

翌日はなんとか出勤出来たけれど、声がおかしい。自慢のロイヤルティ溢れるイケボが台無しだった。咳はなかった。

そしてその次の出勤の時、スタッフ全員から様子がおかしいと指摘されて、早退させられることになっちまった。

 

たまたま椅子で寝ていて、ちょっと風邪気味になっただけだろうと。自分はそう割り切っていた。

 

「あーあ、早退することで給料減っちゃうなぁ」という残念な感情の方が強かった。

 

日曜日にちょっと出かける用事があって、たまたま駅前で無料のPCR検査をやっていたから、参加してみた。検査自体は10分ほどで終わり、用事を済ませて帰宅。

 

今朝も痰がやべぇ。キングスライムが3体くらい喉の奥から召喚された。熱は無し。

午後になって昨日のPCRの結果がメールで届く。「陽性の疑いあり」だった。

 

まぁぶっちゃけて言えば、どんなに症状が悪かろうが何が何でも、この手の検査さえ受けなければ陰性を貫き通せるのだが、今回は不安だったから検査を受けたわけよ。このままコロナをバラまいて接客していました、でも実は陽性とは知らなかったです。じゃ済まされないからな。

 

それで陽性の疑いあり、という判定を前にした自分は「あー・・・友達いねぇのに感染しちまったアタイってなんなんすかねぇ」と言った感想と、「案外コロナってかかっても平然と落ち着いていられるんだなぁ。マスコミ恐怖煽りすぎだろ」という安堵感、そして「絶対に感染しない日本人最後の一人」になるくらいまで感染する確率が低い自分でも「なるときゃなるんだなぁ」と言った思いがこみ上げてきまして。

 

言っておくが、友達皆無、休日もほとんど自宅でコーヒー飲んで読書、たまに銭湯に一人で行くくらい。日本一三密とは無縁の男で、マスク・手洗い・うがい・消毒もそれなりに意識してきて感染したわけだからな。

 

一体誰がうつしたか、過去を遡ってみると外国人の観光客がマスクをしていなかったなぁ、くらいしか心当たりがない。

今回の感染で死に直面したのならば、何が何でも呪ってやろうと思ったが、結局痰が無限に出てくる程度で済んでいるから許容範囲内だ。

 

高熱を出して呼吸に苦しみ、そして寝られない。病院も対処してくれない。そんな状況だったら、また考え方は変わってくるだろう。

 

普通にパソコンと向かい合いながらブログを書くなり、考えをメモにまとめられる程度の体力的余裕と脳の回転は持ち合わせている。

 

一応他人に迷惑をかけたくはないので、しっかりと2月4日までは世間と隔離をし、自粛をするつもりだ。元々予定の無い男だし。

 

こうして残り5日間の自由時間が約束され、その代わりスーパーの買い出しを除いて外出はするなよ、という制約が突きつけられている。

 

最近自宅にホームルーターを導入したお陰で、ネット回線のパケット上限数を気にせずにインターネットを謳歌出来るようになった。相変わらず動画は一切見ないので、今までと大してやるべきことは変わりないのだが、上限を気にせずネットを使えるかどうかというのは、心理的にはかなり楽になる。

 

この5日間の在宅・超自由時間をどう有効に活用するのかが、今のアタイに問われている。

寝るか、パソコンで物書きをするか、ひたすらKindleを読み漁るか。

 

そういや、まだ確定申告の準備をしていなかったなぁと思い出し、これを終わらせるのをまず優先課題として、それでも3日くらいは暇だからどうしようかと悩むわけだ。

 

出かけるわけには行かず、自宅で何かをしていなければならない。この際だから、筋トレを初めて見るのもいい。何かひたすら勉強をしてみるのも良い。そうやって妄想ばかり膨らませていると、さすがに1週間休みがあっても時間が足りない。

 

試される1週間。出歩きさえしなければ、何をやってもゆるされる自由。暇だよな。丁度「なんか連休取りたいなぁ」なんて思っていたところに、こうした隔離期間が設けられたわけなので、この1週間で何も出来なければ多分アタイには幾ら時間があっても、ろくな生産性もない人間となるのが証明されることであろう。

 

コロナになるとハゲるとか、味覚が分からない なんて言われてもいるが、ハゲは勘弁だし、味覚は統失になってからほとんど薄れているが、何を食っているかくらいの味は分かるので、今回のコロナ感染はまだ軽度な方だったと思いたい。医者からは何も薬を処方されなかったし。

 

今までさんざん時間があれば、あれこれと考え続けてきたが、結果として一歩も前進していないのを32年生きてきてようやく痛感したので、何も思いつかなくても常に手を動かすことだけは意識したい。果たして次の出勤までに何を成し遂げられるのやら。

 

くれぐれも無駄にくつろいでいて、5日間を無駄にしたくはない。本を読む、仕事関連の勉強をする、身体を動かす、やるべきことは沢山ある。給料は減るが、その分在宅お一人様を堪能出来ればと思う。

 

これ以上他人に迷惑をかけるのは辞めよう。そして症状が悪化しないことを祈る。

 

じゃ、今回はこの辺で。

 

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