三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

三原ver.3.04

取り敢えず久しぶりに職場に復帰した。

 

雑談

隔離期間7日、そして定休日が2日の合計9日間の休みがありました。

誠に情けないことながら、先日コロナに罹ったわけです。

初日はでっけぇ痰が出て感動したりもしましたが、2日目からは如何に時間を潰すかの戦いとなりました。

 

それなりにやる事はあったので、思いついたことを好き勝手におひとり様で自宅にて楽しんでいたわけで、案外充実していたのさ。

 

まるでバカンスに行ったかのようなリフレッシュ。なんせ冬休みよりも長い休みですから。

 

まぁ中盤にもなってくると生活リズムがだらしなくなり、昼頃起きるようになる。終盤も近づくに連れて「今から自分を変えられないかな」と軽く悩む。

 

結果として「いつかやろう」と思っていたことを少し片付けられただけで、本当にやりたいことや取り組みたいことってのは、多分無限に時間が無いと実現しないかなとか感じたりもするわけです。

 

沢山本を読んで、コーヒーでも飲みながらブログを書いたりCGやAIと向き合う。それだけが望みなのに、そんなことを一日中やり通すのが、どういうわけか叶わない。

 

寝て起きて、飯食って風呂入って一日が終わり。本当はヨガもやりたいし、脳みそがおかしくなるくらいに数学の勉強がしたかったりという願望もある。

 

あれもこれもやりたい。

結局一度に全てをこなすのも難しいので、諦めざるを得ない。綿密に計画を練っても、思い通りにタスクが進まず時間がずれ込んで頓挫する。

 

というか常人よりも一日多く休みを貰っているのに、どうして時間が無いのか。

寝ている時間が長いのか。向精神薬の影響も考えられるが、どうも9時間近くは毎日寝ているらしい。Apple Watchが教えてくれている。

 

ロングスリーパーなのか。7時間寝れば十分だと思っているのに、起きるのはいつも10時頃。

本当は8時に起きたい。これでも普通の人からすれば、十分遅い時間の起床だろう。

 

結局9日も休みがあったにも関わらず、大したことを成し遂げられなかった自分がいる。ちょっとブログを書き、不要なものを断捨離し、部屋を掃除して、kindleSNSのフォローを整理した程度である。

 

最も時間を割いたのが、1週間のパーフェクトなルーティンを組んだことだ。仕事はほぼ固定シフトなので、決まった日時に出勤するだけでいい。それならば他の時間はどう使おうが自分の勝手だ。だから朝8時に起きてから、夜は0時になるまで、もっと生産的になれるような時間割のようなものを無理のない範囲で組んだ。つもりだった。

 

ところが朝は毎日10時過ぎに起きる始末で、いきなりスタートから頓挫している。本当ならば起床と同時にヨガを20分行い、朝食とコーヒーを摂った後に90分の学習時間(曜日によって内容を分けており、経営学マーケティング、数学、哲学、コンピューターがある)を設けている。

 

まぁ起床時間が2時間もずれ込むと、そういった計画は全て台無しになる。寒いながらもイヤイヤ起きて、温かいコーヒーを飲んで一服し、一息ついていたらもう昼になる。そうすると出勤の時刻が近づいてきて、慌てて支度を始める。つまり、やろうとしていた目標には微塵も取り組めていない。

 

オマケに、退勤後に移動中の交通機関で既にブログをスマホから書き始め、帰宅したらパソコンの方で続きを書くという計画もまだ成功していない。新しい習慣を作るというのが、こんなにも困難なのか。

 

睡眠時間の長さ、気力の欠如、体力の低下、こうした要因が人生の野望を確実に阻止してくる。確かに自分で決めたルーティンなのだから、別に守れなくても罰則があるわけでもない。ただ、「俺は自分を裏切ったんだ」というセルフな心傷行為が蓄積されていくのである。

 

ダメな自分をなんとかしたい。自分の人生は常にこのテーマと共にある気がする。病気になったのも、所得が低いのも、大した取り柄がないのも、全て自分をなんとか出来なかった過去の自分の失敗であり、決して環境や国のせいではないと思っている。

 

今、目の前にある物事を確実に時間内に処理する。それだけで良いのに、それすら出来ない。後から自分を正当化するために理由をつける。またダメな自分がアップデートされていく。

 

年を取るにつれて、時間の進み方が早くなっている。ちょっと考え事をしていると、あっという間に一日が終わる。分かっているのは、手を動かして考えていることを可視化する方が良いのだが、その手を動かすという「考える」よりも一歩次元の高い動作を付加するのがとてつもなく面倒。頭の中にゴミが蓄積されて疲弊していく感覚だけが残り、問題の解決にはアプローチしていない。

 

どうも何かを実行するよりも、考えているとか妄想や空想に入り浸っている方が圧倒的にラクなのではないか、と最近ようやく気付く事が出来た。

要するに自分は、決められたルーティンも何もかもを実行せずに、思考で代替させてラクをしているから、ダメなのだと。出来なかった理由を後から付与するほうがラクなのだ。そして自分で定めたルーティンそのものには大した価値が無いことを本能で知っているからこそ、死物狂いで取り組もうという意気込みが現れない。

 

日々コツコツと地味なルーティンをこなしていく。それが数年後の自分に対する最大の投資であり、一日だけで見れば成長が実感出来ないのは明らかなのである。継続していけば、今よりも何かが変わった自分になれているかもしれない。しかし自分で取り決めた約束事である強化プログラムを一つも処理出来ないというのは、将来高みにいるはずの自分を裏切る行為であり、変わりたいと心から思う自分を否定している。

 

そんな都合よく誰かが自分を監督すべく現れてくれるわけでもない。誰かに見張られているわけでもなく、ルーティンがこなせなくても罰則は一切ない。

 

 

 

9日も休みがあったのに、ダラケて終わった。成長するどころか、より一層ダメな自分が顕著になった。本を出版しようと画策して、目次を書く段階で挫折した自分がいた。

 

そしていつもどおりの仕事が始まる。大して働いていないのに、疲れる。

 

毎朝起きる度に「このままじゃヤベェ!」と反省をして布団から出る。空想に耽って一日が終わる。1週間が終わる・・・1年が終わる。

 

 

重力のように目に見えないけれど、絶対に存在している何かがある。具体的には、自分をラクな方へ、そしてダメな方へ、本能を衰退へと導くような目に見えない「流れ」のようなものだ。運気とか、そういうのが近い気がする。そういう大気中に存在する「ダメ気」が脳内のある一点に向って吸い寄せられていく。この「ダメ気」を吸い込まないようにするか、流れを止める必要がある。だけど「ダメ気」を吸収し続けている方がラクだ。気持ちがいい。この気を吸収して微睡んでいる。それを打ち切らなければいけない。しかし、途方もなく莫大な意志や勇気、努力が要求される。これらを駆使して脳内の一点である吸気孔を塞ぐか、破壊せねばならない。でないと、自分はずっと衰退を続けてしまう。

 

恐らく過去に「成し遂げた!」と言える成功体験がほとんど無いのが、計画を実行しない最大の根本的な問題なのではないか、と推測する。

 

振り返ってみれば、闘病(就活)期、サラリーマン時代、学生時代、そして現在の一人暮らしといろいろな人生のライフステージがあったものの、そのステージが以降するに連れて自分の人生は自由度が増す反面、つまらなく刺激の少ないものになっていったように感じられる。

 

今から三原、変わります!

 

何度計画が頓挫しようが、バカにされようがこの言葉を永遠に復唱する。

毎朝起きる度に、今までの自分をリセットして再構築された自分が、明日の自分へと確実にバトンを渡せるように頑張ることを繰り返す。

 

何かで聞いた話だが、ゲームのマリオは一体が死ぬと次の「別の」マリオが引き継ぎ、出動しているらしい。だからゲームを攻略するには幾多のマリオの死があって、その上でステージや場面が進んでいくことになるのだとか。

 

自分の身体は一つしかなく、間違いなく身体は成長か衰退をしていくので、この身体を継続しているのは間違いないが、一応は毎日寝ているわけだから目覚める度に新たなマインドを持って一日を迎えることが出来るはずだ。

 

昨日の三原さん、今日の三原さん、明日の三原さん。身体と記憶は引き継ぎながらも、その日その日の三原さんが一日の中で何かをしている。今日の三原さんが妥協すると、明日の三原さんには大した支障は出ないかもしれないが、数日後の三原さんには何か不都合が生じているかもしれない。今日の三原さんが頑張れば、未来の三原さんはより強靭な能力を手に入れて新たなステージで活躍している可能性もある。

 

だから目覚める度に、その日の三原さんに割り当てられたことをしっかりとこなす。

 

この記事を投稿した直後に、自分は覚醒した主人公のように見違えていなければならない。エネルギーに満ちあふれていて、生産的。起きている限り価値を創造し続ける存在。これ以上休んでいる場合じゃないのである。

 

昨日までは「ダメな三原」でやってきた。今日、今からは「ダメな自分を改善しようと努力する三原」となり、どのくらい時間がかかるかは分からないが、将来的には「マシな三原」へと成長を遂げられるようにバトンを渡すのだ。決して「将来の自分がなんとかしてくれるだろう」なんて考えてはいけない。

 

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