三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

アタイは文章で人生を動かすことにした。

何をすりゃあ稼げるのかという、率直な疑問。

 

雑談

3月14日。開業して一周年を迎えた。

税務署に届けを出しに行ったあの日はやけに天気が良くて、しかも開業届を出して5分後に100円玉を拾った。その日は、一粒万倍日という演技の良い日だったらしい。まぁそれに合わせて開業したというのもあるのだが。

 

これからアタイは稼ぎまくるんだ!という意気込みと、全部自己責任という不安感。ちょっと大人になれたかなぁと思いつつ、その10日後辺りには大学の卒業式を迎えた。一応は学生起業というものが出来て満足だが、やったことは所詮ただ届けを出しただけのことである。

 

あれから1年が経ち、何か成長したか、利益は出たのか、そういったものを振り返ってみると去年の9月に資格を一つ取得してバイトの賃金が上がり、少し生活にゆとりが出てきたと喜んだのも束の間、物価の高騰によってほとんど豊かにはなれていない。

 

事業の方は結局真面目に帳簿をつけていて、12月31日を赤字で締めくくった。バイトの所得と、個人事業主の利益、これらを合算した決算書を電子申告で手続きをした結果、還付金が戻ってくる。

 

このお金でビジネスを回そうか。そう決心する。ええ、するだけなんですよ。

 

 

ビジネスのベースとして欠かすことの出来ないルーティンに、どうも若さが消失してきたのか、毎日8時に起きてブログを書くという、そんな簡単なことすらろくに出来ない。

 

もっとも、ブログだけで生計が立てられるかって、そんなこたぁねぇんだけれどさ。文章を書いてお金をもらいたいという夢があり、今のバイト先が潰れるまでは接客業を続け、そうしたらもう接客業からは脱却したいなぁと思っている。もう一度バリスタとして頑張ることも考えたが、人様に美味いコーヒーを提供出来るかどうかは怪しい。第一、クスリの副作用で手先が震えるために陶器のカップが持てないのである。

 

面白いかどうかはともかく、そりゃあ出来ることならば毎日文章は書いていたいのだよ。しかしながら、そんな簡単なこともエネルギーが要求される。

 

というか、事務員の頃は週35時間、カフェのバイトでも週32時間くらいは働いていたのだから、現在の接客業で週30時間はあまりにも働かなさすぎである。しかも事務員の頃は仕事帰りに道場に行っていたくらいだから、相当体力もあったし、それに加えてブログも書いていたんだからイカれてた。

大学生の頃のカフェバイトだって、大学の授業とバイトがありながらもそこそこ更新はしてきたのに、一体今は何故ブログが書けないのだろうかと悩む。

 

前にも書いたが、ブログというのはあくまでも文章の筋トレのようなもので、こんな簡単なことを毎日継続出来ていないようじゃ、とてもプロには近づけない。日々の練習がブログだとしたら、本番とは一体なんなのだろうか。

アタイの中では、書籍や有料記事の投稿だと思っている。

 

いや、特にその本番を待たずしてもガンガン書きすすめるべきなのである。とりあえず大雑把に書いて修正していけばいい。そんなことは分かっているのに、一向にやらない。

 

人生でも、そして国内でもトップクラスのホワイトな環境でバイトをさせてもらっている。日に日に駄目になっていく自分がいる。何故かいつも疲れている。一向に生産性が上がらない。

 

バリバリ働いて勉強もし、ブログも更新していたあの頃の自分はどこへ行ったのだろうか。やはり若さが消失してしまったのか。そう考えると、タイピングで文章を書くという、そんなレベルの作業でも歳をとれば難しくなっていくのかもしれない。

 

一体自分はいつまで活動が出来るのだろうか。そしてあまりにも自分は働かなさすぎである。

 

可能ならば起きている限りは常に何かしていたい。飯と風呂とタバコ休憩以外は、常に文章と向き合っていたい。本気でプロのモノ書きになりたいと考え始めた。

 

 

創作の原点は小学生時代に漫画を描いていた頃にまで遡れる。あの頃は誰よりも絵が上手かった。段々と歳を取るにつれて、SFみたいな作品が描きたいと思い、知識をつけるために理系の大学に進学したのが間違いだった。理系科目が苦手なのにも関わらず。

 

こうして苦悩の末に統合失調症を患い、今度はクスリの副作用で手が震えて絵が思うように描けなくなる。漫画家の夢は諦めた。

ブログだけはなんとか書ける。とは言っても所詮は日記に過ぎない。自分にあった出来事をそのまま文章にするだけの作業だから、興味を示す人しか読んでくれないだろう。

 

大学も卒業してそろそろ1年が経つ。現在のノルマは週30時間のバイトという労働だけ。

食うには困らない程度の稼ぎがあり、何かをするには十分過ぎる時間がある。

 

しかしながら、アタイが暮らす6畳一間の狭いアパートがあまりにも快適過ぎるのか、ただコーヒーを飲んで読書をするか、ダラダラ過ごすだけの空間となってしまった。

 

刺激や適度なストレスが無さすぎるのだろうか。「コンフォートゾーン」と呼ぶらしいが、身体や精神の休息にとっては必要な場所でも、ずっと滞在していると「駄目になる」性質があるようだ。

 

だから近頃はなるべく週に1日は遊ぶというか、出かける日を設けている。嬉しいのか悲しいのか分からないが、障害者手帳があれば大概の美術館、博物館にはタダで入れる。そうやって半日くらい時間を潰してセンスみたいなものを養うのである。

 

こういった気分転換というか、新たな知見みたいなものを得ても急に執筆欲が湧いたりはしない。前回書いたような気がするが、ブログを書くにしても始めるまでの一連のルーティンのようなものがある。

 

それをあなたは毎日出来ますか?と自分に対して問うているわけだが、なかなか思うように行かない。今日が火曜日で祝日。3本くらい記事書けるだろ、と思ってもまだ一本も投稿していない。

 

文章の上手い下手、日本語がおかしいかどうか、そういったものは特に意識はしておらず、根底にあるのは「自分に起きた出来事を面白そうに紹介する」のみである。

 

あのコーヒーは美味かった、ここの銭湯はバチクソととのう、お金をかけずに楽しく過ごせる場所を見つけた、そういう話がしたいのだ。

 

毎度冒頭の雑談では、自分の考えていることや調べても分からない(調べ方が分からない)ことなんかを好き勝手に書きなぐり、アクティブログで近況を報告している。

 

言ってみればこれは自分にとっての活動報告書であり、プロのモノ書きになる上での基礎練なのだ。そりゃあ世の中にはポテンシャルが高い人も沢山いて、思いつきでテキトーに文章を書いたら沢山の方から共感を得るようなケースもある。

 

もちろん自分は底辺だ。何をやらせても上手く行かない。いや、上手く行くまでやりきったことがないのだ。

 

仮に自分が縄文時代に生きていて、趣味で毎日の出来事を形に残る方法で日記として記していたら、現代の歴史の教科書に自分の名前が載っていたかもしれない。博物館で重要文化財として丁重に扱われていたかもしれない。

 

どっかで見聞きした「江戸時代の1年分の情報量を、現代人は一日で消費している」みたいな比喩があったが、これだけ情報伝達媒体が普及していて、素人もプロも関係なく公にメッセージを伝えられるようになった現在では、仮に数百年後にもこのブログが残っていても大した価値は無いだろう。

 

そもそもスマホやインターネットが普及する前に生まれたアタイが子供の頃の時点で既に、「人生の時間を全て読書に費やしても世界中の全ての本は読めない」と言われていたくらいだし、動画投稿サイトのYouTubeでは一秒間に24時間分以上の動画がアップロードされると聞き、不老不死でも無い限りこの世のコンテンツを消費するのは不可能だなぁと思うと同時に、それだけ「見なくてもいい動画が溢れているんだ」と妙に納得したことがある。

 

そうなるとこのブログも、溢れ出す膨大な情報の中の一つの「特に読まなくても良い文章」に該当しており、幾らタイトルに『物語』と付けられていようが起承転結も話に抑揚も無いのでは、誰も興味を持たないと考えるのが自然だろう。

 

続きが気になる展開でもあるまいし、なにか伏線が隠されているほど緻密な展開もしていない。それでもこの日記ブログで培った小賢しさを素に、一つの作品を出して勝負をしたいと思っている。

 

まったく、開業してから今まで何をしていたんだ。一年目は様子見か?二年目から本気出す?

 

ブログを書いてアドセンスの収益と、購入した書籍を経費として帳簿に記録するだけの経営者ごっこをしていても何も事態が好転しないと、1年かけて学んだ。随分と無駄な時間を過ごしたことに違いはないが、何をすべきか少し見えてきた。『物語』の山場を目指そう。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

遡ること16日。木曜日。アタイはお休みの日でした。刺激に飢えていたアタイは、餌を求めて人里へと降りてくる熊のように「なんか面白いところねーかなー」と、出かける場所を探していたのよ。

 

基本的にお一人様。今回もそう。加齢臭漂う新橋に行って参りました。サラリーマンの街とか呼ばれる、どこか昭和の名残がするエリア。そこから1kmちょい歩いたところに電通の本社があるのね。

 

別に会社に用はなくて。そこに付属している、アドミュージアム東京 という広告の博物館に興味を持ったので、事前予約をしてから訪問したのよ。場所、わかりづれー・・・

 

このエントランスをくぐると、いきなりうどん屋がある。なんだここ、これも広告か?ってふつーのうどん屋だった。どこからがミュージアムなんだよ、と。

 

受付のお姉さんに予約番号を伝えて入場。別に障害者じゃなくても、基本的に入場料は無料。平日の昼間なのもあってか、まぁまぁ空いていた。若い女子率が高め。

 

見たことのある懐かしの広告なんかが展示されている。時代毎にメッセージの傾向も変わってくるんだなぁと。昔の方が何を伝えたいか明確な気がしたね。今の広告って「これ、何を宣伝してんの?」って疑問に思うことがしばしばあるもん。

 

男は黙ってサッポロビール

 

ゆとりはイキってカシオレ。

 

 

変なオブジェでは、テーマ毎のCMが流れていたり、広告の歴史や成り立ちの背景なんかも分かりやすく伝えていたわ。

 

規模が小さいからか、展示数は少なめ。自分が幼い頃にテレビで見ていた記憶のあるCMなんかを見て、「そういやこのメロディ、わけもわからず口ずさんでいたな」と懐かしんだり。

 

2階には広告関連の専門書が収蔵された図書館があったわ。

アタイの卒論を指導してくれた教授の専門が広告論なんだけれど、教授の本は置いていなかった。

 

そのあとは日テレに寄ってみることに。芸能人に会えるかな、なんて期待したもののテレビ局の入り口が分からず諦めた。つーか、知っている芸能人がほとんどいないから会えてもあまり意味がないのよね。

 

新幹線が見える裏庭がいい感じ。だーれもいない。

 

そろそろ桜も咲き始める頃かなぁってくらいに暖かい一日でした。

 

新橋駅のサザコーヒーでアイスコーヒーを飲みながら、落合陽一の作品を鑑賞。これを見に一杯飲みに来たと言っても過言ではないわよ。

ちょっと暑かったからアイスコーヒーが美味え。サイフォンで淹れてくれるのも珍しいわね。

記念にコーヒー豆を2種類買って、東京駅まで歩く。

 

日比谷公園には警察が沢山いたわ。物騒ね。

 

 

金・土曜は普通に出勤。無難に終わる。

 

 

日曜はメルカリの出品などをしていて一日終わる。

 

昨日の月曜は、夕方から家族と合流して中華料理を食べたわ。ババアの誕生日祝いよ。まぁこの日が誕生日ってわけじゃないんだが。それでも家族で会える都合の良い日がこの日しかなかったのよ。久しぶりにまともな食事を堪能しました。ノリで飲んでみたスッポン酒というのが、そこら辺のエナジードリンクよりも漲っていて凄かった。あれだけ飲みに毎日通いたいわ。

 

今日は割と早く起きた方でも、一度ブログを2時間くらい書いたところでボツにして、書き直し。午前中は女装して遊んでいたわ。なんかおばさんみたいになっちゃって、もう若くねぇのかなぁとガッカリ。

 

誰もが憧れる賢くて可愛い無敵の障害者への道は、まだまだ遠いわね。

祝日で銭湯も混雑しているだろうから、今日は自宅の風呂で済まそうと思っているわ。お金があれば貸し切りのサウナとか行ってみたいんだよなぁ。

 

じゃ、今回はこの辺で!٩( ᐛ )و

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