三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

明日死んでいるかもしれないのに、将来どうしたいとか明確にキメられるかよぉ・・・

レールを大幅に外れてしまいました。

雑談

親父、それがてめぇの最適解か??

レールに乗った人生。 小学校からそれがことごとく上手く行っていれば、中学と高校は函館ラ・サールに進学していて、大学は都内の国立理系。

情報工学を専攻し、院まで行って、・・・

ってのが、ガキの頃に思い描いていた家族一丸となったレールの先にある終着駅だった。

ところが現実はどうですか? 受験と言う人生を左右する関門には一々失敗。

親父の検索能力を駆使して、思いつきでイヤイヤ受験させられた地方のFランを受けたら、見事に受かっちまって

残念ながら精神を病んで中退して実家に帰ってきた。愛でたく統合失調症発動!

素直に浪人しとくか、最初から今の大学に来ていればもうちょっと違った人生だったかもしれないし、統失にならずに済んだのかもしれない。

実家に帰ってから大学病院の精神科で病名を告げられた時に、付き添いでいたのは親父だった。「どうせ鬱病だろ。」とか思っていたんだろうけれど、残念ながらもっとタチの悪い脳のバグでした。馬鹿め。

検索能力がアホみたいに高い癖に、親父は頑なにアタイが統失だって事を受け入れない。どんな症状なのかも一切理解しようとしないし、そういや医者も「息子さんにはこう接してあげてください」みたいなアドバイスもしなかったから、

発病初期のアタイは深夜のスーパーで3時間レジ打ちを週3でやりながら、また週3でデイケア(精神のリハビリみたいなもん)に通ってそれ以外はひたすら薬の副作用でダルくて寝込んでいたが、それを許さない。

安静にしていりゃ、もうちょい楽になれたように思うのだが、治療費は発病してから此の方ずっと自腹で稼いで払っている

こんな頭の回転が鈍る上にあらゆる能力が衰退する薬を飲まされ続けていても、メリットなんてせいぜい死ぬ気が少しずつ低下していくくらいしかない。

そうするとどうなるか? ダルいのに死ぬ意欲も湧かないから、虚無的になる

挙句には副作用のせいか、謎の全能感が出てきて意識が高くなる。意識は高くなっても、能力が衰退している事には並行するかのように気付きにくくなる。

三原家の子育ての最大の失敗は、レールを敷いてやるよりも、レールを走るトロッコの操作をしっかりと教えなかったところにあると思う

だから割とこんな歳でも協調生に欠けたり、理由が分からないけれど40代の奴と接していると急に相手が怒り出す事もしょっちゅうある。

結果として、親なりの息子のビジョンは明確に描けていたのだろうが、当の人生を運行させるアタイは徹頭徹尾トロッコの操作が未だに分からず、脱線をして崖から落ちていてもまだなんとかトロッコが無事だから手当たり次第に谷底で操作方法を模索して何とか別の終着駅を目指しているところなんだ。

この三原氏物語はかれこれライブドアブログの頃から合わせると7年くらい続いている。 コアなファンだと、アタイがサラリーマンをやり、武道をやり、ヒッチハイクをし、脱サラして学生になるというローリングストーンな人生を送っているように感じられるでしょう。

なんでそんなに自由に生きてんの?

って思うじゃない??

理由は簡単。 レールを敷く親父がいなくなったから。 いや、死んだわけじゃない。まだ生きている。多分。

ただこのブログの初期の方から、親父は別居している。電話もしていないし、会ってもいない。会いたいとも思わない。

コイツが帰ってくると、アタイはまた親父の得意の検索能力と咄嗟の思いつきで人生を縛り始める。だから何がなんでも親父が戻ってくるまでに、アタイはこの家を出ていかなければならない。

さて、なんでこんな話を今回はしているのか??

ちょっと我に返って考えた。そう、29歳。加えて大学3年生。

バイトの仲間の同じ大学三年生が、今日リクルートスーツを着ていた。はぁ、もうそんな時期かよ。障害者雇用の就活ですら、もう二度としたくないのに。

果たして真っ当な人生を歩んでいる人よりも8年遅れて、(別に劣等感があるわけじゃないが)学歴でも勝負が出来ないアタイがいわゆる新卒という就活で最高の切り札を提示して労働市場で戦えるのかと。しかも障害を隠して。

戦うのが嫌なんじゃない。勝てる理由がねぇんだよ。

そうなると将来はどうするの?と誰もが訊きたくなる。俺が聞きてぇよ。

確実に卒業までのうのうと自分のペースで学修を進行させて、4年でキチンと卒業出来れば母親はとりあえずそれで良いと思っている。らしい。 但し卒業した瞬間に家は出て行けと。

そもそも前の大学に4年間しっかりと通っていたら、学費と家賃を併せてあと240万円くらいは浪費していたはずなのに、今通っている大学は自分の意志だからって理由だけで学費も自分で出している。150万でいいからくれよ。とすら思う。

コイツらアタイがレールを踏み外した瞬間、途端に投資しなくなった。

学費を稼いで、病院と薬代も自分で出して、月に一つだけちょっと高い買い物をする程度の贅沢。コーヒーにはある程度こだわりはすれども、せいぜい月に6000円くらいしかかからないからあまり関係ない。

そうなると、バイトがメインの生活で余力があれば勉強をして後は蓄積した疲労を除去するためにひたすら硬直して、たまに頭の病院に行くだけ。 それだけであっという間に一ヶ月が経過する。

無理の無いペースで頑張ろう。 そんな悠長な事を言っていたら、いつまで経っても卒業なんか出来やしない。 本当ならば優雅に自宅に篭って、Amazonで音楽を聴きながら読書とコーヒーを好きなだけ堪能していたい。

たまにそれをやるけれど、大体出来るのが平日だったりする。 大した仕事をしているわけでもないのに、毎日疲れて帰ってくるババアが、アタイがコーヒーキメているところをみて「この穀潰しが」とか言いやがる。

おかしいな、家に金も入れているし朝食だって浮かしている上にこっちがやっている事は全て自分の稼いだ金でやっている。

真っ当な同級生のあの子はもう結婚したみたいよ。とかたまに言うけれど、そんなもんどうでも良い。だったらお前が結婚のメリットを即座に5個提示してみろってんだ。親父と別居しているくせに。

で、逆に機嫌が良い土日の昼下がりにコーヒーを淹れてやると、弟の友達(その母親同士が仲がいい)が重度の統失で薬漬けで廃人状態。昼夜逆転していて、たまに家事が出来ればまだマシな方とか言い出す。そんなもんどうでもいい。

だったらどっちが最適解なんだよと。

障害隠して金融の最前線、丸の内で1日9時間拘束で週3も働ける奴が他にいるのか?

ウチの親のクソなところは、アタイが持病で苦しんでいようが一切統合失調症に関して勉強をしないところだ。律儀に病院に通って薬飲んでりゃそのうち治るとでも思ってんのだろうか。どっちが脳内お花畑だよ。

話は少し戻って、就活はさておき(つーか絶対やりたくない)将来どうすんの?と。

就活はしたくない。サラリーマンはもういいや。 じゃあどうする?やっぱりコーヒー屋の開業か。あれこれ考えてみるものの、特に強みが無い。

場所はどこにすんの?

これに関しては、一つ思い描いているのが北海道だ。日本人がどうこうよりも、外国人観光客を相手にしたい。

日本の資源は水。観光資源としては、意外にスキー場が世界的にも評価が高い。 そこで考えたのが、ニセコにいっちょ移住すっか。だった。

まぁ冬と夏以外は閑散期なので、何か別の仕事を探す必要はある。

そうすると仕事を探すならば札幌のような大都市に住んだ方が都合が良いなぁと思い、休暇でニセコまでスノボーをしに行くくらいが丁度いいのかなぁと悩み、

地図を開いて距離を確認してみると案外70kmくらい離れているのね。北海道は広いわ。

札幌の移住。。。。ただここで開業するのは、結構レベルが高い。

次に考えたのが、ニセコと札幌の中継地点、どちらにも同じくらいの時間でいけそうな小樽という小さな街が気になった。

書店の旅行ガイドをみていると、大概は「札幌、小樽」とセットになっている。 運河くらいしか魅力が無さそうな街だけれど、なんとなく興味が湧いた。

やるなら小樽か??と。

理想としてはそこそこちっぽけな街でも大学みたいな教育機関があって、尚且つカフェの激戦区でない街を探していたところだった。

おお、小樽商科大学なんて国立大学まであるじゃないですか。しかも周りにはそんなにすげぇカフェが溢れているわけでもない。これはチャンスだと。

そういうわけで、来年の冬にニセコ、小樽、札幌をじっくりと時間をかけて観光をしたいと思う。

悠長に遊んでばかりいると、いつ親父が帰ってくるか分からないから今の内にさっさと大学の勉強を進め、理想としては4年の前期までに卒業単位を取得、バイトでは100万近くを稼いで家を出るつもりで行こうと企んでいる。

冬に小樽商科大学を視察しようとも考えている。果たしてここで二年間も大学院に通いつめることが出来るのだろうか?試される大地、北海道。

前の大学宜しく、冬の日本海の寒さで鬱にならなければいいのだが・・・。 ふむ、開業と院進の両方を視野に入れてみますか。

ってなわけで

アクティブログ(活動記録)

前回ちらっと触れたのが新しい机を購入した事だった。なかなか作業が捗るじゃないですか。本も沢山おけるし、文句はない。ただデスクがアップル製品で溢れているなぁとは感じた。

何かこれで変わればいいんだけどなぁとか空想にふけっていたところ、大学の学生専用サイトを見てみたら、価格理論という微塵も価格が関係なさそうな科目の単位認定試験に合格をしているのを確認し、少しだけ嬉しくなったところ。なんだよ、案外受けてみりゃ受かるじゃないか。

喜んだのも束の間、次の金曜日15日は年内最後の単位認定試験であるレポートの締切日なのであと5日で完成させないといけない。

今度は科学哲学を勉強している。 とても小さな文庫本を真剣に読み込んでまとめるだけでよさそうな内容だった。どの辺が哲学なんだよ?って疑問は絶えない。

それなりに一生懸命にやれば、なんとかレポートは出せそうだ。 単位認定試験は12月中旬だし、これも過去問を徹底的に調べ上げて事前に回答をノートにまとめてくれば評価は兎も角、単位は取れるだろう。ええ、レポートさえ間に合えば。。。

もう習いたい授業がないので、ほとんど大学にも行かず変に興味の無い授業を受けても勉強アレルギーを起こすし、授業料もかかる。

孤独に自宅で引きこもっていた方が能率は良いし、案外授業よりも頭に入るしタダで単位が取れるんだから何も文句のつけようがないじゃないか。

この調子で、調子を崩さずにやっていければ卒業も目じゃ無いわ。

じゃ、今回はこの辺で。

これからアタイは前のバイト先の上司と呑みに行ってきます。帰宅したら勉強モードに入る。で、15日にわざわざ大学までレポートを出しに行き、そのまま帰りに都内の焼肉屋で家族で弟の誕生日を祝う事になっている。

あんまり人とは話さないが、それなりに楽しんでいると言ってもいいでしょう?