どうにか、どうにか
どうにかなる日々（１）
朝起きて目が覚めたら、人生が変わっていた・・・
【雑談】
そんなことは今まで一度も経験したことがないよ。数年前のニートだった頃は、朝起きたら明後日になっていた。なんてことがあった。つまり丸一日寝ていたと。
コールドスリープで、目覚めたら数百年の歳月が経っていた。そんなのは現実にあるんだろうか。もしかしたら、世界のどっかでは超金持ちがそんなことをやっていることもあり得そうだから怖い。
仮に今から100年前の人間が目覚めたら、浦島太郎状態だよね。皆ポケットに小さな板を入れて歩いている。しかもその板は、どこにいても好きなときに動画が視れたり、他者との会話やカメラ撮影までできちゃうんだ。
そりゃもう驚くよ。
さて、じゃあ三原さんが目覚めて見て、今から百年が経っていたらどうなるんだろうか。
もともとキチガイ。会話が支離滅裂なのに、未来のこの国にはすでに日本語という世界でごく一部でしか使われていない言語はもう撤廃されてしまっているようだ。
まず言葉が通じねぇ。
それでも俺のやることと言ったら、とりあえずコーヒーを飲むことだろう。
言葉は通じないが、メニューを指差して注文をする。店員は実に人間に似たロボットだった。
地球温暖化のせいで日本も熱帯気候になっているらしく、メイドインジャパンのコーヒーが飲める。なになに、和歌山産？
これがキリマンジャロ以上に酸味があって、自分の好みではない。カウンターの脇には見たこともない調味料が並んでいて、テキトーに入れまくってみたらそれはもうコーヒーとは呼べない飲み物になっていた。
100年前のiPad Proがかろうじて手元に残っていて助かった。三原の使命と言ったら、ブログを書くことだろう。このコーヒー屋で意識高いことをやってみる。
周りの目線が気になるのは、今も昔も変わらず病気のせい。ってか、100年経ってもまだ治らねぇのかよ。中には「おい、今時キーボードでタイピングしている奴がいるぜ」と
言葉は通じないが、そんなことを言われているような気がする。どうも今時はわざわざ画面を開かなくても、目に情報が表示されていて、考えるだけで文章が入力出来るようだ。
そういや道場はどうなっているんだろう。そう思って100年ぶりに稽古に行ってみた。
道着はもう綿ではなく、謎の素材で形成されていた。おっと、これは柔道の道着だった。じゃあ三原さんの道場の方はと言うと、マイナー過ぎて無くなってしまったらしい。しかも60年前に。
他に好きなことって言えば、本屋だよ。行ってみたらサンプルの紙の本が1冊置いてあって、それを立ち読みして気に入ったら裏面のバーコードを目でスキャンして電子書籍を買うように変わったみたいだな。
さすがに目で1ページ1ページを撮影することはロックがかかっているので出来ないみたい。せっかくだから自己啓発書を買ってみようかと考えたのに、やっぱり見たこともない字で書いてあって理解できない。だけどこんな時代でも「！ 」とか「？」は健在みたいだな。この文字を作った奴はすごい。
漫画も凄いな。デジタル化が進歩し過ぎたのか、漫画家も原稿を描くスピードが向上し過ぎていて700巻も出ている漫画が売られているのには驚いた。100年前にはこち亀ってのが200巻を40年かけて連載してきていたのにね。
しかし幾ら時代が変わっても、相変わらず少年漫画はバトルばかりで面白みに欠ける。
インフレもすご過ぎて、流石に700巻もあるくらいだから「私の戦闘力は50阿僧祇3000那由多です」とか言うキャラも出てきてしまって、収集がつかなくなっている。
そんなキャラを倒すために、主人公は∞の∞乗の戦闘力を手術によって取得して（修行って概念がこの時代にはないみたい）敵を宇宙ごと消滅させるってすんげー展開になってしまってもうついていけない。
・・・100年後なんてこんなもんだろ。
いつの時代に生まれても、コーヒーと文章の読み書きが出来るデバイスさえあれば俺は生きていける気がした。
目覚めた朝に誓いを立てろ、自分らしくあるがままにそう。そのために何が出来るだろう。
ってGLAYのbeautiful dreamerって曲にあったが、朝に予定を立てるのは良いと最近本で読んだ。とか言いながら、いつも時間ギリギリまで寝ているのが三原さんなんだよね。
まぁ朝起きたら、俺が違う人間になっていた。なんて言っても、それこそキチガイ扱いされるだけであまり良いことは起こらないとは思う。
目覚めたらベッドに猫耳の美少女が隣に寝ていたなんてミラクルは生涯あり得ないだろうと断言する。ホントにねぇ。目覚めて人生が変わったらどんなに良いことか。
ドアのノックに起こされて、出て見たら借金取りだった。なんて場合は悪い意味で人生が変わるよな。
【１日の振り返り】
仕事でミスをする奴がいなくなったせいで、俺はプレッシャーにやられている。心にゆとりがない状態とでも言いましょうか。皆が失敗しないから自分は絶対に失敗出来ませんと焦るわけだ。
それで朝から調子が悪い。まぁ「朝から絶好調だぜ！！」なんて日は障害者になってから一切無くなってしまったような気がする。
カップ麺を食ったからなのか、やっぱり力が出ない。コーヒーもそんなに美味いと思えなかったし。どうしちゃったんだろうねぇ。（他人事）
それでも俺は帰りにコーヒー屋に寄る。一杯400円のコーヒーで3時間近く粘るのだが、この金額を上回る収益がないから結局赤字なんだよなぁ。
道場のLINEスタンプは一個も売れないし。今日から時間があれば極力アプリのレビューを書いていこうと思っている。
実は副業感覚で立ち上げた「アプリ事典」というサイトが、何もしなくても1日に10人以上のアクセス数を叩き出すので、それを三原氏物語に逆輸入しようと言うわけですよ。
ただめんどくせぇんだよなぁ。それほどアプリが好きでもないし。
まぁこのブログのカテゴリーに関しては、また別の日に【雑談】で話すとしよう。
じゃ、今日はこの辺で。
