三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

病気なんか克服したところで、所詮マイナスがゼロになるだけですよ。そっから1を得るにはさらに上の努力が必要なんだ。

旅行から帰ってくるだけで、おぃさんは疲れたぁよ。

  の無駄話をしよう? いつも通り、面白い(と自分では思っている)けれど無益なブログが始まりました。ぶっちゃけ読んでも何の得もないよね。確かに!

 そうだな。たまには闘病記らしく行ってみようか。
統合失調症という個性(「障害」でいいと思う)を持っている。持っていてよかったなぁと思うことは、就職できたことくらいか。でも健常者だったら、もっと給料のもらえる仕事に就けたんじゃねぇの?とも思う。

一応この病気を患って早6年ですか。大げさに言うと、今の所人生の4分の1を障害者として生きているんだ。まぁこの先ダラダラ生き続けて、おそらく人生の85%を障害者だった期間として一生涯を終える気がする。さて、問題。僕は何歳まで生き続けるのでしょう?

6年間、薬を飲み続けてきた。そして今! そこには元気に走り回る三原少年の姿が・・・!!
(世界まる見えのアナウンス風に)

ああ、調子に乗って道場に通いだしたりしているよ。最近モチベーションがなくて困っているがね。
2年前の大会で準優勝したっきり、全く冴えない。鈍いので未だに勝負で技を当てたことがない。

ふーむ。。。やっぱり才能がないんだろうかね。
道場の師範は「5年くらいやっていれば身につくよ」っていうけれどそろそろ通いだして3年目に突入しようとしているところだぜ。

モチベーションもないが、そもそも何故入会したかっていう理由すら忘れかけている。なんかしょうもない理由だったな。あえて今さら公言はしないが。暇ならば2年前の記事でも読み漁ってみれば、入会した動機みたいなのが書いてあるかもしれないが、僕は忙しいので割愛。



闘病記ね。
毎日百済ねぇ文章を垂れ流している三原さんだ。でも昔に比べれば、今よりも「だるい」「疲れた」「何にもする気が起きない」って発言や考え方は減った気がする。

確かに見違えるように元気になったよ。走り回ったりはしないけど。無駄に意識も高くなりました。
これ多分薬の副作用だと思うんだよな。無理やりセロトニンを増やしているだけだから。

多分3日くらい薬を飲まなければ、一日中寝込むクズに成り下がる気がする。客観的にはクズだけれど、当人にとっては本当に何もする気が起きないのでどうしようもない。
そんな状況でも僕は嫌々バイトしていたけどね。

意識は高くなった。元気になった。でも雑念は消えない。
いつも常に余計なことを考えている。仕事をしている時でも、誰かと会話している時でも、読書をしている時でも。

その内容は「あれ、家の鍵を閉めたっけ?」「そういやもう高校生だったのが10年前なんだよなぁ」「購入したけどまだクリアしていないゲームがあるけどいつやろう?」
みたいな感じ。

実に多岐にわたる雑念のオンパレード。それを振り払って、三原さんは今を生きている。リビンナーウ。
だから仕事は遅いし、いちいちやったことに不安感を抱く。本なんか読んでいたって98%くらいは内容が頭に入っていない。

じゃあどうして読書なんかしてんの?って疑問に思うでしょ。
ええ、簡潔に言えば「自己満足」です。もっと分かりやすく言えば「本を読んでいる俺ってかっけー」です。

とりあえず漠然とぼーっとしているよりかは活字に触れた方が脳に良い。っていう勝手な思い込みでやっています。まぁ読んでいても読んでいなくても、雑念に飲み込まれているんだよね。
まだ雑念程度ならば良い方なのかもしれない。もっと病状が悪化すると、幻聴とかあるからね。

本当に静かな夜に、寝ていると実は幻聴がしたりする。職場の同僚の声とかね。やかましいよ。
これも医者からすればまだ良い方みたい。悪口が聴こえるとまずいとか。

んー、こんな病気自慢をしていても面白くないな。
どう?少しはこれを読んで「あー、俺も統合失調症になりてー」とか思った?

なるのは意外に簡単なんだよ。ひたすら被害妄想をしていりゃ良いんだ。それが極まってくると発症する。まぁ実際にやってみて、なってしまっても僕は責任を持ちませんがね。
元気だけれど、どうしても会社を鬱で休みたい!ってケースがあるときくらいしか使うときないんじゃない。っていうか、鬱になると本当に何も出来なくなるよ。やっぱ健康が一番!

と髪の毛から足のつま先まで病気に侵された人間が言ってみる。だいたい障害者っていっぱい病気持っているんだよね。何でだろう。俺も例外じゃない。

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じゃ、なんかイマイチすっきりしない気分だが、一日を振り返ろう。
8時に起きました。旅館の布団てのはなかなかよく寝られる。睡眠薬もいらないくらい。

朝食がとても美味しくて感動しちゃいましたよ。普段の三原家なんてトースト一枚だもんね。こう言うところから変えていかないといけない気がする。今後の目標の一つに、「充実した朝食を摂る」ってのを考慮に入れよう。

飯食って、それから朝風呂。職場の皆が働いている時間に風呂に入るのは気持ちがいいですね。反面「明日から仕事かぁ・・・」って感情が沸き上がります。

チェックアウトを済まし、強羅駅から箱根登山鉄道に乗って箱根湯本駅までゆっくり下っていきます。
スイッチバックっていう良くわからないシステムを3回経て、ようやく下山。

商店街と、その近くの川をぶらぶらしていました。もう川では服を脱いで泳ごうとしている、おそらく進路が決まった学生がはしゃいでいました。こういうのが若さっていうんだよ。若さと無茶は似ている。

職場と道場の土産を買い、駅のカフェでパンを食べながら帰りのバスが来るまでの時間をつぶしていました。
バスでは読書をするぞ!と張り切っていたのに、終始寝ていました。暖かくて眠くなるんだよな。
運転手は安全運転で無事横浜まで送り届けてくれました。さすがプロ!

下車と同時に腹を下し、そごうのトイレを借りることに。バスの中じゃなくてよかったと神に感謝したよ。

定期券の都合で、家族別々に帰宅。
僕が一番早かった。それで飯の支度をするっていうね。なぜかやりたくないのに、やってしまうんだよ。
いい子で育ってきたんだ。悪く言えば、親に洗脳されてるんだな。

こうして連休は終わった。うん、実に充実していた。でも疲れたなぁ。明日から仕事か。がんばれるかしら。
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