三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

スタバの焙煎工場に行ってきたわよ!客に見られながら100kgの豆をロスにせずに一発で焼くのはプレッシャーよね!

焙煎の勉強をしに。

アクティブログ(活動記録)

どうした三原、いつもならば先にクソ長い雑談から入るじゃないですか。そうですよ。 でも大分ツイートもしていないし、ブログも更新していなかったので近況報告から行きましょうよ。

まーた貧乏自慢、不幸自慢ですか。このやろう。ええ、そうです。 でも簡潔に話すわね。

前はどこまで書いたか。 商業施設の営業時間短縮。ええ、給料が減るわね。

そこからまた話が広がるんだ。ええ、悪い意味でだわね。

ウチの給料締めは毎月10日。その15日後である25日が給料日。 学費の納入ってのが一番のネックで、今それを納める事だけしか頭にない。 つーかこちらの希望した日時にシフトが入れたら、こんなに毎日頭を抱える必要はなかった。

つまり今月の10日までバリバリ働ければ、後は割とどうにでもなったんだ。ちょっと待てよ三原さん、どうして2月に働いておかなかったんだい?

その通りだよ。2月末に頭の病院に行きました、って話をしたよね。 頭の病院のくせに脳味噌じゃなくてお尻(これでも下品にならないように言葉は選んだ)に向精神薬を注射でブチ込むイベントがあったんだ。

前は肩に注射していたけれど、なんか腕が痛いし肺も苦しくなるしでろくな事がなかったから、今回は「まぁ下半身にならば支障がでてもいいべ」とか思ってお尻への注射を選択した。

ところが予想通り4日くらい調子が悪く、レポートをやるつもりだったにも関わらず一日14時間くらい寝ていたりしていて、せいぜい出来たのが映画の視聴程度。 仕事なんて出来るような状態じゃなかった。

それで体調が戻り始める頃合いを見計らっての出勤をとれるように注射から4日後にシフトを入れたわけさね。

この休みの期間にせめて2日シフトを入れていれば、アタイはもっとメンタルに余裕があったと思う。

しかし3月に入って世界レベルで経済もコロナウイルスの感染拡大も深刻になってきた。いや、アタイとしてはどうでもいいんだけれど、必要以上に深刻にウイルスに危機感を抱いている人が残念ながらこの国の大多数なので、やっぱり首都圏でも消費は落ち込むよね。っていう一連の流れは出来上がっていた。

何をどう頑張っても、お客はこない。 今日も暇だね。とか言いながら、そりゃあ普段の忙しさに比べればあまりにもバイトが楽過ぎる。逆に何をしていいのか分からない。

そうなると店の売り上げも下がっている事だし、人員も超最小限で十分だわ。ってなるから、ええ・・・

減らされたんですね・・・

シフトを。

日数も一日削られるし、一日辺りの労働時間も削減された。別にバイト先に文句をいうつもりは断じてないが、学費を納めないと除籍になる可能性が出てくるのでアタイは勝手に不安になるわけよ。

人生で二回も大学を辞めてたまるかよ。

2月の下旬から今まで、多分10回くらい給料の計算をしていたと思う。 どこを調整すればなんとか資金がショートせずに済むかって、破天荒フェニックスみたいな展開を1人で悩んでいたわけだ。

一応事前に手を打って有給を使ったのだけはせめてもの救いだったかもしれない。幾ら貰えるのかは不明だが、少しはマシになるだろう。

こうしてなんとか計算を終えて、もうこれ以上シフトが変わらない事を祈りながらなんとか銀行口座に3000円を残す程度で生きていける見込みは判明した。

だけど何か安心出来ない。

心の底から自分もスタッフもコロナに感染するのは辞めてくれ、いや、もしかしたら商業施設で他の店のスタッフに感染者が出ちゃった、なんて、それだけでも休業になりかねない今の状況は夜中の高速道路でライトをつけずに時速150km出しているようなくらいヤバい。

もう10日まで健康でいられたら、後は割とどうなっても良いんだがな。

そう思って3月になった事だし少しだけならばクレジットカード使えるわ!ってなわけでな

社会科見学スターバックス リザーブ ロースタリーズ

憧れの焙煎工場へやってきた!٩( ᐛ )و

スターバックス リザーブ ロースタリーズ。中目黒のドン・キホーテの近く、目黒川沿いにありました。アクションRPGの工場のステージみたいな構造でしたわ。行くとワクワクするわね。

入るといきなり正面に銅で出来た巨大なタワーが目に入る。なにこれ、アフターバーナーにしては無駄すぎねぇ?確かアタイが記憶している中では、スタバの焙煎工場は世界に6つあったと思うわ。その中の一つが日本の東京にあるってのはなかなかありがてぇ。

しかしながらこの施設はコーヒーを楽しむのか、インスタのネタをかき集める施設なのか、それとも世界中で飲まれている、売れているコーヒーがどうやって焙煎されているのかを間近で見られる 企業が展開しているミュージアム的な位置づけなのか、あるいはそれら全てなのか がいまいち分からない。捻くれた視点を持つと純粋にテーマパークが楽しめなくなるってのは辛いところだ。

フロアは地下1階がトイレ

1階が入り口と、グッズや豆の販売店バリスタの作るドリンクが飲めるところ、あとメインの焙煎機がある。雨でもコロナでも人でごった返している。

2階がtea vana 紅茶専門店。すんげーカラフルな液体がタンクに入っていたりするのを美味しそうに楽しそうに撮影していたのが伺えた。紅茶は興味ないからスルー。

壁一面のこのカップは面白いと思った。CGみたいで好き。

3階。第二の焙煎機と、お酒の入ったコーヒーが飲める広々としたバーがあるのが特徴。ドリンクの値段はクソ高い。

器具やシンクなどの展示もあったのだが、使われているものなのか飾りなのかはちょっと分からなかった。アタイもこんなエスプレッソマシンを駆使してみたいわね。

4階。

ラウンジ。っていうか、席がたくさんある。明らかに席数が足りていない。意識高くここでコーヒーを片手にブログを書こうと思ったが、満足に座れず諦めた。

尚、2階より上はテラス席もある。しかしながらこの日は雨で椅子もテーブルも濡れていたため、利用している人はいなかった。多分春は川沿いの桜を見ながら美味いコーヒーが堪能できるんだろうな。最高だぜ。

このロースタリーズでは2杯コーヒーを頂いたが、それは後述する。そもそもアタイはなんでここにこの日やってきたのかを説明したい。

いつかここには来たいと思っていた。だってスタバの焙煎所だもん。前に勤めていたドトールでは完全に不定期で、少人数限定で焙煎工場の見学が出来たらしいが、今は入社した社員くらいしか見学できないみたいで。つまらん。

多分スタバは世界で一番売れているコーヒーだとアタイは思っちゃいるが、その現場を実際に無料で間近で見られるならば行きたいじゃないですか。

丁度最近焙煎も始めたところだし、何か勉強になるかなぁと。確かに何も考えずに行くと楽しい。

しかしそういう「コーヒーを学びに行ってやる!!」みたいな目的意識で向かうと間違いなくがっかりする。

[コーヒーマニアがほざく、スターバックス リザーブ ロースタリーズのここががっかりだよな点]

・焙煎所なのに、コーヒーの香りが一切しない。

そういう換気を敢えてしているのか。そもそもスターバックス「コーヒー」なんだから、コーヒー嫌いはこないだろう。あれか、帰る時に服がコーヒー臭くならないようにっていう配慮なのだろうか。

・特段コーヒーの説明が書かれた看板もない

一袋推定100kgはあるんじゃないかって麻袋を生で見たのは初めてだった。ただでさえ貴重なコーヒー豆が、こんなに溢れていると、希少性の法則なんて嘘みたいだ。この量だろうとも、やっぱり扱っているのは「スペシャルティ」なんでしょうか。

と、疑問に思っていても麻袋を移動させるスタッフも、バイトなのか社員なのかも分からない焙煎士も、ただ黙々と黙って仕事をしているところを、客は見ていて「何をしているんだろう?」と疑問に思っているだけでちっとも理解していない。

焙煎士が目の前の端末に何かしら入力していて、たまにノートに何かを記入している。一応焙煎機の前にはなんの豆を今焼いているのかってプレートは掲げられているものの、誰かがアナウンスをしているわけでもないから、焙煎の凄さがちっとも分からない。

「ただいま1ハゼですね。バチバチと焼き上がる音がしているのが聞こえるでしょうかー?」

「はい、今焼きあがりましたよ!この香りがやっぱりコーヒーの醍醐味ですよね!これからパッキングされて出荷されていきます!!」

なんて誰も言ったりしない。香りはもちろん焼きたてだろうと匂ってこない。

ただ端末いじっているだけにしか見えない。実際にはその日の気温、天気、湿度なんかも全て入力しているんだろうし釜の温度を調整したりしているんだろうけれど、素人目線では焙煎士が突っ立っているだけにしか見えず、気づいたらいっせいに焼き上がった豆がドサーっと雪崩れ込むように排出されて冷却されていくだけの繰り返し。

多分見ていても「どうせ機械で焼いているんだから均一に焼けるんだろう」としか思わないし、ひょっとしたら「こんなの俺でもできそうだわ」とか言い出す奴もいるかもしれない。

焼けた豆は冷却後、一定数毎に区切られてパイプの中を通過していく。これが見ていて非常に面白いのだが、ディズニーランドのピザ屋の演出となんら変わらないんじゃないだろうか。

天井を縦横無尽に走るパイプに、豆が行き渡っている。そこから各売り場の豆のサーバーに供給されていく。どんどん豆が積もっていく。一部はパッキングされて出荷される。

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・席数が明らかに足りない

カフェに来て、まずする事はドリンクの注文じゃない。先に席を取る事だ。ところが、これだけ大規模な施設にもかかわらず席数が全然ない。MacBookを開いて作業をしにくるような、そういう店じゃない。

割と散見された。淹れたてのコーヒーとケーキをトレイに載せて、席を探してうろうろしているのが。あと人が多いから席取りの際に置いた荷物が盗まれたりしかねないので、気をつけてね。心配しすぎ?

・せっかく注文したドリンクを作るバリスタを目の前で見られない

いや、カフェの最大の醍醐味はこれだろう。しかしな、運営側の都合ってのもある。いつまでも提供されるのに行列で待たされたら困るってのがあるでしょうね。それでブザーで通知するタイプの番号札を渡されて、提供されるまでどっかでぶらぶらしていろと。ふーむ。

ピッキングテイスティングはしないんですか?って疑問

世の中には言っていい事と悪いことがある。これは幾ら笑顔の店員にだろうと質問をすると嫌な顔をされそうだから辞めた。

先程の動画のように配管を豆が通過していって、各所に分配されていく。コーヒー豆の売店にもこのサーバーがあり、そこから一定数取り出したものが目の前のディスプレイに商品として見られるようにしてある。

アタイは今回、ここでしか入手ができない

コロンビア エル ケブラドン  とマウント ケニア バラグウィ を購入した。100g 1150円(何気に税別だったっぽい)とかなりお高い。

店舗限定商品はたったの4種しかなかったのに、どういうわけかアタイは悩んだ。いや、マーケティングとしては取り扱いを5種類以下に抑えているのは正解だ。(厳密には他所でも買えるものを合わせれば8種類くらいあるが)

だけれど悩んだ理由はディスプレイに盛られているこれらの豆には、欠点豆が少ないながらも点在していたからだ。まぁそれでも美味いと納得をする事にして、余計な事は言わないでおいた。

あとは様々なグッズも販売されていたが、値段を気にせず購入すると破産するんでお気をつけ。どれも魅力的なんだけどね。

ちなみになんで連日金がないと言い張るアタイがここで優雅に買い物しているかっつーと、クレジットカードを利用しているからよ。支払いも5月だし。現金Onlyだったらとっくにアタイは帰っていたわ。焼きたての豆だけ眺めて。あとスタバならば利用出来ると思っていたLINE Payはここでは使えなさそうだったわ。Suicaもムリでした。

・喫煙所がない

はい、私的理由ですね。喫煙者はこないでください。で終わり。

以上がちょっとしたがっかりポイントでした。

多分コーヒー好きの彼女でも出来ない限りはもう来ない気がする。次来たらもっと楽しめる工夫が盛り込まれているといいわね。社会科見学としては不十分よ。

ってなわけで

本日のコーヒー(昨日のか)

ウイスキーバレルエイジド スチーマー。これは・・・あまりにも美味いよ。美味いんだけれど、果たしてコーヒーなのか?ってインパクトはあった。金もないのに昼間っからこんなの飲んでいいんか?ってくらいに幸せだったわね。見た目はビールだけれどミルクからして違う。ここに来たら是非堪能して頂きたい、ウイスキーバレルエイジド。国内だとここでしか飲めないんじゃないかしら。アタイ限定って言葉に弱いわね。なんとか自宅で再現できないかしら。ははっ。

次。

店内を一周したあとに注文したもの。

ここはなかなかフードやケーキも美味しそうでした。兎に角効用を最大化するには、お金を使わないとここでは楽しめないわ。ティラミスとかも美味そうだし、ピスタチオのケーキとかもうね、これだけで商売出来そうとか思ったもん。

で、一番単価の安いローフケーキ リモーネ と、ちょっとお高いスターバックス リザーブ グラビタス ブレンド ヴィンテージ2020をモッド プアオーバーとちょっと聴き慣れない抽出方法で注文してみたわ。

先述したように、バリスタが抽出しているところは分からなかったわね。あとここのお店は基本的に陶器のカップで提供するみたいだけれど、アタイは手が震えるから敢えてテイクアウトカップにしました。

コーヒーの味としては、そこそこ美味いかな?くらい。深みがあって、その後にかすかな酸味がするのがいいわね。

まぁ他にも美味しいコーヒーはたくさんあるんでしょうし、グッズコーナーも面白いものが沢山あるので興味があったら中目黒へgoだわよ!٩( ᐛ )و

入場料は取られないけれど、時期によっては入場制限とかされるらしいし時間に余裕をもって行くといいわね。そういや見た感じフラペチーノがなかったような。あれかな、コーヒーしかアタイは考えていなかったから、目につかなかったのかしら。

斬新なコーヒーの体験としてはなかなかのものなので、遊びに行く感覚でどうぞいってらっしゃいませー。

じゃ、今回はこの辺で。