三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

動け電車、動けない三原!!

典型的な脱サラしたオヤジの思考回路

雑談

そうだ、カフェやろう。

この咄嗟の閃き、いや閃きというよりももっとレベルの低い思いつきみたいなものは、アタイからすればマジで死亡フラグに近いものだと感じる。

もっと悪い言い方だと

カフェ「でも」やるか。

間違いなく3年持たないパターンです。飲食店は愛でたく開業したところで、残念ながらその90%以上は2年以内に潰れているっていう最高に最低なデータが出ているんですよ。

ただそこで「へぇ、そうなのか。じゃあ飲食はやめておこうかな・・・・」ってちょっと待て。逆に「2年以上保てば潰れないんじゃね?」みたいな揚げ足をとったような発想もやめてくれ。

2年で90%以上。ああ、そうくれば2年よりも後は極限的に時間が経つに連れて廃業率は100%に近くなるだろう。

衛生管理、発注、提供、閉店開店作業、内装のデザイン、いろいろ時間と金がかかる割には2年後にはそこにはなーんにもありませんでした。いや、嘘。借金だけが残りました。 みたいなノリになってくる。

このリスクの塊みたいな世界に挑戦するアタイだよ。幾ら永遠の春休みって言っても、流石にポカポカ陽気と花粉症で鼻水を垂れ流しながら、のんびりぼけーっとしている場合じゃないわ。

毎日何かに頭を使っている。 使っている割には、何も前進しない。

そんな日々を送りつつも、先日ちょっと自己分析めいたことをやってみた三原さんだよ。

結果としては根本的には将来やりたい仕事って全部自己責任の上で、自分のペースで細々と何かを生産しながら出来ればちょっと周りに評価されるような人生を過ごせる、そんな仕事を求めているようだね。

何も世界を知らなかった頃のアタイは「将来は漫画家!٩( ᐛ )و」とか豪語していたけれど、残念ながら脳味噌のバグが20歳くらいで発動して、その薬の副作用による手先の震え(薬剤性パーキンソン症候群)によって、時間をかけないと綺麗な絵が描けない そんな奴になっちまった。

こうしてオマケに思考回路は支離滅裂で、ろくにストーリーもキャラも作れず、アタイは漫画家を諦めた。

そのまま惰性で紆余曲折あった末に就活してサラリーマンをやり、オフィスで昼休みにコーヒーを大量に抽出して皆と飲むことに喜びを感じながら日々を過ごしていたけれど、そろそろ限界が来たね。

このままルーティンワークで仕事をこなしていてもマジで人生つまらないと判断したので、なんとか仕事を辞める口実として大学への進学を決意。勉強するという建前で開業してやるわ、と意気込んでいた。

開業への熱意は、流石に何事においても3年で飽きるアタイでもまだ続いている。

しかしながらちょっと待ってほしい。 なんか自分が中学生くらいの頃から悟っていた事が引っかかっていた。

「どうして退職金を貰ったオヤジ達は喫茶店蕎麦屋を始めるんだろう?」と。

実は大学に入ってからも、脱サラして大学生になったというおっさんが「カフェやりたいんだよね」と話しかけてきた事がある。 退職金で暮らしているのか興味もないが、その貴重な金で今更大学なんか行かないでさっさと店建てた方が早いんじゃねーの?としか思わなかったが、話していてもニコチンが加速するだけなのでもう関わったら負けだと確信した。

こういうおっさんがカフェをやりたい、と言ったら読者様はどう考えるかしら?

・やっぱ夢を追うのに年齢なんか関係ないよね ・三原さんの良いライバルになるじゃん、一緒に話を進めていったらどうなんだろう? ・コーヒー好き同士のシナジーが生まれそう

という意見もあるかもしれないが、ここまで読んだならば誰もがこう考えるだろう。

三原も脱サラしたオヤジの思考回路じゃん。と。

いや、結構考えた。 本当にカフェでいいのかと。実はアタイはそんなに忙しく働きたくないだけで、本当はコーヒーを好きなだけ飲めれば十分なんじゃねーのと。

もっと言えば「もしかしてブログで月に30万くらい稼いでいたら、ずっとスタバかカフェ、漫画喫茶、ファミレスのドリンクバーに居座って好きなだけコーヒーを飲みながらブログ書いている方が究極的な自己実現なんじゃないか」とすら疑ったこともある。

だけれども改めて自分の一日における幸せを感じている瞬間って、他に余計なことを考えずに焙煎と向き合い、生産者と物流のお陰で地球の裏側で採れた美味いコーヒーに対して心を込めてお湯を注いで抽出し、それを飲んで「今日も平和だなぁ」とか思いながら青空を見ている時だと実感している。

これはただの自己満足に過ぎず、アタイはたまたまこの世で一番好きな飲み物がコーヒーなだけで、もしかしたら世界にはアタイが知らないだけでもっと美味くて病みつきになるような、ドリンクのパラダイムシフトを起こしかねないすげー飲み物があるのかもしれない。

ただ、この自己満足を超えて、友達とコーヒーを飲んでいる時、自分の淹れたコーヒーを他人に飲ませる時、自分の焼いた豆を受け取ってくれて感想を聞かせてもらっている時には

幾ら毎日死に急いでいるアタイでも生きている実感が湧くのよ。あれ、アタイこのために産まれてきたんじゃないかしら?って思うくらいに。

ここまで書いておいて、それでも「今言った事を脱サラしたオヤジは皆同じ事してきていたよ」と言われたら、もう泣くかもしれない。

その辺の奴よりもドリップには自信がある。ただ誰も自分に興味がないから飲ませる機会がないだけなんだ、そう言い聞かせてきているけれど、段々と自分が情けなくなってくる。 いつになれば人様からお金を頂戴出来るようなコーヒーが提供できるんですか、って。

まだ自分は店舗を持っていないから、失敗も成功もしていない。 そう考えれば、その数歩先を行っていた脱サラしたオヤジ達は廃業していようがやりたい事をやってみたんだから、勇気もあるしすげぇなぁとも思える。

残念なのは、失敗した後の消息に関する文献とかが見つからないところだろうか。道路工事現場の警備員がほとんど高齢者なのは、もしかしたらそうした起業の失敗の末なのだろうか。

本当に熱意があるならば、どこかの喫茶店でバイトすればいいじゃんとも思ったけれど、自分の店を営業している最中に「もう二度とコーヒーなんか関わりたくねぇ!」「一生懸命蕎麦を打っていても誰も食わねぇよ、腕は痛いだけでちっとも儲かりゃしねぇ!」と挫折を通り越して絶望をしてしまっているのか。

ピアスをしていても、ヒゲを剃らなくてもカウンターに立てる学生バイトのバリスタがテイクアウトカップに「thank you!٩( ᐛ )و」と書いて提供しているだけの、コーヒーの素材としての魅力を激減させるフレーバーシロップをプッシュしまくるのが主流のチェーン店のカフェが繁盛しているのに対して、

一人で悶々とフードメニューを考案しているけれど常連以外は一切来ない喫茶店はたくさんある。

先日購入した季刊誌「珈琲時間」ではイケている喫茶店の特集が掲載されていて、その中に先代の店主が独自に考案したブレンドを使っているけれど、最早業者に委託していて何の豆使っているんだかアタシわからないのよねー という喫茶店が個人的にはとてもインパクトがあったんだ。

どうも昔ながらの喫茶店ってのは、現状維持をしていくのが大事なように感じられたが、その内誰も見向きもしなくならないのだろうかとは不思議なのよね。

そもそもアタイがベーカリーカフェでヴァイトしているって話は何度もしていて、一応この店で一番売れるドリンクがコーヒーであるにも関わらず、若い学生バイトの大概は自分の店のコーヒーを飲んだ事がない。

まぁメインはあくまでもパン屋で飲み物はついでみたいなもんだから、ほとんどのスタッフはパンが好きで働いていて、アタイみたいな手が震えるという理由で陶器が扱えなくても喫茶業が出来るバイトがここだった、みたいなレアな理由で勤めている奴は他にはいない。

それだけ若者もコーヒーを飲まなくなっちまって、今後喫茶店という分野は流行るのだろうかと疑問で仕方がない。

タピオカについてのプロダクトライフサイクルについて考えた事はあっても、コーヒーはずっと昔からあるもんだから、永遠に衰退期に入らない完全な飲み物だと思っていた。終わりは来るのだろうか。

そんなことが脳裏に過りながらも、美味いコーヒーと空間を提供する仕事に憧れがあるから、今後もアタイはコーヒー屋さんをやっていくのかな。

ってなわけで

アクティブログ(活動記録)

ヴァイト3連勤。まぁ誰にでもその程度のことはできる。ふつー。ふつーにふつー。

ただ急に木曜から忙しくなってきた。うん。 土日を休みにしておいてよかったと心の底から思った。

3連勤の2日目だよ。悲劇はさ。

丸の内からの帰り、東京駅の横須賀線ホームで事は起きた。

仲間とダラダラ喋りながら駅を目指していたら、終電の一本前の電車を30秒差で逃した。これが悲劇の始まりだったよ。

「まぁ15分すれば終電が来るしいいべ。」とか思いながら、最近スマホにインストールしたAmazon ミュージックで流行ってんのかどうかよく分からん曲を聴いていた。(オーディブルは自宅の静かな空間でないと何言ってんのか集中して聞けないし頭に入りにくい)

電車到着の3分前くらいに、なんか変な奴がうろついているなぁとは思った。 アタイは電車の混雑で具合が悪くなるタイプの人間なので、敢えて空いている最後尾の車両に乗るようにしている。だから一番ホームの端にいた。

ホームは地下4階にあって、ある意味屋内でありホームが途切れた延長線は真っ暗でなにがあるのか分からない。

そんな端っこに立っていて、気がついたら不審者がいなくなった。ほっとしたと安堵した瞬間にけたたましく鳴り響くブザー。

空襲でも来たんかってくらいに心臓に悪いねあれ。ブザーのせいで具合悪くなるやつ絶対いるだろってくらいに。

2分くらい鳴り響いていたわ。

その時の駅のアナウンスが「線路内にお客様が立ち入ったため・・・」だったので、あぁ、あの変なやつがやらかしたのかな程度にしかその時は考えていなかった。

さっさと駅員か職員とかがとっ捕まえて戻ってくるだろう、電車も10分くらいすりゃ遅れてくるべさ。なんて悠長にホームでアタイは音楽を聴きながらKindleでコーヒーの本を読んでいた。

ところが10分経っても電車は来ない。もういっそアイツはどうなっても良いから運転再開しろよ、ニコチンが切れてきたなぁとちょっとアタイはイラついていた。

そこから15分間は、5分おきに駅のアナウンスで「東京駅で線路内にお客様が・・・」をくりかえしていたが、イラつき始めてから20分するとホームの端に警備員が、それから警察官と駅の職員が、更に20分くらいすると消防とレスキューが集まってくる。

いつのまにかアナウンスも「お客様の救助にあたるため、運転の再開の目処は立っておりません」になってしまった。

このアナウンスは同じ内容で70分ほど続いていたが、救助にあたるスタッフ達が無線で連絡を取り合っている会話の内容を聞いていると(うるさいから勝手に聴こえてくる)

ホームから300m離れたところ、ハシゴを上がったスペースで意識を失って倒れている みたいな感じだった。

アナウンスでは絶対にこの内容は告げていない。

なんじゃそりゃ?としか思えなかったし、東京駅のこの終電は上下線とも運転休止で、やっぱり中高年くらいの老害が真先にストレスを爆発させて現場に何も出来ないくせに怒鳴り込んでくる。一番タチの悪い世代だよな。

いつの間にかアタイのいら立ちは吹っ切れていて、なんかもう暇で暇で仕方がなかった。

怒鳴り込むオヤジ共の会話を俯瞰しながら、アタイはこれからどっかのビジネスホテルかネカフェに泊まるかと考えていたが、思い出してみれば就寝時に飲む薬がない。

飲まなくても死にはしないが、若干仕事に支障が出かねないのでこのまま電車を待つ事にした。

なんとなく今横浜の大黒埠頭でタイムリーなニュース、ダイヤモンドプリンセス号の乗客の薬が切れたのと同じような境遇を味わった感じはしている。

結局レスキューが二人がかりでハシゴを担いで持ってきて線路の暗闇に消えていった後、意識不明の奴は戻ってこないし、戻ってきたらぶん殴る準備万全体制のオッサン共も「まもなく運転が再開します」のアナウンスを聞いて、触れたら爆発し出すようなオーラを出しながら停車している上りの電車に戻って行き、

不審者は戻ってこないままアタイの待つ下りのホームに横須賀線が1時間45分遅れで到着した。

たかが一人が意識失っているだけで、しかも30人レベルで救助活動しているのに2時間の遅延なんかしているようじゃ、万が一オリンピックでテロじみた事が起きれば遅延程度じゃ済まされないくらい危機管理以前のレベルの問題なんじゃないかなーと体感したが、実態はどうなんだろうか。アタイがわからないだけでもっと本当は複雑な事情が絡んでいるのだろうか。

終電の一本前から待っているので、アタイはちょうど2時間同じ場所で待機していた事になる。まさか30秒差で乗り過ごしてこんな事になるなんて誰が予想できただろうか、いや、誰も出来はしない。

帰宅出来たのは午前3時。 それから夕方まで寝てバイトに向かい、取り敢えず大きなミスなく3連勤は終了した。

これを機にわざわざ丸の内まで行かなくても、地元で働いた方が楽なんじゃねぇかなぁとも考えたが、地元だと知っている奴がたくさんいるからこの話はなかった事にしてくれ。

ではここからは5連休のコーヒー活動について触れます。

Aurora Coffee lab

休みだ。でも休まない。 なんか自分の焼いたコーヒーに対して味の評価基準が欲しいな、とふと思った。

昨日は昼に起きてから、ひたすらエクセルに項目を入力していた。3冊のコーヒーに関連する書籍を見ながら、納得の行く、独自の焙煎のデータとカッピングの評価が出来るシートを作り上げたところよ。

久しぶりにエクセルを使うと、慣れないからなのか時間がかかったわね。これだけで日が暮れてしまったわ。

普通に記入して、それを小さくシールにプリントした上でパッケージに貼ればお客様にもどんなコーヒーなのか分かりやすいかなぁと考えたのよ。

これは自分が焼いたコーヒーに対する評価基準で、それとは別に友達や知り合いにサンプルを配った時に簡潔に感想を書いてもらうためのシートも作成したところ。徐々に活用していくわ。

そういやバイト先の気になる女子にコーヒー豆を渡したのは良いものの、未だに感想の連絡がこないわね。脈が無かったと判断するかしら。悲しいものね。

anyway, こうしてどういうコーヒーなのかを伝えやすくなったわ!٩( ᐛ )و というわけで、早速焙煎するじゃない。

3kg購入した ホンジュラス サンタロサ SHGも残り僅か、焙煎の練習としてはまぁまぁ良いものでした。

改めて本で読んだ知識とちょっとネットで再確認した事項も踏まえて、もうちょっと工夫して豆を焼いてみたところよ。まだ慣れないからなのか焼き具合に個体差が出るわね。こうしてまたトライアンドエラーを繰り返すのよ。

ホンジュラスは慣れていることもあって、いつも通りの焼き色には出来た。 早速カッピングにも挑戦してみる。

アタイ基本的には文章と画像でしか自己表現していないけれど、実はカッピングする時のすする音の巧さに関しては結構自信あるのよ。なんか良い発信方法があれば今度投稿するわ。

この日は引き続き、コロンビアスプレモを調子に乗って200g一気に焙煎していたらチャフを取り除く段階で過って網が開いてしまい、全部ロスになってしまった。夜も遅くなっていたので、文字通りの泣き寝入りよ。

今日は起きてから新しくスプレモを100g 2セット(なんか筋トレみたいだな)焼いてカッピングも試してみた。

1回目と2回目でやや味が変わってしまったのは自分にブレがあるなぁと判断したところよ。

焙煎時間は同じくらいなのに、味が変わるものなのね。不思議だわ。だからコーヒーは面白いんだけどね。

テイストを試したあと、キッチンが昨日の散らばった豆とチャフだらけだったので掃除をしていた。 うん、綺麗になったわ。お陰で一日が終わってしまった。

で、掃除が終わってからキッチンの壁にフレーバーホイールを印刷して貼り付けました。味の表現が的確になると良いわね。

さて、明日は頭の病院だが診察の時間に親が飯の予約を入れたせいで、早起きして病院に電話をする羽目になっちまった。薬さえ貰えればこんな病院行きたくもねぇんだが、ってのは毎度の事ながら。

気づけば5連休も半分が終わろうとしているし、なんとかこの5日で経済地理のレポートを終わらせると意気込んでいたのに、未だにテキストすら開いていない。

わざわざ品川に飯食いに行くのもいいんだけれど、ついでの用事が何もないから困る。

あそこブルーボトル以外になんか良い感じのお店あったっけ?

じゃ、今回はこの辺で。