三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

人権を主張する前に、てめぇが周りに何をしてやれるのかを宣言しろや

建前と本音というものがありながらも。

 

雑談

激しいストレスを経験すると、途端にそれまで継続してきたことが出来なくなり、自分でどうにか解決可能なものならば努力でカバーが出来ても、どうしようもないことに対してはどんなに考えても「死んでやろうかな」としか思えなくなってくる。

 

そんなきっかけになった出来事の話をしよう。

 

現在、アタイは丸の内界隈にあった小売から、異動をして観光地の店舗で週4労働をしている。平仮名4文字系のゆるかわ萌えアニメみたいに「日常が輝きでいっぱい!」みたいな職場とは程遠く、「毎日ストレスで朝からゲロまみれ」が実情だ。

 

まず目覚めてからというもの、憂鬱感しか湧き上がってこない。「今日も仕事か・・・」が永遠に続くのだろうか。仕方なく胃袋にヨーグルトを運び、一服していると急にゲロを吐く毎朝。この時が最も生きている実感がしている。

 

なにか身体のどこかに問題があるのは間違いないのだが、改善するつもりもない。そもそも向精神薬の副作用で倦怠感が抜群で、況してや連日30度を超える暑さでイカれた頭はますます現実を捉える能力が低下していく。

 

店舗の特定を防ぐために、ネット上では「観光地の小売」と書いてきたが、やっていることは何度も言うようにスーパーのレジ打ちの延長みたいな仕事だ。誰でも出来る。なのに人手不足。

 

最近違和感を覚えているのは、会社の方針である。4大方針の1つに「お年寄りを大切にしよう」みたいなテーゼが掲げられているのだが、個人的には大反対である。耳は遠いし、ポイントカードをまともにスキャンすら出来なくて何度もやり直す。挙げ句、小銭を出すのに2分くらいかかってレジに行列が出来るし、普通の客以上に優しく接してやっても「いらっしゃいませ
!!」の段階で既にキレているジジイが後を絶たない。大して頭なんか使っちゃいないくせに「この商品は安全なのかしら?」みたいなことを散々訊いてくるし、はっきり言って年寄りを相手にしていて良かったことが1つもない。

 

血の繋がった婆さんですらもアタイは嫌いなくらいに、年寄というものが大嫌いなのだ。いずれは自分もそうなるのかもしれないが、それはその時だ。つまり会社の運営方針に根本的に同意出来ない。

 

 

 

それに加えて、近頃は「多様性を理解しよう」みたいなことを押し付けてきやがった。会社が作った動画を視聴して学習出来るアプリが用意されていて、それをイライラしながら視聴していた。ちなみに誰がどのくらいの動画を再生したかの進捗が本部では全部把握されていて、視聴をいつまでもしていないと、店長宛に説教のメールが送られてくる。つくづく嫌な世の中だ。

 

兎も角、その多様性を理解しようというテーマの動画、正味30分を見終えた。100人いれば100通りの意見があるだろう、みたいなことはそこら辺の書籍の至る所に記載されているが、個人的に言わせてもらえば「また現場の負担が増えるのかよ・・・」だった。

 

今っぽく言えば、その多様性とはLGBTQ+の話だ。そういったお客様にも配慮しよう、売り場作りを工夫しよう、差別や偏見をなくそう という内容だ。

 

第一の感想が「また面倒くせえのが増えたな」だった。例えば化粧品を扱うコーナーに関して言えば、見た目がおっさんぽい客でも見た目で判断して男性用化粧品のコーナーを案内してはならないと。なぜなら心は乙女だから。

これを聞いてリアルに眉間から血管が浮き出た。

 

司会進行役の人は多様性の理解の啓蒙活動をしている方らしいのだが、当人もゲイで「美容院で髪を切る時に『お兄さん、ショートヘアにした方が女子からモテるよー』と言われてしまうと、内心傷つくんですよねぇ」とか言っていた。

 

あぁ?

 

まずお客様を「お兄さん、お姉さん」と呼んだり、そう見做してはいけないそうだ。そこは相手が誰であろうと「お客様」として扱えば良いからまだ許せる。

 

で、その司会者の話は俺のストレスをピークに駆り立てた。「正直、女性向けの化粧品を取る時に男性が商品を手に取ったと思われるのが凄く嫌なんですよねー、だから化粧品売場も男女別け隔てなく、性別関係なく手に取れるようにしてほしい」

 

そんなこと言っているからおめぇら「生産性がない」とか言われるんだよ。

あのな、たかが化粧品とか思っているかもしれねぇけれど、そんな気軽に男が手に取れるようになったら、その後のことがどうなるか想像できねぇのか?

 

ただでさえ化粧品って男の万引きが多いんだぞ。一度に数万円単位をやられることもある。気軽に入られちゃ困るんだよ。それに従来の生物学的な性別も、性自認も女性からしてみれば「男が化粧品のテスターとか触っているのってなんか嫌だな・・・」ってなるだろ。

 

こいつさり気なくプロフィールで東大卒とか書いていたけれど、一体何を学んできたんだよ。LGBTは10人に一人の割合で存在します、ってどこから引用してきたデータだよみたいなものを提示してきて、まぁ顧客としては認めるが尊重はしたくないのが現場スタッフの一意見だ。

 

言うまでもなく、性的マイノリティよりも従来の心も身体も女性の方が割合は圧倒的に多いからな。大体人間の二人に一人は女性なんだから。

 

その方が圧倒的に市場規模がデカいのに、女性視点での配慮がないがしろにされようとしている。

 

この動画では司会者は一貫して「こうして欲しい、こういうケースがあった場合はどうしたらいいか皆で一緒に考えてみましょう」というのを提案してくるのだが、せめて現場で1ヶ月間働いた上でそういった発言をしろ。

 

明らかに「エレファントインザルーム」な案件なのだが、誰一人として反対意見が言えないのは、恐らく会場に社長がいて発言がしづらいからなのだろう。同調圧力ってこわい。

 

もっと言えば売り場の一部ブランド商品の売上に対してはLGBT+支援団体に寄付をします、なんてデカデカとポスターまで貼っていたし、これを見たアタイとしては「性的少数派って金にも困ってんの?」という感想しか出てこない上に、このブランドの商品は絶対に買わないと心に誓った。

 

結局この司会者は一貫して「売り場や接客はこうしてほしい、こうだといいよね」みたいなことを主張するわけだが、こちら現場側からすればジジイのトロさに疲弊し、理不尽な要求をしてくる品性のない外国人観光客に消耗し、さらにトドメを刺すように新しい概念への理解と配慮みたいなものを突然突きつけられてバイトの分際ながらも「会社辞めようかな」と本気で思っているところだ。

 

百歩譲ってアタイもストレスを堪えながら、こうした配慮を踏まえた接客が出来るとして、コイツらは一体社会に何をもたらす存在なんだよ?っていうのが幾ら考えても理解出来ない。

 

折角だからChat GPTにもマイノリティの理解が何の役に立つのかを延々と質問してみたのだが、多様性を理解することで多様な価値観を学ぶことが出来るでしょう、以上のことは文脈からどう頑張っても読み取れず、ますます頭は混乱していく。

 

まぁ多様性を受け入れると何が起こるかという話をする度にもらう反応が「シリコンバレーでは多様性を受け入れてクリエイティブなイノベーションを起こした」なんてことを聞くわけだが、日本で同じことが言えるのか。じゃあそういう街に近いエリアとして新宿二丁目があるわけだが、何かが生まれたなんて話は特に聞かない。たまにニュースで取り上げられても「当事者としての悩みや問題〜」といったような記事ばかりで、どこがイノベーティブなのか。或いはマイノリティになれば、GAFAが雇ってくれるのか。

 

 

偉そうに言ってきたが、これでも女装くらいは経験したことがあるし、知っている人は知っていると思うが、アタイは女性の下着を履いている。じゃあマイノリティで言うと何に該当するのかってのがまた疑問だし、別に男として扱われても何ら問題はない。性的嗜好としてはモテなさすぎてどうでもよくなったパターンで、男でも女でも「可愛ければなんでもいい」という状態だ。そして言うまでもなくアタイには生産性が無い。

 

それで何が一番腹立つって、こういった理解や配慮をしろと従業員に言うのはまだいいが、じゃあ従業員の人権はどうなってんだよ!!って話だ。

 

社内規定のマニュアルでは男性はこうしろ、女性はこうしろ、とイラストに注釈まで入れて説明している。中には従業員でも黒髪が前提なのに染めている奴もいるし、それが理由でクレームになった馬鹿もいる。

 

男は髪が耳にかからないようにし、ヒゲを剃る、前髪は眉毛より下がっていてはいけない、といった地味に細かいルールがあったりして、自由もクソもない。今時そんなくだらねぇことにこだわっているから、全く新しいスタッフが入ってこないんだよ。スタバを見てみろよ。髪色もピアスもOKだ。一番お洒落をしたい年頃の若者が、たかがバイトのために黒髪を維持するなんて考えるだけで無理だろう。

 

アタイはお洒落に無頓着だから、特に髪を染めたりはしないが地毛は白髪だらけなので、いっそのこと真っ白に染めてみたいという願望は以前からあった。まぁ実現させたら来週から仕事がなくなり、食っていけなくなるだろう。

 

結果として職場自体には多様性もクソもなく、皆が同様にどこかパッとしない冴えない上に話も面白くない地味な奴ばかりになり、多様性溢れるお客様共を一日中相手にする仕事が楽しいとは微塵も思えない現状で一日8時間労働をこなしている。

 

 

 

以上を踏まえて、なんか新しい概念を押し付けられているけれど、それが受け入れられず理解出来ないアタイは変化に対応出来なくて頭の硬い老害と同等な扱いになるのだろうか。

 

そりゃあ来客の中に心がときめくくらいに可愛い男の娘が何人もいらっしゃってくれたら「今日も仕事は忙しいけれど、なんか楽しいなー」くらいには思えるが、残念ながら10人に1人のマイノリティは見事にチー牛が肩まで髪を伸ばして化粧で無理やりヒゲを隠そうとするが隠しきれず、女性っぽい服を着ていても腹が出ていることすら隠しきれていない残念な奴だったりする。特にそういった客からクレームが来たことはないが、見た目で人を決め付けちゃいけないんだったね。はいはい、そうですね。

 

 

あー・・・、面倒くせぇ。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

自分で頑張ればどうにか出来ること、強制されてやるタスク、どうしようもない物事。

自分の中でやることは主にこの3つに分類出来る。そしてその存在の比率は1:3:6だ。

 

つまり自分でどうにか出来ることがほとんど無い。弱肉強食の世界では草食動物が極限まで追い込まれるとクソを漏らして死んだふりをすることがある。つまりどう頑張っても相手に勝てないから、死体と同じような状態を作り出すわけだ。

 

そう考えれば毎日ストレスに晒されて、朝からゲロを吐いている自分は草食動物そのものではないか。ふむ。第一、ちょっとした体調不良程度で病院に行くというのが最高に面倒でもある。もしかしたら風呂に行くよりもダルいかもしれない。

 

自分の症状に該当しそうな病院をググる

向かう。

診察待ちで小一時間近く待たされる。

その割に診察は5分くらいで終わる。

会計で15分くらい待たされる。

クレジットカードが使えず現金のみの支払で、しかも保険適用とは言えど幾らかかるのか分からない恐怖。

処方箋を貰って、体調が悪いのに薬局まで薬を買いに行く面倒さ。(場合によってはそこでまた待たされる)

帰宅した時点で半日が終わるという時間の無駄さ。

 

 

アタイが横浜に住んでいたときも、今の下町に住んでいるときも変わらず、連日耳を澄ませば救急車のサイレンが鳴り響いている。一体誰がどういう目的で搬送されているのか実情は知らないが、山手線の運行本数と同じくらい救急車が行き交っているんじゃないかと錯覚するくらいだ。

 

確かにいちいち病院に行くよりも救急車を呼んだ方が楽かもしれない。なんせ医者が駆けつけてくれるのだから。一体その後幾らお金を取られるのか、アタイは救急車を呼んだこともないし(仕事中に急にピーナッツアレルギーに当たった外国人が来たから仕方なく呼び出したことはある)もっと言えば入院の経験すらない。

 

基本的に病院とか歯医者が嫌いな理由って治療される恐怖よりも、予約していても待たされて、しかも医療費が幾らかかるのか分からないところにある。本来待合室は通信機器の使用が制限されるし、子供は泣き出す上にジジイは話が長い。当たり前だが喫煙出来る場所なんかあるはずもなく、具合が悪いから来ているのにストレスで更に具合が悪くなって帰ってくるのがオチだったりする。

 

だから別に毎朝目覚めと共にゲロを吐こうが、それが3日以上続いているのならば最早単なる習慣の1つなのだと解釈し、これも結局は「どうしようもない物事」に分類されて終わりだ。

 

正直に言うと、どのレベルから救急車を呼べばいいのかは判断に迷う。自分ごとでも分からない。

 

そんなわけでアタイ朝から気分最悪!٩( ᐛ )و な状態で昼くらいからイヤイヤと電車で職場に向かい、誰よりも体調が悪い状態で働くことが当たり前になった。

 

しかも近頃は冬でもないのに、椅子で寝落ちをすることが増えて身体は節々痛い。なんというか、全体的に死に近づいている感覚がうっすらと芽生えている。

 

飲食の頃に比べれば仕事は遥かに楽だし、クレームも少ない。一体何が不満なのか。考えていてようやく理解した。

 

職場のポジションの問題だ。上下関係とかではない。

明らかに楽な売り場と、忙しい売り場がある。しかも空調が快適かどうかの違いもある。

アタイはずっと暑くて忙しい売り場なのだ。8時間ずっと。ひたすらレジで「袋はご利用ですか」「ポイントカードはお持ちですか」を延々と繰り返す。いい加減、言い慣れていて考えなくても流暢に話せるようになってくるかと思いきや、暑くて呂律が回らない。

 

それでレジ打ちから開放されたかと思うと、今度は飲料補充がやってくる。安いからとにかく売れる。品出しが追いつかない。飲料はケースで運ぶと重く、汗もかく。それだけに専念出来るのならばまだしも、客がレジに並ぶとレジを開放しなければならない。体力も消耗し、ますます呂律が回らない。

 

涼しい売り場は、ひたすら外国人客の相手をしていればいい。しかも買上げ点数が多いだけで、特に面倒事も起こらない。仕事に温度差がありすぎる。(物理的にも労働量的にも)

 

そして自分はどういうわけか、一日中暑いレジに立たされる。一体誰がこんなアホなシフトを組んでいるのか。幾ら新参者だからって、まったく涼しい売り場に立たせて貰えない。いつかレジでぶっ倒れてやろうと思っている。それか、そこそこ戦力になったらバックレる。

 

オペレーションもクソすぎるし、人手不足なのもあっていつまでもしんどい。

 

しかも変なサブリーダーとかに勝手に任命しやがるし、頭の中は仕事を逃げ出すか、出勤日数を減らすことしか最近は考えられなくなった。

 

 

一応休みが週に3日あるものの、初日はくたびれてほとんど何も出来ず、二日目もだいたい本を読んでいて終わる。三日目にしてようやく体力が回復してくるが、翌日仕事なのを考えると面倒になって結局何も出来ないまま、こうして一週間が終わる。

 

なんでこんなしんどいことをしているのだろうか。それとも体力がないだけ?

いつまで続く?死ぬまでか?いつか転換期が来るのか?

 

 

じゃあ、今回はこの辺で。

 

 

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