なんか良くわかんないけど面白そう
雑談
学問への探究心なんてそんなもんでいいんですよ。何にも興味がないとか、適切な場所で知恵をちゃんと使えない、そういうのがいわゆる無駄だと思うんです。
学ぶ事を辞めれば、後は衰退する一方だと信じ込まされているというか、形容できない恐怖心があるので勉強している。けれど成績は芳しくない。
どうも大学から就職まで一貫して、この国は点数と尺度が整然としないコミュニケーション力で人間を測るからあまり好きじゃないのだが、
今週末に卒業単位2単位をかけて、学芸員専門科目である「博物館資料保存論」というのを受講するんさ。
いえ、学芸員になるつもりはないわよ。 ただ展示されているボロボロな見世物を、いかに劣化せずに保存して展示しとるのかに興味を示したんす。
それで今日は大学が休みなのに加えて、たまたま博物館情報の検索をしていたら、上野の国立科学博物館で「展示標本の作り方展」みたいなのが開催されているのを知ったから、ぶっ飛んでったわけだ。
ってなわけで
アクティブログ(活動記録)
昨日嬉々として買ってきたデカフェのインスタントコーヒー。
抽出後のカスで再抽出したんかワレェ?!いやに粉っぽいじゃねぇか!(ちゃぶ台ガッシャーン
そんな感じのあれは、最早コーヒー味のお湯だわな。ご丁寧に人間様が叡智を凝らしてコーヒーの心臓成分であるカフェインを摘出しやがったせいで、こんなに不味くなりました。
どうしてこんな事が平然と出来て、こんな事に頭を使えるのかが不思議でならねぇよ。 特に最期の後味なんか砂かよ、って言いたくなるザラつき具合さ。
次はかなり濃い目に、エスプレッソ状に淹れてからミルクフォーマーで豆乳を泡だてたものを飲んでみたいと思う。
豆乳の不味さとコーヒーの不味さの相乗効果が素晴らしい事になりそうな未来予知は出来た。
さて、それから朝は祖母から荷物が届くので、自宅で待機をしつつ家事をこなし、ちょっと余裕があったので博物館と経済原論の勉強をしていた。
原論はなぁ、もうテキスト10回読めば受かるわ。多分。
博物館だけだよ、怖いのは。誰も受けた前例を聞かないし、興味本位だけで受けるとどうなるのか予測出来ないから怖い。まぁせいぜい真剣にやるさ。
やがて婆様の荷物を受け取り、ダラダラと最寄駅へ。
電車が来るまで3分あったからトイレに行ったら、掃除のおばちゃんが手袋をつけずに男子小便器を丁寧に掃除していた。いや、素手ですよ?!
蓋の裏から蓋を外したところまで全部手でやってんの。
なんか雇う側の会社とか、その人の衛生面とか色々心配なんだけど、大丈夫なのかな?大したメンタルだ。
見下しているわけではないが、あまりその辺はペタペタと触らないで欲しいのが心からのお願いだ。
上野へ。 国立科学博物館。
どこの博物館に行っても、自然科学は生物の分類や進化の話ばかりで、化学なんか模型が置いてあるだけ、物理なんか実験模型が展示してあるけれどどうやって扱うかの説明すらねぇ。
ノーベル賞受賞者の日本人のノートとか見られるコーナーがあったけれど、やっぱりなんか凄そうだけれど、よく分からないんだよな。
結局太古の大型動物の化石と、無駄なデカさのアンモナイトの化石、大半を占めるレプリカが混じりつつ展示されていてインパクトはそっちに持っていかれちまう。
理論的には再現可能な化学よりも、皮膚の色も分からない恐竜の方がエンターテイメントとしてはロマンチックで迫力満点、魅力があるんだろう。
自分はそう思った。
それとも前提として博物館が子供を喜ばせて学びを助長させるための機関だと、定義でもされているならば多分アタイが来たのはお門違いになる。
あそこは石ころが趣味の奴には天国だと思う。放射性元素とか塊として見てみたいが、都内にそんな物騒なもんを置いとくとまた世間が騒ぐだろうから出来ないのかな?
ちょうど駅前でも原発反対運動していたし。あれ署名するとちゃんと国民の声として行政に届くのか、すげぇ疑問だよな。
まぁ一応企画展で博物館資料の作り方と大変さは、感覚的に理解できたので、予習はしたとみなし、鉱物の綺麗さ、化石への太古のロマンはアタイが小学生時代に石ころ集めに夢中になったのを思い出させてくれた。
実は何気なく小学生時代に拾った黒曜石が、凄く手にフィットする形状になっているのが偶然なのかは分からないが、もしかしたら博物館に持っていけば買い取って飾ってくれるかもしれない。
つーか土曜に講師に訊いてみようかな。 これ作ったの縄文人じゃね?って。この石ころに関してはどう頑張っても上手く形状を伝えられる写真が撮れないから割愛する。
体力があれば動物園でハシビロコウに喧嘩売ったり、フラミンゴの臭いで顔をしかめたり、パンダのケツを拝んでやんわりしたりしたかったが、疲れたので帰宅する事に。
本能的に心の底からコーヒーとケーキのセットが食べたくなったアタイは付近のカフェを模索するも、うさぎカフェやフクロウカフェ等の安らぎを阻害する店しか近所にない事に苛立ち、結局品川のブルーボトルで行き交う個性のない人間の流れを俯瞰しながら「人間社会から逸脱してー!」と妄想をし、ちょっとお高いコーヒーを口にした。
毎度毎度この店に来るとアタイは抽出方法をバリスタに質問責めにするくらい聞きまくるんだが、今回のは随分手荒なハンドドリップでして、理由を訊いてみたらドリッパーがMITとの共同開発したものだからなし得る技なんだと豪語していた。
それにしてもお前、お湯かけすぎじゃねぇか? 浅煎り、そして急速抽出と、シリコンバレーではそれが流行りなのかね?
どうも近頃のカフェチェーンもそうだが、やたらと酸味を際立たせるのが主流になりつつあるね。
深みのある苦味とコクの強いものが個人的には好みなのだが、近頃そんなコーヒーも少なくなったな。
顧客のニーズに合わせて最適な豆を選択して抽出するのがバリスタの仕事だと思っていたが、だんだんサードウェーブを謳うコーヒー屋はパフォーマンス、つまり味よりも体験重視になっていないかい?
ラテアートも視覚で楽しめるのは十分承知、地球の裏で採れた厳選された豆も承知、でもアタイが飲みたいのはそういうのじゃねぇんだよ、と訴えてもどうやら自分の味覚が時代遅れなのと味覚障害があるのがこうした感情に繋がるんだろうと、今悟った。
先日医者から亜鉛摂れ言われたんで、アメ横の怪しいドラッグストアでかなりの安値でサプリメントを買ったが、60日分毎日飲み続けて飯が美味くなるのかは疑問だ。
今後に期待。
じゃ、明日は大学があるので今回はこの辺で失礼するよ。
昼過ぎからなんだ。それまではどうするか、有意義に考えねぇとなぁ。
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