三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

意図せず新章が始まるかもしれない

あれから一週間。

 

アクティブログ(活動記録)

先週の金曜に閉店を告げられたアタイ。そして土曜は応援にも行き、日曜は実家に寄る。月曜は叔母さんとかっぱ橋に行き、火曜、水曜は仕事。

 

さぁ、またシフト通り休みがやってきた。今日は木曜日よ。

朝から頭の病院に。やたらと寝すぎるのをどうにかしたいと告げたら、医者は少し困っていたわね。クスリを飲むタイミングをずらせ、とのことでした。それでいいんか。

 

それから薬局に行ってクスリを受け取り、飲む時間が変わりましたねーとか言われたけれど、主導権はお前にねぇんだよってのは10年くらい精神障害者をやっているから分かっている。どうせ何か困ったことがあったら、第一に医者、とにかく医者。その肝心の医者も月イチでしか会わない上に、これと言った重大で本当にヤベェ物事は医者どころか、このブログでも公言していないのよ。

 

それとなく、近々死にそうな予感すらしているけれど、話すだけ無駄だと思っているし、これはまだ重大でもない悩み事なので多分誰にも相談せずに死んでいくかもしれないわね。

 

思ったよりもスムーズにクスリを受け取れて、それから美容院へ。前髪が目にかかるから、って理由で切りに来たのだが、結果としてチー牛になっちった。

 

ちなみに美容院までの待ち時間に余裕があったから、最近できたラーメン屋に寄ってみたら提供に30分もかかりやがって、地味に美容院に遅刻したのよね。そもそもラーメンなんて基本的に不味い方が珍しいから、いちいち評価をつけるのも変な気がするけれど、ここはひでぇ。二度と来るかとイライラしたレベルだわ。誰に弟子入りしたら、食券を買ってから提供まで30分もかかるオペレーションになるんだよ。しかも最新鋭のタッチパネル式の券売機で、恐らく購入と同時にオーダーが厨房に出力されるタイプの奴だ。それでもおせぇ。美容院で髪を切ってさっぱりした気分になったけれど、未だにあのラーメン屋は許せねぇ。

 

機嫌が良ければハローワークか区役所に行こうと思っていたのに、なんかどうでも良くなった。まぁ閉店までは2ヶ月を切ったけれど、どうにかなるでしょうと思いながら昼間から自宅の風呂に入って脱毛をし、酒ばかり飲んでいた。

 

それは良いんだけれど、他にやるべきことってねぇのかなぁと不意に思ったのよね。

時刻もまだ17時前で、常人ならば働いている時間に自分は風呂に入ってさっぱりし、酒を飲んで冷凍の餃子を焼いて食べている。

 

そういうところから、自分は駄目なんだろうな。反省はしても、何からすべきか分からないしほとんどやる気も無いと来た。

 

とりあえず眉毛をととのえて、少しマシなチー牛にはなったものの、これと言った目的のようなものが浮かんでこない。何かバリバリ積極的に向き合えるものが自分には無いんだなぁ、ブログにしても完全に気分で書いているし。

 

このままダラダラと閉店までブログだけ書いていても、何も事態は前進しないのは良く分かっているはず。それに加えて人生最後であろうゴールデンウィークの連休も、何も予定がない。

 

非常に困った。お金があれば少しは考え方も変わるのかもしれないが、金欠、職を失いかけている、友達皆無、休日予定なし。しかもやりたいことが分からない。

 

大体の都道府県には行ったことがあるから、今更連休に喜んでどこかへ行こうとも思えないし、海外に至ってはまずパスポートを取得するところから面倒くさい。つーか金がねぇっつってんだろうよ。

 

もう少し先のことも考えてみると、一応連休中は今の職場に所属していることになるので、その分給料が減る。何もするなと本能が告げている。

 

ウチの職場が入っているビルでは、新入社員が予想通り大学の延長のような感覚で商業エリアを闊歩している。そうしてすぐに連休がやってくるわけだ。それも終わりに差し掛かる頃には、ツイッターのタイムラインで「悲報 連休終了」とか「明日から仕事・・・しばらく連休なし、鬱・・・」みたいなツイートが立ち上がる。それで休み明けにビルに来てみると、あれだけ目を輝かせて社会で活躍しようと意気込んでいた新入社員は一気に目が死んでいく。これがあと何十年も続いていくの・・・と。時を同じくして、朝の通勤ラッシュでは人身事故が多発し、ますます電車は混雑する。少しでも混雑の気分を紛らわそうと、SNSを開くと「人身事故っすか!社畜の皆さんまだ通勤で消耗してるの?w」とか「きつい、残業100時間超えの僕が一念発起して退職して今では好きな時だけ働いて月収100万超え。その方法、詳しくはプロフへ→」みたいなのが湧いてくる。「まぁ自分も大企業に入れるくらいの実力があるんだし、俺に出来なくも無いかも。こんな通勤スタイルで貴重な20代を失ってたまるか!」と勢いよく提出した辞表。五月晴れの空はこんなにも広かったんだ・・・・!!よぉし、自分のペースでガンガン稼ぐぞ!! と意気込んで・・・あとは分かるよな?

 

まぁ連休を終えても毎日会社が楽しい!とか思える人は、恐らく地方配属を免れた自分はまだマシなんだ、帰りは丸の内仲通りでショッピングをしよう!みたいな思考の人だと思う。

社員になると同時に渡された会社から発行されたゴールドのクレジットカード。新入社員だからと、あれこれ自分へのご褒美とか言って、その度にカードを切っていたらいつの間にか膨れ上がる利用額。しかもリボ払い。え?カードの引き落としを考慮すると、初任給ってたったのこれだけしか残らないの? こうして永遠に借金の返済で会社を辞めようにも辞められず、それでも一度上がった生活レベルを落とすわけにも行かず、借金の返済のために働く毎日。こんな日本に誰がした?そりゃお前が悪いよ。更に大して勉強したわけでもないのに、支払っていた4年分の学費は奨学金。慌ててブランド物を中古に売るが、大した金にはならず。

 

 

こういうのが実際にいるわけだよ。それなりに着飾っているのに、見切りのパンとか食べている奴がいたら、大体そう。

 

 

 

 

さて、そんな自分はどうするか。最後のゴールデンウィーク謳歌する権利があるのか。

 

どうも小売業というのは、調子に乗ると24時間営業年中無休とかやり始める。まぁアタイ自身が基本的には昼過ぎからじゃないと働けない人間だから、深夜帯の営業をやめると生活に困る人が出てくるのも分からなくはないが・・・。

 

それでも年中無休ってどうなんだよと。以前プレミアムフライデーとかいうのを流行らせようとしていたけど、月初めの金曜くらいは休業日でもいいんじゃないかと。実際に開いてて助かった、ありがとうと言ってくれる客がどれだけいることやら。

 

無限にオープンしている店にこれから所属しようとしている。

はっきり言うと既に絶望している。貴重な休みは間違いなく半日以上寝たきりになり、今よりもブログの更新頻度が落ちる。ああいやだはたらきたくない。

 

欠員が出たら「あなた、代わりに入ってくれる?」と電話がかかってくるようになる。心配事の9割は起こらないとか言うけれど、その残りの1割が降り掛かってくるだけでも十分にストレスなんだよ。

 

自分は統合失調症を患う精神障害者だが、仮に病気じゃなかったとしても週5で常人のように働ける自信がない。皆はアタイを揃っておかしいと言うけれど、アタイからすれば普通に働けるお前らの方が異常だよ。

 

金曜の今日もこれから出勤。天気も悪く、すでに帰りたい。

 

そりゃあ理想は自宅に引きこもってひたすら文章を書いているだけでお金が貰える働き方が良いに決まっているさ。

 

閉店までにやるべきことはなんだろうか、と考える。遊んでおくか、勉強をするか。しかしながら遊び方もよくわからない上に、休み方もあんまり分かっていない。

 

たった数週間後の未来がどうなるか分かっていないという漠然とした不安。どこかへ行きたくてもこれと言ってピンと来る場所がない。

 

まぁ日曜は自宅に初の来客の予定がある。しかしデバイスと本しか置いていない自宅は、友人からすれば退屈そのものなのではないだろうか?

 

ふむ、自宅を楽しそうな空間にしてみるのも一興か。ミラーボールでもつけてみたら何か変わるかもしれない、なんて思いながら積み上げられた本の山を眺めて疲れた気分になる。

 

ああ、はたらきたくない。

 

連休前から既に鬱だ。

 

会社自体が潰れるわけではないから、一応失業こそしないものの、このままで良いのかは分からない。そもそも同じ職場で3年以上働いた経験がない。

 

次の職場で上手くやっていけるだろうか。

灰色の空を見上げながら、先行きの不透明さに置かれている自分と重ね合わせて残りわずかとなった職場へ向かう。