そろそろ新しい話題でもだそうか。
雑談
毎月のことながら、中旬に差し掛かると一ヶ月が終わりに近くなった感覚がある。小売の特売日なんかがあったりして、その後に給料日がやってきて一喜一憂。金の使いみちの計算をしながら来月の予定を組んで、家賃を大家に渡したら新しい月がやってくる。
こんなことを引っ越してからずっと続けていたわけだが、今の部屋のコンフォートゾーンとしての空間的な安らぎがアタイを益々ダメにしていくのだと気づく。
かなり馬鹿なりにも計算をして今の住居にしたのには理由があって、ほぼドアトゥドアで今の職場まで行けてしまう利便性を最優先したからだ。
まだ世界は半透明なチューブの中を人々が高速で移動するような未来にはなっていないが、現代においては電車やバスなどの交通機関が移動をスムーズに補完してくれている。要は定刻通りに駅なりバス停にさえいれば、後は何も考えなくても勝手に目的地に着くのだ。自分で車を運転するのとは違って、バカみたいにスマホで動画を見ながらでも、タブレットで読書をしていてもほぼ誤差も無く目的の場所にたどり着く。
そんなわけで、自宅と職場の往復だけで引っ越してから今までの人生は終わっていた。極端に言えば自分の会社のビルの上に寝泊まり出来るホテルがあるのを想像して欲しい。仕事が終わったらどこにも寄り道せずに、すぐに部屋に戻って自分の時間を楽しむだろう、誰だって。
アタイの場合はそれに若干の交通機関での移動が含まれるだけだ。
横浜での実家から通勤にジャスト1時間をかけていたあの頃よりも、今となっては下町から丸の内界隈に出るのに30分もかからない。そうして浮いた時間で何をするかと言えば、退勤後にスーパーで食材と酒を買って一人で飲み食いしているだけに過ぎない。
大の動画嫌いなので、テレビはおろかユーチューブなどですらもここ2年位はまともに見ていない。その代わり考える時間が増えた。なんか哲学者かぶれのような、コーヒーを飲みながら難しいことについて頭を悩ませているかのようなライフスタイルを思い描くかもしれないが、実際アタイの頭の使いみちは「次の休みをどうしよう」と「お金の収支とのバランス」を永遠に考えているだけに過ぎない。そんなつまらないことにしか頭を使っていないのだ。
リアルタイムで今、手元にいくら有るのかを把握していないと気が済まない。クレカの利用によって引き落とされる額が幾らになって、その残りで何が出来るのかを想像するのが楽しい。
変わっているよな。その日暮らしとまでは行かないが、個人的な今の生活水準は「その月暮らし」だと思う。
与えられた給料で一ヶ月をどう生きるか。それを考えることだけで頭がいっぱいなのだ。特にこんなつまらないお題に対しては「赤字にならない程度に消費をすれば良い」がまぁまぁの正解で、別に自分のお金をどう使おうが自分の勝手なのである。
今月はメルカリで不要になった専門書などを売却することで2.5万程度の臨時収入を得た。喜ぶのもつかの間、今の賃貸契約は2年毎に更新になっていて、7月になるやいなや家賃も含めれば10万くらいの金が吹っ飛ぶ。アタイに贅沢は許されない。
築30年程度の鉄筋コンクリートの物件ではあるが、何よりも風呂だけはキレイなのと、部屋からスカイツリーが見えるのが気に入っているところだ。それと職場までほぼ一直線なところ。
まとめると、
お金のやりくりに頭を悩ませている
自宅の居心地は良い
職場まで何も消耗しないで出勤可能
という境遇で横浜の実家を出てから今の下町の暮らしを、個人的な価値観の上では楽しんでいるわけだ。
さて、4月辺りからずっとこの三原氏物語でメインのテーマとしていた「社会人の夏休みが終わりを告げる」問題。
もうアタイに残された夏休みは2週間を切った。
6月からどうなるのかをちょっと想像してみたい。賃金は今と変わらないか、人事評価の件がリセットされて時給が5円安くなるかもしれない。そして労働時間は週32時間に増えた。仕事内容は変わらず。多分ずっとレジ打ちと品出しだろう。一番心配していたトイレ掃除は、幸いなことに従業員専用のトイレだけなので然程嫌な思いをせずに済みそうだ。
肝心のエリアはどこなのかと言うと、出来ればこれは明かさない方が良いような気はしている。とりあえず山手線の沿線のどこかにある。通勤時間はガチで歩けば25分で着く。まぁ一応観光地なのだろうか。客層も外国人が多い気はする。
正直に言わせてもらうと、今の職場はあまりにも刺激がなさすぎて何ひとつ面白くない。有名な大企業などのサラリーマンを相手にレジ打ちをしているだけで、客もずっと同じ顔の奴ばかり。それでも世間話などは一切なく、工場などのラインで一連の流れをやりとりしている相手が機械か人間かの違いだけだ。笑顔もない。
まぁ刺激がない分、変な客に当たってニコチンが加速するようなことも無いのだが、明らかにここにずっといると人としてダメになる実感だけはあった。当然売上も低いので店を畳むことになるわけだが、この3年間で成長したスキルと言われたら売り場の清掃くらいかもしれない。
それがヤベェと思ってアタイは月に1回くらいは他店舗に応援に行って「ああ、今の環境は間違いなくラクなんだな」と再認識するわけだが、これから新しい店でやっていけるのか心配なところではある。
この閉店から次の店へ移る際に、ある程度は自分で働きたい職場を選べる立場だった。今まで応援に行ったことのある店も当然だが、なんなら自宅の近所も選べた。なんで次のエリアにしたのかを言うと、第一に重視したのが客層だからだ。自分が何をしに来ているのか分かっていないような高齢者を相手にするのが一番アタイは嫌いなのである。
だから昔からずっと働くエリアはオフィス街を選んできた。
次に重視したのがアクセスの良さで、他には近隣に喫煙所があるか、通勤ついでに一人でも楽しく遊べる気分転換が出来るのか、そういった点を考慮した。別に仕事が忙しくても楽しけりゃそれでいいのであって、かつて日本一忙しいパン屋で働いていた経験から言っても、そこより忙しい店なんてそうそう無いという地獄を3年間もやってきたのだから、まだマシだ。給料も良いし。
現状よりも週辺りの労働時間が2時間増え、4連勤3連休のサイクルに入る。そして土日祝日関係なく働くという本来の小売業としての人権の無さが復活する。今よりもちょっと手取りが増え、まとまった休みも手に入るようになるが、それだけで人生が劇的に改善するのかは疑問が残る。
いずれにせよ、やはり今までの人生で同じ職場で3年以上続けて働いた経験は無く、そしてパン屋の頃から含めて6年ぶりくらいに、ようやく地上で働くことになった。セミの幼虫のような環境から脱出して羽化する時期なのだろうが、残念ながら社会人の夏休みはそろそろ終わる。
ってなわけで、
アクティブログ（活動記録）
月曜日な。次に配属の店舗の下見も兼ねて応援に行ってきたのよ。いつもは地獄のような忙しさらしいんだけれど、アタイが行った日は偶然なのか客がめっきり少ない日だったようで。
いつもそうなんだよな、普段は忙しい忙しいと言われている店舗に色々応援に行っているけれど、アタイが現場に駆けつけると「なんだ、応援いらねぇじゃん」と言いたくなるくらいに暇になるのさ。
まぁ今の店舗が潰れたのも、多分アタイが所属しているのが理由なのかもしれないわね。
6月から本格的に配属になったら、毎日激務に追われるのでしょうか。ふぅむ。
ちなみに出勤前にブックオフに寄って不要な本を売ったら想定外に650円にもなって嬉しかった。ブックオフって漫画以外の本に関しては何が幾らで売れるのか全く分からんのよな。以前10冊持っていって200円くらいにしかならなかったこともあるし。
今回は6冊持っていったんだけれど、メルカリで売っても大した利益にならないのと、いつ売れるのか分からないのを天秤にかけて即時買取のブックオフを選んだわけね。
とりあえず仕事は無難に終わったから良かった。なんか久しぶりにまともに働いた気がするわ。
火曜、水曜は普通に仕事をこなすだけ。部長みたいな奴が来て、「お前も店長にならないか？」って上限の参の鬼みたいなことを言ってきた。こんなポンコツの精神障害者でも店長になれたらすげぇよ。でも間違いなく勤務先は選べなくなるし、今より仕事も責任も増える。テキトーに「考えておきます」とだけ答えて、お茶を濁す。
業界、どこも人手不足なんだろうけれど、単純に店を増やしすぎなんじゃないかね。今はコンビニも誰も働きたがらないらしくて人が集まらないとか言うし。スタッフ外国人ばかりだもんな。それに似たような業種だけど、アタイの会社に関しても人手不足。ちょっとは給料が上がるみたいだけれど、それと働きたいはまた別の話なんだよな。
もっとも、出来る仕事とやりたい仕事は混同しちゃいかんからな。
あ、そうそう大事な話を忘れていたわ。
職場の異動に伴って、何か新しいことをしようと思いまして。はい、今話題の安いジムですね、あれに登録したんすよ。6月からの利用開始で。実はウチのババアもやっておりまして。それで誘われて入会したんすね。新しい職場の帰りとかにちょっと寄って帰ろうとか考えています。継続出来るとええなぁ。
これで自宅と職場の往復だけから、もう少しまともなライフスタイルに変わるといいなぁ。
じゃ、今回はこの辺で。
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