三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

電脳都市からスラム街へ。@AKIHABARA

VR空間以前に、貧困界隈の話。

 

雑談

暇になるとグーグルマップを開く癖がある。いや、普通そこはLINEとかツイッターじゃねぇのか?とツッコみたくなろうだろう?察してくれよ、アタイにわざわざ連絡を寄越す人間はほとんどいない。遊びに誘ってくれればノリノリで即オッケー、シャワーを浴びてからすぐに待ち合わせの場所までぶっ飛んでいくけれど、自分から遊びに誘うことはかなりのレアケースだ。

 

そんなことはどうでもいい。

プロフィールにも書いてあるとおり、アタイは山手線沿線が最寄り駅である。だからと言って毎日電車に乗るかって、そうでもない。自宅が一番集中出来るし、くつろげるからだ。スタバがサードプレイスを謳っていても、自分にとってはファーストプレイスである自宅がスタバを凌駕していれば、いちいち駅前にあるスタバまで足を運ばなくて済む。だからこんなにもつまらない人間になってしまったのだ・・・。

 

 

そう、つまらない人間。

 

23区に住んでいて、お金さえあればマジで何も困らない世界。逆にお金が無いと何も出来なくてつまらない。だったら地方に移住すれば楽しいのかと考えてみると、例えば給料が違うとは言われても、沖縄に移住すれば冬も鬱にならないんじゃないかと甘く見積もっていたり、西日本の方が日照時間が長いから時間をもっと有意義に使えるよなぁと思いを馳せたりする。

実際、一年だけ住んでいた山口県は19時でも明るかった。

 

あの当時はやたらと東京の大学に通うことに対して憧れがあった。自分の通っている大学なんて、近所に書店も無ければ立派な図書館もなく、勉強をしないで遊ぶとなるとひたすら釣りをするか、わざわざ北九州まで移動しなければならなかった。

 

日大の通信に入って、大学4年の夏になった頃それなりに手取りが増えたのもあって、念願の東京の下町に住むようになった。近所にはかつての山口県の大学よりも立派な区立図書館があり、キレイで広い銭湯があり、1時間に一本しか来ない列車を待たずとも最寄り駅で2分待てば電車が到着するという「19歳の俺、信じられる?!」みたいな恵まれた環境をリアルに過ごしている。

 

 

今回は山手線で下町からは数駅、住所的には千代田区に位置する秋葉原の変遷について話したい。

 

客観的に自分がどう見られているのかは知らないし、知りたくもないがこれでも高校時代は表向きは陸上部で毎日駆け回る好青年のつもりだったが、裏ではオタクっぽいことを本気でしていた。

 

ipodに入った曲は全てアニソン、未だに何の作品に収録されているのか知らない恐らくエロゲーのテーマソングを四六時中聴き入っていたせいで、本来ならば英語のリスニングに充てる時間をないがしろにし、みるみる英語の成績が低下していったのは、ここだけの話だ。

 

神奈川県の私立高校に通っていた自分とオタク仲間は、あの当時秋葉原で同人誌を買うことが最高のステータスだった。「拙者日曜にアキバに行ってきたでござるよwwwww」と言って、カバンから同人誌を取り出したら羨望の眼差しで見られたくらい、あの頃は馬鹿だった。

 

今思えば物理的にも内容量も薄い割には、やたらと高価な本を買ってくる事にどこか背徳感と「俺やっちまったぜ!」というだせぇ厨二病をこじらせていたのだろう。センター試験対策用の本でも買っていた方が遥かにマシだったと反省している。勝手に俺の部屋に入った母親にエロ同人誌が見つかってしまい「道を踏み外したのね・・・」と泣かれ、怒られたこともある。

 

 

 

昔は良かったなぁっていう、懐古主義の老害めいた話を今回はしたいわけじゃない。混沌としていて、童貞の妄想力で築き上げられた、やたらとピカピカ光る電気街、歩行者天国。高校生の小遣いじゃ手が出ないほど高価なエロい曲線美のフィギュアにヨダレを垂らすほど眺め回し、小腹が空いたら裏路地の自販機で「おでん缶」や「ラーメン缶」を買うという俺アキバ詳しいんだぜアピール。横浜よりもフロアも規模もデカいアニメイトに行けば、手に入らない漫画は存在しないと思えたくらいに充実していて、ひたすらポイントを溜めていた奴がオタクとしての戦闘力の高さを伺わせていた。

 

そんな「何この意味不明な店!何このUSBアイテム!きっしょい同人誌!エロいフィギュア!」諸々に魅力が無くなったのはどうしてだろうか。

 

いくつか思い当たる節がある。時系列までは覚えていないので、順番通りじゃないかもしれない。

 

まず、電気街とは反対方面に日本最大のヨドバシカメラが出来たこと。確かに売り場は日本でも最大級だろうし、ありとあらゆる家電が揃っている。Amazonの品揃えをリアルに体験出来るんじゃないかってくらいに充実しているが、本当にかゆいところに手が届くような光る一品は極めて少ない。今じゃ最新のゲームのグラフィックの美しさと何が流行っているのかをチェックするのと、一階の携帯電話売り場の店員の目が全員漏れなく死んでいるのを確認して「自分はまだマシだ」と慰めるくらいしか利用していない。

 

ただ、このカオスなエレクトリックシティに秩序を見出した大型店の出現で、電気街の意味不明な店のほとんどに魅力が無くなっていったように思える。何屋だか分からない店が、猛暑の秋葉原で店頭に「冷やし縞パン」を陳列していたのを最後に、いろんな意味でネタになる魅力のある掘り出し物が見つけられなくなった。随分と昔の話である。

 

次に同人誌ら辺がつまらなくなったきっかけが、以前の都知事だった石原慎太郎が漫画の表現を規制しようと試みたところからだろう。少年漫画でおっぱいが見られなくなった。いや、それだけじゃない。露骨な表現でかつての童貞高校生の度肝を抜いた「こんなの描いちゃっていいのぉ?!」みたいなエッッッッロイ表紙の同人誌が姿を消した。妙にイカ臭い売り場が印象的だったが、どういうことなのか深く考えるのは止そう。

 

 

そして駅前辺りの再開発。やたらと立派でキレイで先進的なオフィスビルが出来て、風呂嫌いで臭くてキモいオタクがアキバに近づけなくなった。未だにメガネにバンダナ、シャツをジーンズに入れ、リュックサックにはポスターが数本入っている化石みたいなオタクは存在するが、逆に珍しくなっている。

 

そう、今の秋葉原は小綺麗な奴が多い。男も化粧をする。全身が黒で、一見どうやって着るのか分からない服装。つーかどこに売ってんのそれ?みたいな、でも格好つけていても格好悪い、そんな若者で溢れている。

 

まさか電気街の駅から近い圏内に紳士服屋が立つなんて誰が想像出来ただろうか。働かない、汚い、でもマニアック。そんな彼らがどう頑張っても似合わないスーツがショーウィンドウに陳列されている。

 

絶滅危惧種のオタクが今でも確認出来るのは、ジャンク通り辺りだろうか。やたらとコスプレをした若い女子達が「お兄さん、一杯どぉ〜?」と勧誘してくる。「あのキャラはそんなセリフを吐かない!」とツッコみたくなるが、いつの間にか増えたメイド喫茶にも分かる人にしか分からない序列のようなものがあり、入って良い店とそうでない店が各ブロックで見事に分かれている。

 

 

 

オタクを離れたアタイがアキバに行く理由を強いて挙げるならば、話題のガジェットを実際に体験する機会ついでに物珍しい人間を見に来るためだろうか。

 

 

気づいたら外国人観光客が何を目的にしているのか分からんがめちゃくちゃ増え、日本国内なのに店員も中国人だらけで、場所によっては日本語が聞こえてこないこともある。

 

爆買いをしに来る中国人の団体を除けば、あとは「Oh! ニホンジンってBAKAネー!!」と言いたくて溜まらないような欧米人が多い。こいつら白人様は、日本の中でもとりわけチー牛が集まっているエリアが滑稽で見物しに来ているようなものだ。ほとんどアキバにお金を落とさず、必ず左手に最新のiPhoneを持ち、右手にスタバのカップを持ち歩いている。しかしそんな最新のスマホを使いこなせる能力は持ち合わせていないらしく、その辺の店で店員相手に翻訳アプリを見せても日本語がおかしくてニュアンスが伝わっていないのを良く見かける。

 

大人のおもちゃ屋に行くと、外国人が「こんな道具を作るなんてニホンジンはイカれているぜ」と言っているのが、直接訳したわけじゃないが何となく伝わってくる。なんでアタイがそういう店に足を運ぶのかは、単純にそれらに感動している外国人が見ていて面白いからだ。だからモテねぇんだよ。

 

治安が悪くなったのは、やはり秋葉原無差別殺傷事件インパクトがデカい。もう15年くらい前になるのか。今じゃ事件現場の前を通りかかっても、花の一つもありゃしない。

 

どこの店も「万引きダメ!」みたいな掲示をしていて、盗難が多いのを感じさせる。駅前では外国人が変なお菓子を売り歩いていると最近ニュースで見たが、少し裏通りを夜に歩けばメイドなのか地下アイドルなのか分からない女子が市販薬で「パキる」のを確認出来たり、やたらとアイコンのように手にリストカットの痕が残っている地雷系もちらほらいる。

 

カオスなだけでサイバーパンクになるには何かが欠けていた街は、未来都市にはなり得ず、気づけば歌舞伎町のトー横の様な貧困アジアへと着実に堕ちていくのを、実感している。コスプレをして歩いていれば強姦に遭う日も、そう遠くないだろう。

 

そこまで美味くはないが、物珍しさで当時買っていたおでん缶の自販機は見当たらなくなり、マニアックで新しい発見が出来るワクワクするような秋葉原はもう戻ってこない。未来は予言出来ないが、駅からほぼ直結したオフィスビルと、その下には不適切な使用方法で市販薬をODする貧困が混然としたスラム街になりそうな気はしている。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

寒くて調子わりぃ。朝のブログを書いた時点ではそう思っていたのよ。本当は今日出かけるつもりも無かったのね。昨日、一昨日がまぁまぁ良い天気だったのに、なんで雨の降る今日出かけるんだよと。

 

さすがに3日も引きこもっていたら色々よろしく無いわけ。ずっとジャージ着てダラダラしているからなのか、太ってくるし、だらしないし、風呂にも入らないわで。

 

このままじゃ社会的に終わるやん。本能がそう告げたのよ。理由なんていらねーから、とにかく外に出ろって脳のどこかが、そういう信号を出していたんでしょうね。

 

ええ、久しぶりに風呂に入ったわよ。最後に入ったのいつだっけ??そういうレベル。

風呂から上がってみると、天気が悪くても身も心もさっぱりするものなのね。それまでは風呂を発明した奴に石をぶん投げてやりたい気持ちだったけれど、まるで生まれ変わった自分は寛容な心に生まれ変わり、支度をして秋葉原へ出かけたわ。

 

たまにはお金を使ってもいいじゃない、と奮発して美味いラーメンを食べたあと100分くらいチョコザップで筋トレをしてきました。久しぶりに運動をすると血流が一気に脳に回るからなのか頭痛がしてさ。「あ、これ頭がプッチンって近々死ぬやつか・・・?」と、走馬灯みたいなものが見えてくる。

まさかランニングマシンで20分間早歩きをしただけで汗をかくくらいの雑魚レベルになっていたとは驚きでしたわ。それから足腰と腹筋を中心に90分くらいガチで筋トレ。別に明日筋肉痛になってもいいの。休みだから。

 

それはともかく、脚は一応人並みに筋力がある一方で腕力は20kg程度のウエイトで限界なのよね。無理。しかも10回も続かない。血が巡って頭は痛いし、筋トレが終わった今も少し胸筋が痛くて呼吸が苦しい。またコロナになったのかと思うくらいよ。

 

 

筋トレを終えたら近くのドトールへ。久しぶりにブレンドを飲んでみたら、こんなに美味かったのかと軽く感動し、わざわざ前回の予告通りパソコンまで持ってきたけれど何故か開く勇気がなかった。だからipadでブログの構想だけ練っていたんだ。おお、運動直後だしカフェインを摂ったからなのか、めちゃくちゃアイデアが出てくる・・・!

頭痛も引き去り、雨の中を駅まで歩いて帰り、スーパーでちょっと高い惣菜を買って食べましたとさ。今日は料理に関しては完全に手抜きよ。不思議と疲れてヘトヘト・・・とはならずに、今は無意味なくらいエネルギッシュ。むかつく客も今ならば全力でねじ伏せられる根拠なき自信に溢れているけれど、クビになるからやらないわ。

 

なんならもう一回ジムに行ってもいいんじゃね?ってくらいに漲っている。運動って大事。風呂と同じくらい大事。週に一度は最低でも行くべきですね。パフォーマンスが違う。

 

今朝は頭の薬を飲み忘れたせいなのか、いつも以上にコミュニケーションが出来ずに苦労していても調子だけは良い。明日もちょっと散歩してから勉強しようかなって思っているけれど多分筋肉痛で動けないんでしょうね。

 

じゃ、この後は久しぶりに『六畳珈琲』を更新しますかね。今回はこの辺で!٩( ᐛ )و

 

 

 

☆=====三原さんが他にやっていること=====☆

 

無類のコーヒー好きのアタイが、ガチでコーヒー「だけ」を語る。三原さんの新たな領域!

www.rokujo-coffee.net

 

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