楽しそうに働こう！2024年の抱負

2024年になりました。

雑談

23年を振り返る余裕すらなく、アタイは大晦日も元旦も働いていた。どうせそんなに客なんてこねぇだろうと漠然と考えていたら、年末年始で有給休暇を使っている奴もちらほらいたせいで混雑し、ずっと外国人観光客相手にレジを打っている地獄のような年明けだった。

あまりにも忙しかったからなのか、元旦に大地震が来たことにすら気づかず、休憩中にスマホでSNSを眺めていて「新年早々やべぇことになってんな」とビビったが、いまいち実感が湧いてこない。

強欲で自分勝手な中国人相手にストレスマックスで接客をしていて、ただ心の底から早く帰りてぇという気持ちだけが募るばかりだった。

そして2日になると、またしても休憩時間にスマホを閲覧していて飛行機が炎上したニュースが目に入る。はぁ、今年は随分と情報量が多い。まだ二日目だぞ。タイムラインも地震と飛行機の話ばかりで、新たな気持で新年を迎えて「今年もいい年になりますように」と誰もが初詣でする願い事を裏切るかのような出来事が起こると、ほとんど自分とは関係がなさそうなことでもネガティブになり、もしかしたら今年は関東大震災や第三次世界大戦が起こってもおかしくねぇんじゃねぇかという嫌な予感すらしてくる。

3日目を迎えてようやく自分も休みが貰え、ダラダラと昼頃に起きて優雅にコーヒーを飲みながら「一年の計」みたいなものを考えていたら、もう夕方になってしまった。

そもそも元旦に計画を練って、バリバリ今年こそは頑張るぞ！と意気込んでいる時点でスタートとしては出遅れている気がする。だから前もって12月の28日くらいまでにはどんな一年にしたいか、何をしたいか、成し遂げたいかを十分に考えておいた。今日はその再確認みたいなものに過ぎない。今回はそれに関しては公表するつもりはないが。

春になる前には職場からも学生バイトが二人去る予定が決まっている。店としては常にパート・アルバイトを募集しているが、一向に新しい人は入ってこないし、面接をしても条件に適わなかったり、別の働き口を見つけたのか平然と連絡が付かなくなって事態をしていく者も多い。

なんでこんなにも人手が増えないのかを、昨日の仕事帰りの電車の中で幾つか理由を考えてみたのだが、職場のスタッフが全員余裕が無いところにあるのだと感じた。

小売業、サービス業に関して言わせてもらうと、やっぱり楽しそうにイキイキと働いている店員がいる店というのは、活気もあるし利用側としても「良い買い物をした」と感じさせるものがあるだろう。何かバイトを探している側だったら、「ここならば楽しく働けそうだ」と思うかもしれない。

どうも今まで色んな店舗で働いた経験、利用してきた経験からすると、店というかスタッフが楽しそうなところは繁盛するし、ダメなところは客は沢山来ても働き手がつまらなそうな、場合によっては疲労とストレスで今にも死にそうな顔をしているから「あ、この店はヤベェな」と察するのだろう。だからグーグルマップのレビューを見ると結構辛辣なコメントが多かったりする。

はっきり言って労働に嬉々として取り組んでいる方がアタイとしては異常に感じるのだが、客として来ても「いらっしゃいませ！」の一言もなく、ただ淡々と商品のバーコードを読み込んで代金を預かるだけの仕事を如何に楽しそうに演じて働くのかは、精神病じゃなくてもメンタルの余裕が問われるところだと考えている。

そりゃあ飲食店と小売じゃ、やり方も異なってくるが売り場に活気がないのは結構致命的だ。だからこそ、なるべく仕事に対してはどんなにつまらなくてやる気がなくて体調が悪くても楽しそうに働くことだけは意識していたのだが、そんなのもせいぜい最初の3ヶ月くらいで、今となっては出勤日になるとまだ自宅にいるにも関わらず既に「帰りたい・・・」とぼやいている自分がいるわけだ。

職場に到着すればお局共が相変わらず仕事に対して不平不満を漏らし、社員は今日も「人手が足りない・・・」とボヤく。そりゃあ店員が誰一人楽しそうに働いていない、皆が毎日体力の限界みたいな労働をこなしているのだから、客観的に見れば幾ら給料が良くても働きたいとは思わないだろう。

時給こそは業界内でもダントツに高いので「つらいけれどこんなに稼げるならば頑張って働きまくろう！」と考えるスタッフは少数で、「これだけ稼げるならば極力シフトを減らそう、あとは副業をしよう」と心の中で考えている者もちらほらいる。

24時間年中無休というスタンスでやっている店舗なので、大晦日も元旦も「誰がこんな店利用するんだよ？」と疑問に思いながらも、しっかりと営業してしまうスタッフの人権のなさ。別に元旦手当も出ない。

どうしても必要なサービスというのは幾つか例は挙げられるが、交通機関が代表的だろうか。それ以外の飲食店や、デパートの初売りや福袋等、どうしても利益を上げたいからやりたくてやっている（従業員自体はそう思っているのかは知らん）のだろうけれど、別に律儀にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなんかが元旦も店を開けておく必要性なんか無いと思っている。

こうした悪習みたいなものは、自分が子供の頃から徐々に増えていったように感じる。正月は商店街もほとんどが休みなのが当たり前だった。それが今では「何で元旦だからって休んでいるんだよ！」と言わんばかりに、どこもが同調圧力に屈したかと思うほどに一々店が開いている。

言うまでもなく日本人の客なんてほとんど来ない。自分の店は観光地にあるので、外国人客が来るのだが、こいつらのために年明けから働いてやる義理があるのかと疑問で仕方がない。確かに売上は上々、客数も相当なものではあった。新年のダルい『春の海』のBGMがひたすら店内に流れる中、自分は中学レベルの英語でしどろもどろになりながらも、商品の案内をする。

日本で新年なんか迎えてどうするんだよ。何が面白いんだ一体。ギリギリの人員で回して現場が疲弊し、その割にはボーナスも何も出ない。意味もなく社員は全員出勤が強制されているようだし、学生の頃から続けているバイトとは言えど、つくづく社員にならなくてよかったと思っている。

いや、本音を言わせてもらうとメリットなんて、少ない労働時間でも一ヶ月生きていけるくらいの稼ぎがあるだけで、人間関係もそんなに宜しくなく、外国人は台湾人を除いて皆うぜぇし、日本人の客も「何か喋れよ！」ってブチ切れたくなるくらいに何を言っているのか聞き取りづらくてイライラしてくる。オマケに変に都会だからなのか、めちゃくちゃ空気が悪くて働いているとすぐに喉が痛くなる。

そうは言ってもここよりひでぇ現場は腐る程あるし、しかも時給もそんなに良くないところが普通だ。週4日の休みがあるとは言え、ほとんどを体力の回復に時間を割いている有様で、一刻も早く自力で稼げるようになりたいと願いながらも、身体は言うことを利かない。

今年は起きている限り全力で頑張るという誓いを立てたのだが、果たしてこれからどんな一年になるのだろうか。

ってなわけで、

アクティブログ（活動記録）

30日を友人の家にて数人集まって忘年会みたいなことをして楽しんだ。しかし心境としては「明日から仕事か・・・・」という鬱々とした気分が上回っていたかもしれない。だから口数はいつもより少なかったと思う。

31日。そこまで忙しくは無かったと思う。いつも通りだった。23時に仕事が終わり、それから同僚と移動して神田明神に来た。既に1,000人くらいは参拝客が並んでいたと思う。並びながら年が明け、誰もが「今年は良い一年になりますように」と希望を持っていたのだと思う。少しずつ列が進み始め、賽銭箱に到着したのはほぼ1時間後。願い事をしっかりとし、御神籤や御守を買い、屋台で飲み食いをした。

電車は元旦だからなのか、午前2時過ぎでも運行していて同僚を自宅に連れて帰宅した。変な勘違いはするな、ただの男だ。

初日の出を見るまでもなく、9時過ぎまで寝ていた。元旦に銭湯が開いているのは知っていたので、12時オープンの近所の銭湯に行くことにした。まぁまぁ空いていて、この日しか入れない酒風呂とサウナを1時間ほど堪能し、新年早々ととのって新たな気持で1年がスタート。駅までの道中、空は雲ひとつ無い青空で身体も温まって気分は最高潮だった。ええ、同僚と一緒に向かう先は職場です。16時くらいまでは暇だったのでダラダラしていたのだが、急に外国人が増える。そこから退勤まではずっとレジから離れられず、前世でアタイはどんな悪さをして今こんな目に遭っているんだ！と泣きそうになる。

まだ出勤前に銭湯に行ったから、辛うじて8時間働き抜いたのかもしれない。しかし銭湯で高揚していた気持ちは、元旦の出勤と大地震のニュースによってゼロを下回った。

2日は特に変わったことはなく、普通に終わる。それでもこの現状をどうにか変えていかないといけないなぁという感じはした。まぁなるべくイライラしないように努めることから始めよう。

今日はゆっくり寝たあとに、フグレンコーヒーで購入しておいた豆を抽出してみた。うん、新年に相応しい美味さだ。改めて一年の予定ややりたいことを確認した後で、ブログを書いていたら椅子で2時間くらい寝てしまった。こうも簡単に、起きている間は頑張るという誓いは敗れる。いいや、これから本気を出すのだ。そう言って24年が終わらないようにしたい。