三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

正式に失業をするための手続きを経て、ぼくは無職になる。

カメハメハ大王か。

雑談

幼稚園児の頃に意味もわからず散々歌わされた記憶がある。カメハメハ大王の歌。

大人になった今頃、ふとフレーズを思い出した。

 

「学校嫌いの王様で、風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで」

 

ガキながらに「この程度で通学の意欲を無くす王様ってクソだな」と思っていた。まさか自分が大人になって、これよりもひどい惨状になるとは誰も想像出来なかっただろう。

 

昨日の夜の時点で「明日は郵便局に行って職場の制服と名札を発送し、退職届も添付しよう」と意気込んでいたはずだった。ところが今日目覚めた時点で昼。しかもやたらと風が強い。

 

「しんどいな」素直にそう思った。これでも天気は雲一つない快晴。風さえ気にしなければ、まぁ出かけてもいいかなぁと普通ならば考えるかもしれない。

2日ばかし雨が続き、非常に寒い環境で引きこもっていた。職場を無断で休み、一度友人に代理で電話をして現状を伝えてもらったが、それ以降職場へは一切連絡していない。

 

純粋にスタッフの顔を見るだけでも嫌だし、電話ですらもハードルが高い。こちらとしては備品を返して、確実に有給休暇を消費、そして離職票を貰うというそれだけのことで済むのに、いつまで経ってもやる気が出なくて事態が前進しない。

 

あまりウダウダしていると親に連絡が行く気がしてならないから、早めに制服などを返却して取り敢えず店を黙らせておきたいのだが、天候と体調の両方が芳しくないと、とてもじゃないが外出が出来そうになくて困っている。

 

退職届の書面だけはとっくに完成していて、あとはこれをコンビニで印刷した上で制服と一緒に職場に郵送。本当にこれだけの話である。なんなら、即座に家から出られるように、昨日はしっかりと風呂に入った。それでこのオチである。

 

根本的には代行に電話をしてもらって、要件を伝え、店側が「はい、かしこまりました」と承諾したのに対して、後日になって同僚を中継して上司から「代行じゃ有給の消化も退職手続きも出来ないから連絡ちょうだい」というふざけたメッセージが来たから調子が狂うのである。

 

まぁ手っ取り早く電話をして指示に従って書類を送るなり、自分の私物を取りに行くなり店の言う通りにした方が結果としては楽なのは分かっている。残念ながら向こうのスタッフ達は耳が遠いのが多い上に、アタイ自身も絶望的に滑舌が悪く電話で話す内容が相手に届かない時点で、電話はないわ・・・と判断したところだ。

 

折角給料日で1ヶ月分の生活費が振り込まれ、非課税世帯への給付金も入り、さらに確定申告の還付金まで振り込まれて、これ以上無いくらいにお金に恵まれた状態なのにも関わらず、肝心の金は郵便局にあって、そこまで下ろしに行かなければ行けないと考えるのも面倒になっている。

 

自分のせいだとは言え、いつも職場を去る時には話がこじれる。まともにスッキリ終わった経験がほとんど無い。自分が職場に所属していた時は「アイツは使えねー」と散々バックヤードで愚痴っていたのに、恐らく辞めた今となっては「このクソ忙しい時期にいなくなりやがって、ほんと使えねー」とかまだグチグチ言っているんだろうと思うと職場には近づきたくもない。

 

一方で、嬉しいことは少しあったりする。一応アドセンスの収益が毎日入るようになってきた。いい波に乗っている。まぁこれ一本では流石に食っていけないから、そろそろ弾みをつけて新しいことにも挑戦していきたいところだ。

 

どうも仕事を辞めることに対して、余計な手間と煩わしさがあるせいで、今ひとつ物事に集中出来ないのかもしれない。郵便局は17時まで営業しているし、面倒ながらも風に吹かれながら今から行ってくるか。

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

雑談を書き終えたのが15時。郵便局までは徒歩10分もしない。まずはコンビニで書類を印刷した。モノクロでも今は一枚20円なんだ・・・と、ちょっと唖然として、出来上がった書類を見てどこか美しさを覚えた。

 

署名と印鑑を押し、制服と名札をカバンに詰めて郵便局へ。「一番安い方法で発送してくれ」とお願いをし、レターパックに制服を入れる。このまま一生制服を着ることのない人生であってくれと願いながら、封筒の厚さが3cmを超えないように詰め込む。

 

たったこれだけの作業が途方もなく面倒で、憂鬱だった。

しかし終わってみると、とてもすがすがしい。ATMでお金を引き出し、つかの間の富豪感を覚える。

 

帰宅してから改めて現在あるお金と、今後どれだけ減るかを計算していた。うん、確かに3ヶ月は生きられる。

 

あとはちゃんと書面通りに店が動いてくれて、有給休暇の消化と離職票が来ればもうちょっと長生きが出来るかもしれないが、貰えないものだと割り切った上で計画を進めていく。

 

少なくとも面倒事の70%は終わったと思っている。あとはどれだけ自分が頑張るかにかかっている。如何に貯金を食いつぶさないか。馬鹿みたいに薬の副作用で寝込み、ダラダラし、「アイツが悪いんだ・・・」といつまでも不満を垂れている場合じゃない。

 

少しずつでも、自分を変えていく必要がある。もう自分は十分休んだ。学べ、キーボードを打ち込め、ひたすら運動せよ。

 

さて、天気予報だと明日も強風らしい。雨よりかはマシだが、やっぱり出かけようという意欲は減少する。残された貯金で美容院へ行くのも惜しいくらいなのだが、少しくらいはキレイな格好をしていないと、ますます駄目になっていく感じがしている。

 

せめて図書館くらいは行くべきか。そういや卒論を書き終えてから、ほとんど利用しなくなっていたなぁ。特に上司の存在もなくなった今、自発的に行動することが問われている。もう電車に乗る必要もほとんど無いのだから、その分を執筆に充てたいものである。

 

ちなみに今日は夜に肉を焼きながら、スマホで買い物のポイントを移行する手続きを行っていた。ドラッグストア時代に貯めた「なにこれ、使い道あんの?」みたいなポイントを全て一箇所に集め、新たにNISAで投資信託を購入したわけだ。2500ポイントも貯まっていたが、別に今更化粧品なんかもいらないし、風呂にもほとんど入らないから消耗品もほとんど減らず、持っていても仕方ないポイントだった。

 

というか、このポイントをSBIに投資したということは、実質現金に換金出来るのではないかと推測しているのだが、果たしてどうだろうか。

 

決してお金持ちではないが、やっぱり自分は幸運で恵まれているなぁと感じた。

着実に自分で決めたノルマをこなしていこう。焦らず、確実に。

 

じゃ、今回はこのへんで!٩( ᐛ )و

 

 

 

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