三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

陰湿なイジメに遭い、職場に行けませんでした。

心が折れる音がした。

 

現在の状況

始めに結論だけ書いておくと、職場においてパートのお局から店長に対してアタイに関するクレームが来たせいで、急激に労働意欲が失せ、絶望し、飯もまともに食えなくなった上に、やり方が陰湿かつ姑息で強いストレスを覚え、帰宅してから2日間強いストレスでほとんど身体が動かせない寝たきり状態になってしまった。

 

やっとこの硬直が少し解けたところで、かろうじてブログを書くだけの気力が生まれたので、今回の出来事、自分の考え、論点の整理を含めてまとめようと思ったところだ。

 

 

 

今回の問題に至る経緯

主張や文句というのは、経験上どうしても自分が有利になるために都合の良いことを挙げがちで、話の展開が上手く行かなくなるような事実は伏せておくことが多い様に思う。

 

だから自分が書くこの記事でも、極力留意はするが若干は自分にとって都合が良い話をしてしまうかもしれない。

 

それを踏まえて話していこう。

 

 

 

もう退職を決意したので、今まで伏せていた職場の内容を少しだけ話しておく。都内の観光地にあるドラッグストアに勤務をしている。客層は7割が免税での買い物目的である外国人、2割の近隣サラリーマン、そして1割の訳の分からん奴で構成されている。

 

自己中心的な中国人客に毎日消耗させられながらも、時給だけは良いので週3で働いていた。ちなみにドラッグストアと言っても、医薬品だけでなく簡素な弁当やカップ麺、ペットボトル飲料なんかも当然取り扱っている。

 

このペットボトルの補充を巡って、今回のトラブルが起きた。

まず立場を整理しよう。

 

アタイは「登録販売者」という、客に訊かれたら医薬品の説明しなければいけない義務と、この資格がないと販売が出来ない医薬品を扱うことが出来る。まぁ勤続年数は4年ってところか。

 

お局。40代後半くらいのババア。いつもバックヤードで何かしらの文句を言っている。確かに仕事は出来ると思うが、資格は持っていない。所詮長年勤めてきたパートに過ぎない。

 

店長。ほとんど売り場に出てこないくせに、口癖は「疲れた」 アタイがこの店に異動になってから、度々実際とは異なる理由で注意をされてきた。

 

 

 

まぁ他にもスタッフはそれなりにいるが、ややこしくなるから取り敢えずこの3人を覚えてもらえればいい。

現場はいつも人手不足だが、それでもめちゃくちゃ客が集中する時間と、そんなに客が来ないから一生懸命品出しをする時間が毎日大体決まっている。

そしてほぼ毎時間、必ず誰かが飲料補充をしている。(その必要性が幾ら考えても分からない)

 

 

以下、図面を用いて説明をする。完璧な店の見取り図ではないが、大体こんな感じだ。図の左側は多種多様の医薬品コーナーが展開しているが、省略した。

 

それぞれの箇所の役割を一応説明しておく。

  • 冷蔵ケース:肝心要の飲料を冷やして陳列する冷蔵の棚だ。理由は後述するが、冷却効率が悪く、手前側の商品があまり冷えていないこともしばしばある。客の9割は飲料を買うとしたらここから手に取っていく。
  • 飲料倉庫:未開封の段ボールに入ったペットボトル飲料(大体が24本入り)が山積みになっている。出したい商品が下の方にあるときは上に積んであるものをどけていかなければならず、能率が悪い。それでも毎日大量の段ボールが送りつけられて倉庫に格納されていくため、ほぼ一日を使って全員で極力段ボールを減らしていこうという暗黙のマナーみたいなものがある。
  • 常温ペットボトルの棚:冷蔵ケースに入り切らない分をそこに陳列する。客はそこから商品を選ぶこともあるし、冷蔵ケースから近いこともあって、店員はまずここにあるペットボトルを冷蔵に移していくことが多い。ただし全ての冷蔵された飲料を常温の棚がカバーしているわけではなく、常温の棚に陳列しきれなかった飲料は収納棚に格納されていることが多い。
  • 収納棚:大きな引き出しが全部で8段あるのを想像してもらえればいい。冷蔵・常温そのどちらにも収納しきれなかった中途半端な飲料がここにストックされる。引き出しはめちゃくちゃ重くて不便だし、引き出しを開けないと中に何が入っているのかも確認しづらい。過去に色々な店舗に応援に行っているから知っているが、あまりにも使い勝手が悪いので扱うのを辞めている店は結構多い。はっきり言ってデメリットのほうが多いのだが、どうやらウチの店ではこれを重視しているらしく、今回のトラブルはコイツを巡って発生した。
  • レジ:会計をするところ。必ずその時間に常駐しているメインの店員が1人いる。飲料補充の担当は会計待ちの行列が出来たら開いているレジ(サブ)を開放して客を誘導し、混雑を緩和させる役割も担う。

 

 

改めてその当時の状況を説明したい。

時刻は18時台。夜の時間帯の中では最も客が集中するピーク時に該当する。言うまでもなくレジに並ぶ客が複数おり、どう考えても飲料の補充は優先事項ではない。行列が途切れたと判断した瞬間に飲料の補充へ急ぐのはいつも通りだ。この時点で冷蔵ケースの商品が大分売れているのを確認したので、まずは常温の棚から一気に冷蔵ケースにペットボトルを移していく。

っていうか17時台の飲料担当が前もってそれなりに補充していればアタイの負担はそんなに大変なものではなかったはずだ。

 

まぁ忙しいのに空気の読めない人間ってのは必ず存在するもので、医薬品の案内が入った。何度説明しても理解が出来ないタイプの馬鹿で、薬を選ぶのに15分くらいかかる。しかもその間にも会計待ちの行列は出来上がっており、何度も店内放送で「レジの開放お願いしまーす!!」と聞こえてくるのがまたムカつく。

 

やっと薬を選ばせてサブレジを開放、この日は珍しく18:45くらいにはピークが去った。ワークスケジュール上、次の飲料担当はお局だと知っていたので、残された時間で出来ることを最大限にやろうと思った。

 

流れとしては常温の棚から冷蔵ケースに一気に商品を移し、収納棚にあるまばらな本数の飲料を常温の棚に詰め込んでいく。これで冷蔵・常温の棚のほとんどが埋まり、収納棚にも空きが出来る。次のお局の番では、常温の棚で露骨にストックが足りないところへ、飲料倉庫から段ボールを持ってきて開封し、補充する。余った分は収納棚に放り込んでおけばいいだけ。我ながら限られた時間でよくやった!グッジョブ!!とか思っていた。

 

 

ところが19時になってお局が飲料担当になると急激に感情が変化する。物凄くイライラしているのが伝わってくる。客にも伝わっていたと思う。もうこの時間になってくると客もまばらで、そんなにレジの開放をしなくてもいいから、自分のペースで品出しだけしてりゃ済むようにアタイは整えたのに、何が不服なんだ??

 

特にお局から直接怒られた訳ではないが、コイツいっつもイライラしていて草wwwwwww

とは思っていた。

 

 

なんか気分わりぃなぁって感じでその日は終わる。

 

 

 

翌日の出勤。

休憩中に唐突に店長に言われた何気ない一言は、アタイの心をへし折った。

 

「ちゃんと飲料補充している?」

その時は微笑んで「ちゃんとやっていますよー」と答えたが、もう心の中では号泣していた。

続けて「飲料補充に関してクレーム受けたんだけど」と言われた途端、「あ、もうコイツらは自分の敵なんだ」と察した。

 

まぁ自分の日頃の行いとか、態度とかが宜しくないのも認める。出勤前にゲロを吐いて調子が悪くても遅刻は一度もしたことがないし、持病と向精神薬のせいで体調がいい日が全くないのもあり、職場で100%のパフォーマンスを発揮出来ないのもあってか、どうしても怠けているとかやる気が無いように見られても仕方がない。

 

それでも毎週仕事の前日には「次からはどう動けば能率がいいかな」と考える時間を設けているし、医薬品に関しても書籍を読んで勉強した上で仕事に臨んでいる。

 

今の店に異動してきてから大体8ヶ月、新人じゃないからろくな説明がなかったのか実際のところは知らないが、ワークスケジュールはいつもレジか飲料補充のポジションばかりなので商品の場所をまともに覚える機会もなく、ずっと求人を募集しているのに一向に人手は増えない。能率の悪いオペレーションに文句を言いたくなるが、そうすると嫌われると思ったから我慢していた。

 

飲料補充に関しても導線が悪いばかりか、冷やし方でも独自の無駄なこだわりがあるせいで、また能率が落ちる。勝手に自分で最適化して冷蔵ケースに陳列したら「もっと入るだろ!」と怒られたこともあり「なんでこんな馬鹿みたいなことを正当化して押し付けてくるんだろう」とマジで理解出来ないままとりあえず言われたとおりにはしてきた。今でもこれに関しては納得していない。

 

ちょっと図で説明する。

 

まず基本的な陳列から。縦×横のマス目状に飲料を並べた方が、冷却効率は良いはずなのである(冷気の通気性があるから)。加えて飲料補充の際にも、手前のペットボトルを2つか3つ取り出してから補充をすればいいので、あまり余計な労力がかからない。

 

ところが当店は違う。円柱形のペットボトルは例外なく、右のような陳列方法をとる。つまり円と円の間の凹んだところにペットボトルを置いていくやり方だ。店側の言い分だと、「このほうが多く冷やせるから」とのことらしいが、左の陳列と比べてもせいぜい2,3本くらいしか変わらない上に、ペットボトルが密集して壁を作っているような状態なので奥ばかり冷えてしまって、手前が全く冷えない。そもそも「冷蔵庫にはものを詰め込みすぎると冷却能率が落ちるどころか、電気代も上がる」と、アタイの記憶では学校の家庭科の教科書に書いてあったと思うのだが、完全なる義務教育の敗北にも関わらず「大多数が正しい」と思ったら、どんなに不合理でもそっちのほうが正しくなってしまうのである。

 

さらにこの状態で飲料を補充しようとすると、手前から2つ目の冷えた飲料を一度どけるだけでも難易度が増す。当然ではあるが、ぬるい飲料を奥に補充するわけだが、余計な手間と時間が増えるわけだ。他の店でこんな馬鹿なことをやっているところはなく、一度勝手な判断で左のような陳列に修正したら多くのスタッフから怒られた。

 

しかも常連の客はこの冷却能率の悪さを本能で理解しているため、冷えた飲料を手に取るために奥の方から飲料をほじくり返す。それでもスタッフは「また客が奥から取ってる・・・」と呆れつつ、謎の同調圧力に囚われながら延々とこんな無駄な作業に一生懸命になっている。

 

 

 

ひでぇのはそれだけじゃない。なんと、当店では立体的にも能率の悪さを追求しているのである。図の「正面から見た陳列」を参照してほしい。

縦×横に補充しないばかりか、更にその上にペットボトルを積むのである。そんな棚にある商品から、特定のペットボトルばかりが売れて減っていくと、支えを失って積んであるペットボトルは落下し、折角の陳列もボーリングのピンが吹っ飛ぶかの如く散らかる。

 

如何に頭の悪いことをやっているかが理解できれば幸いなのだが、店のスタッフの認識では冷蔵ケースの全ての飲料をここまでやらないと「完璧に補充・陳列した」とは認めないらしく、なんでここまで無駄なことに本気で一生懸命取り組んでいるのか、心の底から理解に苦しむ自分がいる。論破するとまた人間関係が悪くなるから、仕方なくそういうやり方を真似るが、バカバカしくてやる気になれない。

 

 

そもそもこんなペットボトルが幾ら売れようが、店全体の利益で考えればたかが知れている。普通に丁寧な接客で医薬品を案内し、また何か困ったらここに来ようと思っていただけるのが商売なんじゃないのか。ペットボトルが売れるよりも、医薬品が売れたほうが遥かに利益になる。

 

どうも根本的に「お客様のために貢献する」という意識が欠如していて、「ウチは外国人が爆買いしてくれるから、日本人なんかどうでもいいんだよ」と言わんばかりのスタイルになってしまっている。

 

外国人のお陰で売上が良いから潰れることは当面ないとは思うが、未だに店のスタンスとアタイの考え方は合致しない。しかしながらこれだけ非効率な飲料補充如きで「三原はちゃんとやっていない」と店長に告げ口をしたその陰湿さがたまらなく卑怯で気持ち悪いと感じたし、そういう視点でアタイを見るのはどうやっても変わらないだろうし、評価を挽回する気力も反論する熱意もないから「あ、自分はもうここまでだな」と諦めてしまった。

 

文句があるならば面と向かって言って、「お前はこういうところが駄目なんだよ、こうやってやるんだよ!」と指摘・指導してくれるならばまだしも、アタイの知らないところで陰口を言い、多分自分が出勤していない日は好き放題言い散らかしているんだろうなぁと思うと、俺は悲しいよ。バックヤードの空気はいつもドブのように不味い。

 

自分だって捻くれていて生意気であまり好かれるタイプの人間ではないと自覚しているが、特に迷惑をかけていないのに周りのスタッフもだんだんアタイに対してよそよそしくなってくるし、店内はアタイの悪評が絶えないんだろうなぁと思ってしまう。

 

実情を知ろうともしないで、上辺だけの偏った話だけ聞いて注意してくる店長も最低だし、なにかちょっとしたトラブルでもすぐにアタイが疑われるようになった。

 

それでも資格を持っていないスタッフは薬の相談になると平然とアタイを呼ぶし、ぶっちゃけて言えば自分の勤務する曜日・時間帯の資格者はアタイしかいないからこそ、そこまで文句を言うならば一層のこと消えてやろうと思って、無断欠勤を実行した。

ドラッグストアは資格者が最低でも1人はいないと営業をしてはいけない決まりになっている。

 

ポンコツでもいないよりかはマシだと思い知らせてやりたかった。嫌われようが「やっぱりアイツは必要だった」と考えを改めさせたかった。

 

 

もう口論するのも反論するのも面倒くさかった。クビになろうが、別に仕事なんか選ばなければ幾らでもあるし、食っていけないならば潔く死んでやると思った。

 

どうも日本人の陰湿さが凝縮されたような職場で、まぁスタッフの構成も男女比が2:8くらいなのでそうなるのも仕方ないかなぁとは思うが、文句なり態度なり気に入らないならば面と向かって言ってくればこちらも反省するし、納得もするが、陰湿な陰口を排気ガスのようにバックヤードに充満させて同調圧力を構築するやり方がイジメと本質的には何ら変わりがないだろう。

 

予定では3月に数名の退職希望者が出てくるが、新しい人手は集まりそうにない。最も、それなりに戦力になる登録販売者がいなければ営業すら成り立たなくなるのだが、バイトどころか社員すらも人手不足だし、いい加減「お前なんかいなくても代わりは幾らでもいるんだぞ!」という時代は終わったんだと気づけよ。

 

事あるごとに先生にチクるウザい生徒がやっているような、子供みたいなイジメに遭ったせいで昨日はショックで一日中布団から出られなかった。電話がかかってくるのも嫌だったので、スマホの電源は今でもずっとオフにしている。

 

最悪失業保険が貰えなくてもいいや、くらいに割り切っているし徹頭徹尾この業界で働いてきて仕事が楽しいと感じたことが一度もなかったので未練もない。有給休暇も使わせてくれなかったし、どう頑張っても一度根付いたキモくて根暗で使えない奴というイメージは払拭出来そうにないから、お前らは気が済むまで俺の文句をグチグチとバックヤードで垂れ流して、次のターゲットを見つけて粗でも探すことに躍起になってくれ。

 

もうこの会社の奴らとは顔も合わせたくないし、口もききたくない。過去のトラウマまでフラッシュバックしてきたし、一体どうしてくれるんだ。

 

先週の退職者に続き、アタイも職場から消え失せてやるよ。吠え面かいてろ。現場が人手不足で回らなくなるのを想像するのが今一番最高に楽しいよ。ずっと能率の悪い飲料補充に固執してろ。あ、でも客数が増えて商売が繁盛するようには祈っておくよ。

 

 

[補足]

お局の機嫌が悪くなった理由は、これまでのアタイがちゃんとやってこれなかったことに対する怒りの蓄積もあると思うが、今回に関しては別のスタッフに又聞きしたところによると、収納棚がスカスカになっているのを見て「なんでここを満たしていないんだよ!!、三原またちゃんとやってねぇ!!」という内容らしい。開けられる段ボールは全て開けて収納棚に入れておいて欲しいらしく、客ですら収納棚から商品を取らないのに、なぜそこまでしなければならないのか理解が出来ない。アタイの推測だとそれに加えて、あとは常温の棚に倉庫から必要なものを持ってきて補充すればいいだけなのに(500ml×24本なのでそれなりに重いが)多分それが肉体的にしんどくて怒ったのかもしれない。18時台のピーク時にそこまで出来る理由や方法があるならばお聞かせ願いたいが、お局が口から発したのは店長へのアタイに対する文句だけだった。

 

 

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