三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

運良く手に入ったMILOを転売するか消費するか

そんなに悪いことなのだろうか?

 

雑談

弱者をいたわることができない。いや、捻くれていてもアタイは結構こう見えて優しいと言われるんだよ。ヴァファリンは半分が優しさで出来ているらしいが、アタイはヴァファリン以上に優しいらしい。ミハリンか、ってやかましいわ。

 

個人的には、ただ配慮が出来る。っていうそれだけなんだけどさ。

 

但し馬鹿と雑魚と、事情が無いのに頑張れない奴には厳しい。足を引っ張る者に対しては全力で排除する。理由は自分が精神障害者で、ただでさえ手一杯なのに平然と頼ってくる奴が後を絶たないからよ。ひでぇよな、健常者が障害者の足を引っ張ってくるのよ?

 

さて、ここからは叩かれる覚悟でちょっとした考えを書くわよ。

 

 

転売について。

 

年明けにマスクが品不足になったのは記憶に新しいわね。アタイは別に自宅から出ないし、コロナだろうが関係なく例年常時3箱は夏だろうとマスクを備蓄しているウチのババーのお陰で、困ることはほぼなかった。

 

基本的に自分に関係の無い事にはアタイは一切興味を示さない。マスクが無ければ作ればいい、って発想で世間では次はガーゼが品薄になった。別にガーゼなんかいらないし、いちいち出かけて手に入れる必要があるほどの代物でもない。

 

Twitterでは被害者みたいな人が、本当にガーゼが必要な人が困っているんです。どうか必要以上に買わないでください。とか投稿しているのが数万件の「いいね!」がついていたりしているのを見たけれど、

 

第一こんな事言っていてもアタイには「何が『いいね!』なのかさっぱり良さが分からない」のと、買い占めが目的の人に対して思考の修正をするのは困難な上に、このツイートを見たからって「おばさん、それはいけないことだよ!」って注意する奴なんか一人も現れない事、そしてやっぱり転売する奴が出てくる時点で、つかの間の承認欲求が満たされただけの無意味な呟きに過ぎないと勝手に判断している。

 

大体わざわざ漫画にして、分かりやすく読みやすくしてくれる苦労を少しは察したものの、どう見たってあの表現の作品を生み出すのには2時間くらいかかるだろうし、

 

もっと言えば「そんな事しないで、知り合いや友達とかあらゆる人を頼りにしてガーゼの確保に尽力する」とか先にやるべき事はあるだろうに。それをやった上でのツイートだったならば撤回するが。

 

つーかそんなに必要ならば常にストックは1ヶ月分くらいは取っておくもんなんだよ。皮膚病なのか知らんけどさ。コロナとか転売とか言う以前に、どうせコイツは関東大震災が発生して物流がストップしたとしても、「お願いします、早く物流を復旧させてください。ガーゼが必要なんです」って被害者ヅラをするんだ。

 

 

 

上述した厳しくする対象で、特に殺意が湧くレベルなのが

 

持病の性質を理解しないでのうのうと生きている奴なんだよ。

 

偉そうに言っているアタイだが、自身も精神障害者。多分向精神薬を1週間断薬したらメンタルも思考もおかしくなる。

そんな三原は勿論、2ヶ月分くらいは薬のストックがあるんだろうなぁ?

 

って言われても、残念ながらクソみたいな法律のせいで一度に処方出来る量が決まっていて、1回の診察でまとめて半年分薬を手に入れるみたいな事は出来なくなっている。だから毎度毎度なんの進捗もない精神科に月に一回足を運び、混んでもいないのに何にそんなに時間がかかるのか不明な調剤に30分近く待たされ、帰宅する頃には病院に行く前日よりも機嫌が悪くなって家に着くのがいつものパターン。

 

前に付き合っていた彼女がメンヘラで、オーバードラッグが出来るようにと大量に薬のストックがあるのをセックスする前に自慢してくれたけれど、ある意味それも正解の一つなのかもしれない。別れた後は全く何も情報が入っていないし興味もないが、今年一年の出来事だけで十分にメンタルはやられているだろう。

 

それはさておき、健康状態を少しは維持するためのサプリメントくらいはすぐに買えるからこそ、1ヶ月分は常にストックしている。これは金がなくなってサプリメントが買えなくなったとしても1ヶ月以上は飲み続けられる安心感を購入している、ってのもある。

 

つまり何か事情があるんだったら、それなりに工夫をしておきなさいよ!って言いたいわけよ。

 

相手の実情なんて100%把握は出来ないから推測で書いた部分があるにしても、普段使用しているものが突然なくなって困るんだったら、備蓄をしておけと。いやホント震災来たらどうすんの?

 

トイレットペーパーなんか無くなっても最悪尻くらいは洗えばなんとかなるし、第一3パックも爆買したところで排泄するウンコの量は比例しない。

 

スマホが無ければ生きていけないとかほざく馬鹿が腐るほどいるけれど、スマホなんか有ったってそれだけじゃ生きていけないわよ。聞いてみりゃいいじゃん、「Hey Siri!震災の被害に遭ったんだけれど、どうしたらいい?」って。

 

ほら、今流行りの人工知能だよ。なんでも解決してくれるんだろう?残念ながら答えは、せいぜい過去のニュースをピックアップするか、消防署への連絡、訊き方によっては「すみません、よくわかりません」で終わりだろう。まぁ2年後にはもう少し賢くなっているかもしれないが。

 

いずれにせよ、持病があってもそれがどういう症状で、何が不自由なのかを理解していない奴ってのは根本的に残念なシナプスの持ち主だとしか言いようがないわけよ。

治らない病気ならば諦めるのか、それも在りだし勝手に嘆いていてもいいけれど、万が一困っても被害者ヅラはするなよと。

 

アタイは自分の病名が確定した瞬間に、まず書店でその病気に関する本を買った。何が不自由なのか、何が出来なくなるのか。車も運転出来ない、周りと上手くやっていく能力がない、言動が支離滅裂、挙げればキリがないし、もっと言えばこの病気になって良かった!と思えたことなんて一つもない。

 

それに幾らググっても、本を読んでも「こんな病気のあなたはこうやって生きていくのが正解です!」なんて答えはどこにもない。当事者のブログなんか読んでいてもほとんどが生きていくだけで精一杯みたいな廃人みたいなのばっかりで、何も参考にならなかった。

 

それでもコーヒーは好きだったから、カフェでバイトをしてみたら薬の副作用による手の震えってのが業務に著しく支障が出るんだな、ってのが分かって今度はテイクアウトカップで提供する店にしてみようとか試行錯誤していたわけだよ。

 

言動が支離滅裂だとか言われたって、どのくらい自分が会話が成立しないのか確かめてみた事だってあるし、なんならこんな障害者だろうとヒッチハイクで仙台に行けるくらいのコミュニケーション能力はあるし、スキー場に行けば外国人のボーダーと、日本と海外のスキー場の何が違うかくらい訊くことは出来ると分かった。

 

まぁそんな「俺は不幸だけれど頑張っている自慢」をしたいわけじゃなくて、文句を言う前に努力はしたのかよ、って話ですわ。

 

さて、そろそろ転売のメインの話に入る。

商学部のくせにアタイは徹底的に金儲けの能力が低い。投資もしないし、自ら商品を生み出して売れたものもせいぜいLINEスタンプくらいしかない。

 

だから転売で儲ける方法 なんてものは教えようがないが、ちょっと今考えている事をここからは書く。最も、妄想と言われたらそれまでだが。

 

知っている人は知っている。

今、市場でミロ(milo)が品不足なのだと。

 

SNSで「これ飲むと鬱治るし、めっちゃ健康になる!」なんて感じで書かれたものがバズって、急に売れるようになってしまった。らしい。

 

本来は子ども向けの健康食品、ココアの代替品ってイメージがアタイの中ではあったのよ。それが大人がこぞって飲むようになっちまったわけね。パッケージに小麦のイラストがある辺り、やっぱりココアのまがい物ってイメージがアタイの中で先行するわ。

 

まぁどいつもこいつもミロが飲みたくて仕方がないらしい。アタイは飲んだ事がないから、どーでもいいんだが。タピオカの次のブームはミロなのだろうか。

 

そんなわけで、どこに行っても買えない という噂を知ったのが先月の中旬辺り。これは確実に売れるな、と予感がしたのでウチの小売でも仕入れることにした。それでも売れなかったね。

 

ところが今日になって、突然5つも売れるようになった。丸の内でミロなんか買いたい奴いるのかよ、って感じだよ。どうせ金使うんだったらメゾンカイザーでクロワッサンとカプチーノを堪能している方が遥かに効用は高い。

 

どうやらあまりにも売れすぎてしまって、生産が追いつかなくなったらしい。来年3月まで新規販売を停止すると来た。

 

つまり今、日本中の店においてある分しかミロは買えないって事よ。そんな代物がまだ4つ、ウチの店にはあった。

 

ここで冒頭に戻りたい。転売したらどうなるの?と。

 

よく転売は悪だと言われている。そりゃあマスクやガーゼなんかはアタイにとっては然程必要でも無かったけれど、事情があってどうしても必要な人もいる。それは分かる。第一そんな品不足なのに街を練り歩いて探して買って、果てにネットで転売なんてやる方は時間と労力がかかりすぎる。

 

じゃあモノが違えばいいのだろうか?って考えたいのよ。

超人気ゲームは発売日に並んだり、整理券を受け取ったりしないといけない。

アタイは現在一切ゲームをやらないから、過去の話で申し訳ないがPSPのモンハンの発売日に、部活の後輩が自分の活動地域から10件の販売店に対して事前予約をすることで、当日に同じゲームを10本入手し、情弱な同級生やネットなどに転売することで数万円の利益を獲得していた。

 

果たして悪なのか、これは。

予約をし損ねた友達に対して、定価よりちょっと高めの額で売る。何が何でも極力当日にプレイしたいけれど買いに行けない見ず知らずの人に高値で売る。彼が行ったのはこういう事だった。

 

しかし良くメディアに出てくる転売は、一回の会計で「お前そんなに買っても使いみちねーだろ!」と突っ込みたくなる量を買い占めて、それを小出しにして売る事例が多い。店員も困るし、並んでいるお客、買いに来たお客の本来買えた分まで「お金払ってるんだから別に店としては困らねぇだろ」みたいなスタンスでかっさらっていく。

 

それが尚且必要な人にとっては本当に必要だったら余計にタチが悪い。自分さえ良ければ、っていう発想と同類だとすら思う。

 

では、今これからアタイがやろうとしている事を話す。

自分の店にミロを入荷したのは確実に売れると見込んでの意思決定だった。店頭価格は概ね320円としておこうか。

 

退勤をして制服を脱げば、一般人。もっと言えば客と見分けはつかない。ストックも十分に有ることだし、一つ自分も買ってみるかと思い立った。この機会を逃せば来年の3月まではミロが手に入らないのだから。

 

ここまでは良いことを書いた。ここから先が議論が別れるところだと思う。

 

帰りの電車の中で、メルカリの通知が来る。半年以上前に出品した未開封のキャラクターのキーホルダーが売れた通知だった。これは普通に誰かにあげるつもりで買ったが、余ったから保管しておいたものだった。

 

それは兎も角、今自分のカバンの中に買ったミロが入っていて、しかも品不足の状態と聞いていたのでメルカリで相場を見てみることにした。

 

ふむ、300円ならば100%売れる。

240gのものを買ったのだが、現時点では750円くらいが妥当だろうかと判断したところ。

 

320円で買ったものが、倍以上の値段で売れる。心が揺らぐわね。

 

まとめると、品不足で手に入らないから飲んでみたいと思い買ってみた気持ちがある一方で、転売をすれば確実に買った額の倍以上の値段になることは間違いない状況よ。

 

そりゃあ精神病を患っているんだし、「うつ病に利く!」なんて言われたら試してみたくもなるじゃない笑

 

ああいうマスクの品不足みたいな状況が状況の時にそういう事をするのはどうかと思うが、ミロなんて所詮単なる嗜好品。

 

アタイはよく「コーヒーを飲まないと一日が始まらないのよ!」と言うが、究極的には飲まなくても生きていく事は出来る。仕事から帰ってきて風呂から上がったオヤジがビールを飲んで「カーッ この一杯のために生きている!!」なんてのも別にこの世からビールがなくなったって死にはしない。むしろアル中にならなくて健康にいいかもしれないくらいだ。

 

コミュニティが狭いからなのか、ただ世間知らずなだけなのかアタイは少なくとも「生命を維持するためにはミロが必要。お願いだから にわか な気持ちで買うのはやめてください。買い占めもやめてください。必要としている人がいるんです!」って話は聞いた事がない。

 

もっと言えばこの商品はアタイが幼稚園児の頃から存在はしていたし、市場から消えるなんてニュースは記憶にない。

 

まぁ試しに15日間くらい出品してみて、当たりがなさそうだったら自分で消費をしようと思っている。それが今の心境よ。そもそも世界中のお店が基本原則として「安く仕入れて高く売る」って事をしているんだし、ミロに関して言えば

 

自分がほしいと思ったのと、なんとなく売ってみようかなという気持ちの間で揺らいでいて、別に誰も困っていないという事が言える。

 

最も疑問なのは、それこそ不要不急の嗜好品に対して定価の2倍近い額で買ってしまう消費者の購入を決断した思考回路だよ。自分で探すのがめんどくせぇけれど金を持っているから買ってやる、みたいな心理なのかしら。

 

自分としてはブームが去る前に消費するか売却するかのいずれかを選択することが要求されるわね。

 

じゃ、今回はこの辺で。