三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

マウントを取る奴が公平や平等を口にはしないと思う

経験したことでしか、夢は語れねぇのよ。

 

雑談

将来どうしたいんだお前は?!!

 

こんなに怒鳴り散らすように訊いてくるのはオヤジだけだったが、考えてみりゃあ幼稚園時代からずっと志望する職業ってのは問われてきた感じはする。

 

授業参観での親の前での発表、学年が進級するときの目的意識の確認のため、進路を定めるため・・・・

 

と、明確に数えたことは無いけれど他人に将来の夢を報告する作業ってのは10回くらいはあったと思う。

 

宇宙飛行士になる、ブリーダーになる、ラーメン屋になりたい、そんな夢を語るのは子供ながらに健全だとすら感じる。ところが生まれた頃から捻くれたアタイは、普通に「サラリーマンになりたい」と書いたら周りから「平凡な人生だな」と言われ、「社長になる」とテキトーに書いたら「お前が社長になっても会社潰れんだろ」と否定される。

 

中学受験を経て、少し賢い仲間たちと関わるようになると小学校の面影もなくなり、将来の夢も具体性を帯びてくる。司法書士、プラントエンジニア、検事・・・

 

もうサッカー選手とか答える奴はいなくなっていた。ちなみにこういう私立の自称進学校に入り、それなりに考えて発表した自分の将来の夢は漫画家だった。小学生の頃より夢のレベルが落ちてんじゃねぇか。

 

どんな職業よりも漫画家は魅力的に思えたし、手塚治虫よりも頭の良い漫画家になりたいと本気で思っていた。美術の成績もそれなりだったし。

ところが担任も親も、そんな職業は私立中高一貫校に進学してなるものじゃないと遠回しにアタイを説得し、また職業選択を再考させられる。

 

そもそも大学進学だって本来は就職よりも学びたい、研究したいものがあるから行くものであって、ぶっちゃけて言えばなりたい職業もやりたい仕事も高校生の時点で既になかったからこそ、

 

得意科目は地理という文系科目だけなのに、国立の理系を目指すことにした。文系に進学してまで学びたいこともないし(今でこそ文系だが、内心では4年経った今でも授業に使う資料以外は独学でやっていけると確信している)特に取り柄もない上に、なんか理系に行っておけば資格もとれるわ少しは就職も良いわ、潰しが効くわ って事でそういう進路に舵をとった。

 

この受験勉強の頃から統合失調症の才覚でもあったのか知らんが、どんなに有名な予備校の物理講師に習おうが、参考書を買おうが関係なく物理が絶望的に出来なかった。前の大学を中退してから職業適性検査で判明したことなのだが、計算能力は高いものの図形なんかを読み取る能力が凡人の平均の半分以下なのよ。

 

それでも理系でやってきていたってのは、果てしなき馬鹿だと思うね。気づいた頃にはすべてが手遅れだったけれど。

 

まぁ将来の夢とか言われても、結局誰かのやっている事をコピーしたいってだけの話で、昔と違うのは今みたいに子供の頃からネットを気軽に利用出来たりすると、子供がやりたい仕事を検索すると知って良いような内容じゃない職業とか簡単にヒットしたりするわけじゃないですか。

 

一番ありふれた話が、なりたい職業のナンバー1がユーチューバー だけれど、普通の親なんてそんな仕事やっている奴に会った事もないし経験もしていない上に、安泰な職業じゃないから間違いなく軌道修正させると思うんだよね。

 

その結果があなたは公務員、サラリーマンになりなさい という何の魅力もないけれど無難な職業に行き着くわけですよ。

 

仮に自分が今7歳くらいだったら、間違いなく将来の夢は プロ奢られヤー か、レンタル何もしない人 だと思う。ずば抜けて勉強が出来るならばGAFAで働きたいとか言うかもしれんが。

 

 

結局ほとんどの職業選択ってのは親の職業を受け継いでいたりするのが多い感じはするんだよな。蛇足として書いておくと、小学生くらいのときには「歯医者は儲かるぞ」と親に唆されたが、全国のコンビニの数よりも歯医者の方が多いし、弁護士も数が多すぎて仕事が回ってこないし、医者もその辺の仕事よりかはまだ稼げるかもしれないが労働量と賃金が釣り合っていないと感じるので、そもそも皆が志願する職業は5年後にはオワコンになっていると断言したいくらいよ。

 

さて、ここまで書いておいて自分の将来をどうするか?だよな。

現状としては卒論を書くだけの大学生で、実家に寄生しているほぼフリーター。

 

今年の6月には実家を出て一人暮らしをしているつもりでいるが、叶うのか不明。30代になろうが、先程も書いたように学生の頃からやりたい仕事なんてほとんどなかったし、結局バリスタになるよりも自宅で自分のために珈琲を淹れているのが幸せだと気づいちまった。

 

兎に角金持ちが実現しているような夢ってのが自分には合っていないと痛感しており、

狭いけれど日差しの差し込むアパートに暮らし、spotifyで何かのBGMを聞きながらも珈琲だけはちょっと高いのを飲んでいて、読書をするかブログを書いていられれば幸せなんですよ。

 

今やっているバイトも楽だけれど別に面白くなくて、まぁ稼げるし雇用保険に加入出来ているから今後も継続していきたいな、ってだけで完全に仕事だと割り切っている。

さすがに丸の内界隈で働いていると、ビシッとした制服を来て笑顔で丁寧な接客をする高級店がたくさん存在するが、もうそういうのもいいし、幾ら近代的でオシャレなオフィスに勤めて高い給料を貰えていようが仕事は詰まらないし残業ばかりしているのは実際に見ているから、メリットは多いが羨ましいとは特に思わない。

 

極論、本当にやりたい事ってのを他人の職業とかと比較せずに考えてみると見つけるのは凄く難しくて、自分みたいに何の取り柄も無い奴からすればバイトレベルの仕事で賃金貰って最低限の暮らしで生きていければそれで十分満足なわけだよ。況してや障害者だし。

 

インスタのオススメの投稿で海外のリゾートの画像がたまに出てくるけれど、ああいうのは子供の頃に自分は体験したからこそ「部屋で漫画を読んでいる方が楽しいな」と思えるし、広いプールも夕方になれば寒いし、飯もロウソクで照らされてお洒落に見えるけれどそんなに美味いもんでもなかったりすると現実を知るのよ。

 

いわゆる自分のキャラは「チー牛」なんだけれど、そんな奴がリゾート地でくつろいでいるのはどう考えてもキャラ相応じゃないというか、キモいだろ。身分相応ってのがあるわけだよ。

 

リゾート地には海外の金持ちがやってくるのに、そんな場面にユニクロを身にまとったようなチー牛がいる。お金が払えているからそこに存在する事は許されているが、明らかにミスマッチなんだよ。

 

で、そういう経験をガキの頃からさせられてきたせいで、逆に今はシンプルな暮らしに憧れるわけさ。オヤジが退職して海外旅行なんてしなくなったけれど、よっぽどの事が無い限り自分はもう海外旅行はしないと思う。

 

ところがSNSを見ると住む世界の違う人間の生活を垣間見れるから、そういう投稿を見ているうちに「リゾートを満喫したい」とか一泊10万近くするホテルに泊まってみたいなんて錯覚するわけね。

 

タチの悪い事にこういう投稿している人間って、金持ちの癖に地味に得するテクニックとかを投稿していて、このクレジットカードを作るとあんな豪華なホテルに滅茶苦茶破格で泊まれる!!なんつって仲介手数料で儲けたりするんだけれど、

 

考えてみて欲しいんだよな。

 

美味いものが食える、破格で高級ホテルに泊まれる。そりゃあ一種の夢だが、ある意味洗脳でもある。「自分はこうなりたいんだ!」と無意識に錯覚してしまっている。

 

本当ならばスーパーのタイムセールで半額の焼き鳥を買うことだけしていれば十分幸せなのに、余計な入れ知恵をされて「良いホテルに破格で泊まるのが本当の幸せなんだ!」と信じ込む。

 

確かに一泊10万のホテルが2万くらいで泊まれれば得した気分だよ。

 

残念ながらこの魔法のようなクレジットカードは年会費が3万以上するんだ。

 

ホテルと飛行機のマイル以外に何か特典はないのか調べてみても、庶民からしてみると特に買い物が安くなるようなポイントはつかないと分かる。

 

そもそもホテルなんて本来空き室だったら一円も儲からない代物。そこに誰か会員を「本来ならばこのくらいの価格ですが、特別に宿泊出来ますよ」としているようなもんでさ。

 

日常生活を少し得にしたいならば、あれこれググって最適なクレジットカードを作るのが普通なんだよ。それを本来必要もない高級ホテルに分相応じゃない奴が泊まれるようになるのは如何なもんなのかと。

 

サンダルでランボルギーニのディーラーに行ったり、ジャージでロレックスを見に行くのと近い勇気が問われることになる。「俺なんかがこんなところにいていいのかな・・・」って。

 

庶民でも分かる感覚としては、深夜のドン・キホーテにいるジャージ姿でヴィトンの財布を持っているヤンキー。すっかりヴィトンは「ああいう感じの人が持つブランド」のイメージになってしまった。

 

だがジャージなのに財布は高級(なのかな?)という、このミスマッチ感が伝わるかしら?

 

別に贅沢をするなとは言わないが、身の丈に合わない環境は必ずしも快適ではないですよと言いたいわけです。結局夢だの理想だの言っても、それは誰かが提供したイメージやセリフを拝借しているだけで、ほとんど自分で考えてそれを望んでいるもんでもないと。

 

 

なんでこんな話をしたかってのは、

 

アクティブログ(活動記録)

情報収集が趣味。聞こえはいいし、意識も高そうな事言っているが、別に誰でも出来ることだし、もっと言えばただのネットサーフィンに過ぎないかもしれない。

 

ネットに落ちている情報と言っても、ほとんどは誰でも見られるけれど実際は「あんまり必要が無いから見ない」程度のものだったりする。

 

だからネットで有益な情報を得た!!と喜んでいても本質的にはスーパーでたまたま好きなお菓子が値引きされていた!とか、欲しかったアイテムが格安で売られていてラッキーだった!みたいなもんで万人にとって有益な情報ではなかったりする。平たく言えば「別に興味ねぇし」だ。

 

まぁネットでそういう情報ばかり見ていると、どういう訳か2週に一回位の頻度でモバイルバッテリーの安売りを見かける。今が半額だ!急げー!! 三台同時高速充電!まだ買っていないの?

 

ってのは目にしたことがあるでしょ。自分も一応モバイルバッテリーは一台持っているんだけれど、残念な事に持ち歩いても使ったことは10回も無いくらい。

ほとんど必要ない存在なんだよ。持ち歩くと重いし。でも持っていないと、万が一充電をし忘れた日とか、不意にバッテリーが切れたりしたら・・・と感じてしまうので惰性でリュックサックに入れている。

 

どのくらい儲かっているのか知らんが、本当に2週間に一度くらいはこういう投稿をしている奴がいる。

 

ところでアタイは酒は好きだが、特に味や品質にこだわりはない。取り敢えず酔えれば何でも良い。バイトからの帰りにスーパーで酒を買って帰るのが好きなんだが、大体缶チューハイってどこも同じ値段なのよ。コンビニ以外は。

 

それに加えて味がレモンしかないという誠に残念な世界。そんなに市場にレモンが溢れているのか、他の果物が不作なのか実情は知らんが、物心ついた時から缶チューハイのフレーバーはほぼレモンしかない。或いはレモン以外は売れないのかもしれない。

 

本当にこだわりがないけれど、今日はこのレモン、前回はあれ飲んだから今回はこっちにしてみよう、なんて選択をしているとレモンチューハイの味の違いが分かるようになってくる。

 

これが高級ワインならばなんとなく品が有ってカッコいいように感じるが、それも「与えられたイメージの違い」だ。

 

そういう先入観があるからこそ、何をどう頑張ってもレモンチューハイを語ったところでカッコつけられない。なんとなく肉体労働者が好みそうなイメージが出てきちゃったりする。

 

それはいいんだけれど、檸檬堂ってのがまぁ美味くてですね。この相場が138円(税別)なんですよ。それより安い店はまずあり得ない。

 

まぁ先日モバイルバッテリーを推しているインフルエンサーの通知を見て「またか」と思い、そのついでに何気なく暇だから楽天Amazonを比較しながら酒を閲覧していたら、賞味期限間近の檸檬堂が24本で2500円くらいで売られているわけですよ。しかも税込み。

 

コイツのお得情報は10回に1回くらいしか自分にとって有益な情報がないなぁとか思いつつ、今まで楽天カードを持っていたけれど通販自体はなんとなく利用を避けていた楽天が、まさかこんなに安いとは思わなくて驚いた。

 

確かにAmazonみたいに翌日に配送はされないが、圧倒的に安い。もう帰宅時にスーパーのレジに並んで財布を取り出し、面倒な会計をし、山を超えて自宅に着いてからようやく酒が楽しめるという無駄な過程が払拭された。

 

24本入。1日2本飲んでも12日楽しめる。しかも自宅まで届けてくれて、その辺で買うよりも安い。嬉しいことに500ポイントくらい付いてくる。これで珈琲一杯タダになるじゃねぇかよ!

 

そんなくだらねぇ事で感動しちゃったわけですよ。

缶チューハイ並べて記念撮影までしちゃったりとかね。

 

f:id:shaggydot:20210304151206j:plain

 

この味を占めると、もうスーパーで並んでまで酒を買おうと思わなくなるよね。ちなみにこの買物は誰かに教えてもらったわけではなく、たまたま自分で見つけたものだったからこそ、なんか嬉しいわけ。

たかが2000円ちょっとの酒で幸せになれるなんて安っぽいやつだなとか思うかもしれんけれど、そういうのも誰かと比較するからそう感じるわけですよ。

 

流石に昼間っからこんなの飲まないけれど、日が沈んだ頃にダラダラ飲み始めてブログ書いていたりするとすげー楽しいのさ。この最中だったらデスノートにアタイの名前を書かれても笑って「はは、仕方ねぇな」って許すと思う。そのくらい幸せなんだよ。

 

で、間違ってもこの「スーパーヘブン状態」みたいな一時にインスタで他人の投稿なんか見ちゃいけねーわけ。どうしてもやってしまう、他人との比較。

 

「ワールドイズマイン」じゃないが、この効用最大化状態、つまり世界で一番お姫様になれている時の感覚ってのを忘れないようにしたい、大切にしたいのよね。

 

と、これはとある日の出来事でした。酒のお陰で悪い意味で鬱が霧消した。オススメはしない。

 

 

 

では、別の日の事。

丁度家から徒歩30分くらいで桜木町へ行ける。とは言っても、月に一度くらいしか行かないし、行っても空いている穴場のスタバにてポイントを駆使してタダで珈琲を飲むくらいしかやることがない。

 

カフェだと集中出来るんだよね。(ドヤ

 

何人もそんな事を言うが、絶対に嘘だと思う。何十回も挑戦したけれどネットサーフィンすらまともに出来ない。辛うじてブログの一本くらいは書けるが、会心の出来だと言える記事がカフェで書けた試しがない。

 

サードウェーブ以前にどっかの馬鹿がスタバにマックブックを持ち込み始めて作業をした辺りから、カフェはコーヒーを飲んでくつろぐための空間じゃなくなった。猿みたいな奇声を挙げてインスタにフラペチーノの写真を投稿するか、大した生産性もないくせに考えた顔してパソコンいじるか、本当は読めもしない洋書にマーカーで線を引いたりする、そんな空間になっている。

 

こいつらが嫌いなわけではないが、仲良くしたいとも思わない。最近は滅多にしなくなったが買い物をして一休みするためにスタバに寄ると満席で座れなくて、結局利用しないみたいな事もあった。

 

家で大人しく作業が出来ねぇのか。それがずっと疑問で仕方がない。それで「どうして金を払ってまで狭いテーブル、硬い椅子のスタバで作業をしたがるのか」を考えた結果が、

 

スタバよりもうるさい家に住んでいる

家に机すらない

自分でそれなりに美味い珈琲が淹れられない

 

に落ち着いた。

 

いや、いちいち一人一人に「なんでスタバで作業してるんすか?」なんて質問はしたことがない。

 

自分も月に1回くらいはやるけれど、家にいるのが流石に飽きてきたから気分転換に。といった具合だ。

まさか利用頻度が同じような奴が、毎日あんな調子で入れ替わりやってくるのだろうか。

 

いずれにせよ、アタイ自身は自分の部屋に飽きない限りは

スタバよりも静かな家に住んでいる

広い机がある

自分でかなり美味い珈琲が淹れられる

 

という点で、やはりスタバに金を払って飲む価値はほぼねぇな、と判断するわけです。

 

今後引っ越しても、部屋が狭くても良いから机は置けて、尚且つ静かに過ごせることだけは大切にしたいですね。

いつ引っ越すのか知らないけど。

 

煉獄さんも仰っていたように、アタイと世間一般ではかなりズレがあるから世間の価値基準に合わせたら負けだと思うんだよね。(そんな事言ってねぇよ)

 

f:id:shaggydot:20210105022307p:plain

 

こうして余計な行動や買い物は控えているわけだし、自分を楽しんでいるんだけれど、

 

客観的に見たら彼女もいないし定職にも就いていない残念な奴がブログで偉そうに吹聴しているだけなんだろうな。

 

 

追記:特に目的の無いブログでしたが、一応目指したい方向性が見つかりました。優しい読者様達はそれをどう思うか分からんすけど、徐々に行動に移していきたいと思います。

 

 

じゃ、今回はこの辺で。