三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

下町と接客業から脱却したい。

下町に馴染みすぎたのだろうか。

 

雑談

自分の立ち位置が月収10万程度で山手線沿線に暮らす統合失調症患者ということで、自らを限界底辺障害者と名乗っていたことがあった。ところが、障害者に関して言えば年収200万を超えれば「障害者の中では上位1%」に食い込めるらしく、況してや一人暮らしも出来ていて、労働もせいぜい週に3日しかこなしていないという暮らしぶりを鑑みれば、アタイのどこが底辺やねん、という話になってくる。

 

別に最底辺、最貧困層を見下してマウントを取りたいというつもりは一切ない。ただ、自分には間違いなく劣等感が重くのしかかっていて、一刻も早く何者かになりたいという焦りと同時に、前にも言った「このままじゃヤベェ」が脳内を蝕んでいる。

 

まだ漠然としていて上手く言葉に出来ないのがもどかしいが、何か頑張れる物事を見つけてそれに全力で打ち込みたい願望はある。しかし何を頑張れば良いのかわからないことに加えて、地味に色々と挑戦してみたいこともあったりするから絞りきれないでいるわけだ。

 

そこで何かきっかけや出会いを期待して、大型書店に足を運んでみる。アタイはいつも医学書から児童書、雑誌まで全フロアの全てのコーナーを警備員の如く巡回する。元々脳が受け付けない学問には歴史、政治、法律があって、それに関するコーナーはほぼスルーしているが、それでも「おぉ、なんだこれ?!すんげーワクワクして面白いぞ!」と感じる奇跡の一冊と出会えるかどうかは、10回書店に行って1冊見つけられれば良い方である。

 

どうも近頃の書店も、どの分野に関しても言えるのだが過去の名著の内容を自分の言葉で言い換えました、どうです、わかりやすいでしょう?と言わんばかりの、読み手からすれば「また同じ話の繰り返しか」と呆れるような書籍が大量に平積みされていて、購入に際してはかなり慎重になっている。

 

そんな平積みの本も半年くらいすれば多くがKindle Unlimitedでタダで読めたりするから、ますます本の価値は下がる。本が売れないのではなく、純粋に高い割には内容が「ああ、その話ならもう知っている」で溢れてきたのが本離れとなる要因の一つではないだろうかと思ってしまう。

 

最早売れている自己啓発書に関しては、立ち読みかKindle Unlimitedで十分過ぎて、トピックにあるポジショントークめいたアドバイスも「それ実践して何か意味あるんすか?」とツッコミを入れたくなることだらけ。例えば「最新のスマホが買えない奴はいい仕事が出来ない」とかいう、某実業家の記事を読んだが、幾らデバイスに投資したところで使いこなせる奴とそうでない奴は必然的に出てくるのだから、「じゃあ俺も奮発して新しいスマホを買おう!これでバリバリ仕事が出来るぜ!」と動き出す奴は実に少数だと思うし、それこそ思考停止でスマホを買い替えているのと大差がない気がしていて、自己啓発も言ったもん勝ちだなぁと呆れてしまう。

 

 

結局色んな本を眺めてきていまいちピンとこないまま書店を去るのが悲しくて仕方がない。学生時代はあれもこれもと買い漁っていたが、ここまで消極的になったのは何が理由なのだろうか。純粋に今の生活が満ち足りていて贅沢は出来なくても何不自由無い暮らしが実現出来ているからなのか。

 

何不自由無い暮らしぶりで、生きていけるだけの最低限のお金がある。それなりに友達に恵まれていて、お金をかけずに遊ぶ事ができる。近所にジムも図書館も銭湯もあって、電車も三分待てばすぐに来るという満たされた環境が心地良い一方で、一生この下町から抜け出せないのでは、という地味な危機感が最近芽生えた。

 

家賃は5万だし、近くに遊ぶところや美味しい飲食店も存在しないけれど、ただ生きていく分には快適。悪く言えば何の刺激も無い安泰な生活圏内に住んでいるわけだ。

 

ここ数年は節税を意識して敢えてあまり稼がずにやってきたが、どうせ個人事業で家賃をある程度経費に出来るのだから、何度も言う「夢の自販機」の実現が出来たら、それを機に下町を脱出してもう少し家賃の高いところで新しい生活をスタートさせるのも良いように思えてきた。手っ取り早く新しい刺激に触れるには引っ越すことが最優先だと考えた。自宅の窓からスカイツリーを眺めてコーヒーを飲んで一服していても、快適なだけで事態は進展していない。

 

何か面白いことが嫌でも毎日起こるような、良い意味で疲れる土地に移住してみたい。さぁ、日々を頑張ろう。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

先週の鬱とは打って変わって、今週は割りと調子は良い方だ。そうは言っても起きるのは12時頃だが。

 

この2週くらいでヤベェと感じているのは、職場に変なクレームが増えたことである。アタイは出勤日数が少ないから遭遇する確率も低いのだけれど「俺の会計後に手を消毒しやがった!」とか「いつまで待たせるんだよオラ!」といったどう頑張っても話の折り合いが着きにくい厄介なオヤジ達が急に増えたのである。

 

一体普段コイツらはどういう生活や仕事をしているんだろうと不思議でならないのだが、癇癪を起こし、大声でどうでも良いことに対してキレているのを見て「やべぇ奴だな」と感じるようになった。

 

今の店は客数が多い。そして低価格路線の小売業だからなのか、まぁ気品があるお客はほとんど来ない。たまにクレーマー(但し何を論点に主張しているのか不明)がやってきて、内心では面倒くせえから早く通報した方がいいんじゃねぇの、と思っている自分がいるわけだ。

 

いや、こちらも極力相手の主張に対して頭を最大限に使って理解に努めようとはする。ただ、何故、何に対して怒っているのか分からないから、こちら側としては「ああ、はい、そうですね。申し訳ございません・・・、今後この様なことが起こらないように徹底致します・・・」と、「なんで怒られてんの俺たち?」みたいな気持ちでパフォーマンスとして謝罪をするしかないのである。

 

こういう奴がいるから仕事が嫌いになる。一刻も早く接客業を辞めたくなる。母体となる大企業が従業員全面喫煙禁止令を出したのは、何も考えない顧客にとっては良いが従業員側からすれば「だったらストレスの少ない労働環境と不満のはけ口を作ってくれよ」と切に思うはずである。

 

カスタマイズが自由なカフェの注文ならともかく、たかが商品を渡してお金を受け取るだけの作業である一介の小売業に「ああしろ、こうしろ」と言うのは少し違うだろう。ホスピタリティ溢れる高級ホテルならばまだしも、ペットボトル飲料が90円程度で販売されている安売りの店で文句を言われ、それが店の改善につながるならばまだしも、特に何も解決にならないくせに上長はそういう少数の意見に合わせるから現場はどんどん疲弊して働きづらくなる。

 

加えて店も本部が「てめぇらどういう意思決定してんだよ」とブチ切れたくなる仕様変更を出してきて、1週間も欠勤すればもうレジのオペレーションが変わってしまってついていけなくなる。しょうもないことに無駄な労力を取られすぎているわけだが、いちいちレジ袋とかこちらから訊かなくても客から「袋ください」とか言えば済むようなことが、毎度毎度レジでの接客で必ず「有料のレジ袋はいかが致しますか?」と訊くのが馬鹿らしくて仕方がない。それでポイントカードの有無を訊いて、あとから出してくるやつがいれば場合によってはやり直し、値引きクーポンを出されても会計を一度リセットする必要が出てくる。

 

正直な話、やらなくていいことが無数に存在していて、アタイみたいな下っ端はただ従順に時が過ぎるのを心待ちにするかのようにブルシットジョブに全力で取り組んでいる。冬だから大して飲料も売れないのに、まるで命を握られているかのように馬鹿みたいに完璧に陳列・補充をする必要があるのかと。他にもっと売り場をキレイにするとか、前陳(棚の奥の方にある商品を手前に持ってきてキレイに見せるテクニック)をした方が遥かに売上には効果があるのに、たかが90円の飲料に全力を傾けるのは見当違いだとずっと思っているが、どうせ誰に言っても理解出来ないのでもう諦めて、たかが一本のペットボトルを冷蔵ケースの奥の方に仕舞うためだけに5本の冷えたペットボトルを取り出すという愚行を延々と続けている。

 

もっと言えば冷蔵庫というのはガチガチに詰め込みすぎると逆に冷却の能率が低下するのを誰も知らないらしく、「この方が冷えるんだよ」とある程度冷気が伝導しやすいように少し隙間のある補充をしたら「あいつはやる気がない」と陰口で言われて馬鹿の思い込みって治らねぇんだなと諦めた。

 

今まで働いてきたどんな店よりも能率が悪いし、一度口に出したらガチで周りから嫌われた上に意見も反映されなかったので、職場では学生のバイト以外とは仲良くするのを辞めた。だから徹底的に会社の利用できる制度は利用した上で、如何に職場には貢献しないで週3の労働をこなすのかだけを意識している。店員からは嫌われていても、常連のお客とは仲が良いスタイルをとっているからこそ、クビにしたくても出来ないし、一応これでも資格保持者なのでクビにすると店が回らなくなるのでこれからも職場では悪態をつきながら、嫌われながら働いていきたい。

 

それでも近頃やたらと増えた迷惑な客のせいで、ここまで出勤日数を減らしているアタイでも接客業早く辞めてぇと思わざるを得ない心境に立たされている。

 

じゃ、今回はこの辺で。٩( ᐛ )و

 

 

 

☆=====三原さんが他にやっていること=====☆

 

無類のコーヒー好きのアタイが、ガチでコーヒー「だけ」を語る。三原さんの新たな領域!

www.rokujo-coffee.net

 

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