死にはしないし、時間はあるから挑戦しよう

この程度で終ってたまるか

雑談

無職生活が一ヶ月経過したところ。自分で定めたノルマもマトモにクリア出来ず、本気を出すためのエネルギーが欠けていることに対して己の力量不足を感じている。

自分みたいな心境の友人がいたら「お前あんまり頑張りすぎるなよ。真面目なんだよ。もう少し気楽に行こうぜ」と声をかけるかもしれないが、当事者としての意識は常に「このままじゃヤベェ」という焦りが全身を支配している。

前回から少し更新の期間を開けたのは、とある事情があったからだ。その分、馬鹿なりに本を読んだり、少し先のことを考えてみたりはしたわけだ。

前から言っているように、3ヶ月生きていける程度の貯金はある。まぁそう言っていたら一ヶ月が経過したので、正味残り2ヶ月ばかしだろうか。とりあえず月末のカードの引き落とし、家賃の支払いなどの明細が一通り揃って、一応は3月25日に忌々しき職場で2日働いた分と有給休暇のお金が給料日として振り込まれるはずなので、トータルで見れば「貯金が5万くらい減るかなぁ」程度で済むと目論んでいる。

それでも絶望して死にかけたことも何度かあったが、なんだかんだで自分は運が良い方だとは実感していて、しかも不幸だとは思っていないからこそ、どうにか生きている。大体自分が死にたくなる理由には、無力感が大きい。

実は14日に、税務署に廃業届を提出してきたのだ。口だけでは「学生起業（イシキタケー）したぜ！」みたいな、ノリと節税目的で開業したのが2年前の、大学卒業を控えた3月14日。

廃業届には3月1日付で廃業したことになっているが、まぁほぼ2年間やってきた事業を呆気なく潰した。法人と違って面倒な負債の後処理をしなくていいのが救いである。それでも「現在深考系」というふざけた事業所は、たった2枚の書類を提出するだけで、ものの2分くらいであっさりと廃業の手続きが済んだ。

完全にやりたいことが出来なくなったわけではないが、またもや物事を中途半端に終わらせたという歯切れの悪さを覚えながら税務署を去った。くそ、次は法人化するくらい全力で取り組んでやるからな！！覚えてろ！

まぁそんなことがありつつ、しっかりとハロワにも行ってきた。淡々と説明を受けて、登録カードを発行してもらい、次回来たときにやることをやっておけば4月下旬には失業保険が入るよーという流れだった。帰り際に求人情報を確認してみたが、ほとんどの仕事が運送か介護。免許は持っていても運転出来ないし（医者から禁じられている）、年寄り嫌いなので介護はやりたくない。じゃあ何だったら出来るんだよ？というのをずっと考えていた。

そこなんだよ。全く何も資格が無いとは言わないし、こう見えても地味な特技は沢山ある。もう言わなくても分かると思うが「じゃあそれが仕事にどう役に立つんですか？」とツッコまれた瞬間に無能という扱いになる。

しかも給料の支給額が12〜16万くらいの職場が壁面にズラーッと不動産屋のように展開されている。いいか？手取りじゃねぇんだぞ。総支給額だぜ。こっから保険だの年金だの引かれたら、手取りで10万も行かないだろう。それだけじゃねぇ、勤務は週5で9時〜17時（残業もあるよ、場合によっては土日祝も出勤だよ）という人権のなさ。

お願いだから働かせてください！！

じゃなくて、お願いだから働かせないでください！！だよ。

こういった仕事は総じて出来ないしやりたくないというワガママな意見にはなるが、それだったら前の職場と同じ会社に土下座して、別の店舗でバイトとして働いた方が遥かに豊かになれる。いや、あれだってそもそも陰湿なイジメさえなければ今も多分続いていただろうに。。。もういいけど。

このハロワという世界は、どうも失業者の病院みたいな雰囲気があって、誰一人未来に希望を描けない顔をしている。それだったらテキトーに就活っぽいことをしているフリをしながらダラダラと300日分（障害者なので）の失業保険を貰った上で、生活保護でも申請した方がQOLは高いのは間違いない。

でも生活保護になると、恐らく今使っているパソコンが壊れた場合に買い直すことが出来なくなる。ローンが組めないからだ。自由度は明らかに減るのだが、果たしてそれでいいのかと悶々と考えながらハロワを後にした。

その翌日に区の総合図書館に行ってみて、「何か金になるヒントはないかなー」と全フロア、全棚を見てきて今ひとつピンと来るものがなかった。しかし生活保護受給に関するガイド本を見つけて、借りて読んでみたら「案外気楽に取れるもんなんだな」と思う一方で、最悪幸福度は下がっても死にはしないことが分かった途端に、今ある全財産で何か出来ることは無いかと考え直した。

大まかな全財産が35万円、現金で手持ちにある。そこから10万を、あまり深く理解もせずに新NISAにぶち込んでいる。これが始めてから2ヶ月ぐらいで総額10万4千円くらいになった。当初は「ブログより稼げるじゃねえか！」と感動していた。

あとは5000円を元手にビットコインを博打感覚でだいぶ前からやっていて、しばらく赤字続きだったのを最近のバブルで5100円、元手を上回る結果で一度区切りをつけた。

しかし数ヶ月やって、日雇い一日くらいのお金が増えたところで喜んでいるのもどうかと疑問を持つようになる。ドルコスト平均法が〜、積み立てが〜、複利が〜、とか色々言うが、こんな大した元手でもないのにコツコツと小銭を積み上げていってどないすんねん？と。まぁ長期で見ればそれなりに増えるかもしれないが、何かセコくねぇか？

そりゃあマシュマロ・テスト（子供にマシュマロを与える際に「今食べる？我慢すればあとで2個食べれるよ？」と問う。我慢できた子の方が将来的には優秀な傾向になるとかいうアレ）みたいに今我慢してコツコツと積み立てすれば、あとで大きなリターンが得られるよという、アタイが試されている感はある。

ここからはほぼ理想みたいな話をするが、こんな地味に小銭を積み上げていったらあっという間に30代が終わるのは間違いない。大前提として失業保険が貰えれば貧相にはなるが10ヶ月近くは延命出来る。投資分を引いても、手元には20万くらいの貯金がそもそもある。

だったらだよ？10万くらい思い切って使っちゃった方が良くね？？

いや、馬鹿みたいに豪遊をしようってんじゃなくてさ。例えばだよ、例えば投資って言ってもさ。少ない元手で、あたかも巨大な金を動かせるような方法ってのがあるじゃないですか。

いわゆるFXでレバレッジをかける　ってやつね。それは投資じゃなくて博打です。と言い切る人もいるけれど、リスクを取る覚悟があれば極端な話、自分が持っている金の数倍の金額を動かせるわけだよ。そりゃあ負ければすっからかんどころか最悪借金まみれ。だけど勝ったら、遥かにでけぇリターンが来るわけよ。

うん、危険な考えだとは承知しているわ。ただ、そのくらい極端で大胆なことをしてみた方が面白いんじゃないかなぁと最近思っているわけですね。まぁこの手の話がメディアやネット、書籍になってくると、どういうわけか勝った人間の話しか出てこない辺りに怖さがあるんだけど。

投資での利率は3％を超えれば良い方らしくて、それで言ったら既に新NISAで10万が10万4千になっているんだから、ある意味目標は達成出来ているわけよ。

よっしゃ、4千円増えた。恐らくこのまま追加投資をしなければずっとこの程度の額を前後するだけで、長期で見ても期待は薄い。

本来投資っていうのは、無くなっても良いお金でやるべきなんだよ。それがNISAでインデックス投資しとけば「無難だよね」って言われているだけで、リスクをとらずに小銭を増やそうというのがセコくて馬鹿げていると思うんだ。

まぁ投資するお金がゆっくり増えるか減るか、一気に増やすか失うか　君ならどちらを選びますか？って話だ。

そういうことをしてみてもいいんじゃないかな、と考えていた。

以上がここ数日考えていたことである。

ってなわけで、

アクティブログ（活動記録）

前回の更新が3月13日だったらしい。いや、「らしい」って・・・。そう、この日に書いた記憶が無いのよ。でも確かに記事は存在している。

ハロワから帰ってきてから書いたのか？うーん、覚えていない。

一応時系列を整理するために13日から振り返りましょう。

13日：ハロワに行ったあと、区役所で国民健康保険の加入。簡単に取れるもんなんですね。で、申し込んで帰宅してから書類を見て気づいたのは「失業中だと国保30％オフ」という事実。なんで窓口の奴、それを訊かなかったんだ？

日を改めて下旬に再度意見しに行く予定。

ハロワで貰った山のようなパンフレットに疲れていたが、この日は何故かブログを更新していたらしい。

14日：厳密には13日から1週間は一切働いてはならないというルールがある。果たしてどの程度を労働というのか、その辺が山のような資料を熟読しても今ひとつ分からん。確実に言えるのはバイトとかするなよということくらいか。何のための一週間なんだか。反省期間か？

こんな弱小ブログでもありがたいことに、何もしなくてもチビチビとお金が入ってくるようにはなりました。皆様ありがとうございます。ってわけで、これは労働に該当するのか？

それこそ個人事業主だった頃で言えば、ブログ＝仕事だと思っていたくらいなのに、廃業したらこれは単なる趣味の小遣い稼ぎになるのだろうか。尺度が不明過ぎる。

だからこの時点では一週間ほどブログを休止しようと考えていた。まぁ微々たる収益が直接口座にお金が振り込まれたわけじゃないからヨシとして、16日現在筆をとった。

自立支援を更新し、図書館へ。図書カードの期限が切れていたらしく、どうも最後に利用してから1年以上が経過したらしい。卒論出してからほとんど利用していなかったもんね。

15日：昼前に起床。抜群に天気が良かったので、部屋の全面清掃に取り掛かる。洗濯もしたし、布団も干した。全てが完璧。玄関のホコリを外に掃き出そうとして、ドアを開けたらヤマトからの荷物が届いているのを発見。先日ブログを書いた記憶もないだけに、もしかしてノリでAmazonで変なものを買ってしまったか！？と自分の記憶を疑う。

確かに三原宛にはなっているが、送り主が書いていない。

不審に思いつつ開封してみると、レシート状の明細に温かいメッセージが記載されており、10日間は食いつなげるであろうレトルトカレーが入っていた。送り主は地方の友人からだった。そんな・・・かたじけねぇ・・・。

今のところはまだ本格的に困窮しているわけではないが、そうなる前に助けてくれたのだろう。優しい世界。ようし、まだ頑張れるぞ！メンタルが落ち込んで自炊する気力もなくなった際に食べます。本当にありがとうございます。

この日の夜は図書館で借りてきた生活保護の本を読んでいた。なるべく頼らないように、一刻も早く自力で稼げるようになりたい。そうしたら助けてくれた友人達に精一杯のお礼がしたい。

16日：

珍しく6時には起きた。実質睡眠時間は3時間程度。あまり寝すぎない方が頭が冴えている気がするが、大抵このくらい早く起きると、翌日は遅くまで寝ているオチになる。

本来ならば昼くらいに起きるライフサイクルなので、こうも想定外の早起きだと何をすればいいのか判断に迷うところがあってな。美味いコーヒーを飲んで朝焼け空を見ていると「美しい」と感動出来る、自分のそういう感覚は大事にしておきたい。

その一方で、X（twitter)を見る時間が増えてきた。はっきり言うとこれだけフォローしている対象をかなり絞っていても、「おすすめ」というトピックで山のようなゴミ情報が流れてくる。しかも気づくと90分くらい経っているから悪質だ。これほどの時間泥棒はないよ。きったねー言葉が無限に溢れ出てくるこの世界、地味に依存性が高くて長時間見ていくほどに自分の目は濁っていく。

脳の報酬系が完全に掌握されているように設計されているSNS.　やったことは無いが、パチンコとかスロットと同じような快楽に近いのだろう。やっぱりゴミ情報の中にもたまには当たりというか有益な発言が有ったりする。

たまたま流れてきた須藤元気さんのポストに「ボランティアやってみませんか？」とリンク付きで投稿されていたのを発見した。20代になってから今でも尊敬し、憧れる、アタイにとっての唯一の推しみたいな存在に、弱小無職底辺障害者がアプローチ出来るチャンスなんてまずあり得ない。

20分くらい参加しようか悩み、メリットとデメリットをGPT老師に相談して判断材料にした挙げ句、まぁ失うものは何もないし、他に今やることもない、変なオンラインサロンに入るよりかはよっぽどマシだろうし、誰かの役に立つという意味で応募した。

現在まで特にメッセージが来たわけではないが、たった応募一つだけでも自分は大きく動いた、挑戦したような実感がある。この話は今後どうなるかわからないが、ずっとモヤモヤと「自分に出来ることなんて・・・」と考えているよりも、役に立たなくて打ち切られたらそれはそれでいいやと割り切った。

早めに昼食を食べ、支度をして新宿に出かける。電車で移動中に友達から「今日遊べるぜ」とLINEが来たので、2時間後に新宿で待ち合わせることにした。

紀伊國屋書店で本を2冊買おうと出かける前から決めていた。紙の本は場所をとるので、最近は電子書籍を購入する傾向にあるが、何か実物で所有したくなる本があればいいなという考えだ。

全フロアを周って須藤元気さんの新著を一冊買った。まぁもしかしたら今後お会いするかもしれないのに、彼の考えを知らないで「なんか有意義そうなので参加しました！」と参加するのは失礼だと考えたからだ。一応彼の出す本は絶版も含めてほぼ全て所有している。

実は前に話していたお遍路も、彼の『幸福論』の影響を少し受けている。

まぁ他に欲しい本がなかったのは残念だったが、買い物を終えて駅のカフェで友人と待ち合わせた。

今回行ったカフェは、豆を購入するとドリンクが一杯無料というありがたいサービスがあるのを知った。豆を買い、なかなか他所では飲め無さそうなラテをテイクアウトし、駅のベンチで近況を話していた。お互いに失業中なのである。

そのあと友人の旦那と合流するために御茶ノ水へ移動。まだ待ち合わせまで時間はあったので、神保町を散策していた。世界最大の古書店街と言われている神保町。中には江戸時代の資料を販売している店舗もあるから驚く。歴史に疎い自分からすれば「古いなぁ」と解像度の低い感想しか出てこないが、くまなく探し回ればお宝みたいな一冊が見つかるかもしれないと思うとワクワクする。この近辺は有名な喫茶店も多く、美味しいカレー屋の激戦区でもある。いつ開催されたのか分からない美術館の目録なんかは欲しいと思った。自宅にこの手の本が多数あるが、不要だったらここで売ってもいいかもしれない。

友人の旦那と合流し、ヌードルを食べて解散。元気になった自分は歩いて自宅まで帰ることも出来たが、たまたま歩いている途中で1時間に一本しかない自宅方面のバスが停車していたので、それに乗って楽をして帰った。