三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

戦わずして、無駄だと思うことにはチートを使う冒険を。

あーあ、34歳になっちまった。

雑談

相変わらず他者と比較をしなければ、自分は天才だと勘違いしてしまう。孤独を好む大きな理由の一つにも、これがあるのだと思う。そりゃそうだ、上位n人を採用するような試験があったとして、自分より点数を取る人達が全員、偶然にも体調不良や事故・大病を患って試験を受けられなかったら、アタイが首席で合格する算段となる。

 

そんなことは到底ありえないわけで、むしろ自分自身が体調不良で満足に得点が出来ないことはしばしば起こる。昔から点数を付けられる要素はからっきし駄目で、それならば点数化し辛いことを得意分野としてやっていこうという逃げのポジショニング戦略をとっていた。

 

画力を向上させたり、ビートボックスを習得したり、コーヒーばかり淹れていたり。

 

そうして出来上がったのが三原であり、結果として労働市場で一切評価されない逸材となったわけだ。

とにかく他者と比較されることを嫌い、徹底的に競争では相手に勝ちを譲らせる傾向がある。とりあえず相手が本気を出してきたら、さっさと土俵を降りる。これが草食系の生存戦略である。

 

あまりストラテジーが好きではないアタイとしては、勝負の誘いには乗らない。敵を相手にするとか分析する以前に、戦いに持ち込まない。勝ち負けのゼロかイチの話ではなく、何が何でも勝負にならない展開に持っていくようにする。

 

 

 

対戦ゲームを好まないのも、こうした理由に基づく。ボードゲームもそうだ。アタイはゲーム全般、滅法弱い。そりゃあ将棋も極めれば棋士になれるという道もあるが、そこまでガチじゃなければ所詮はゲームの一つに過ぎず、頑張ることは無駄だとは言わないがちょっとそこら辺の奴より強くなるために日夜将棋ばかりしているのは違うと思うんだ。好きだったり趣味なら否定はしない。

 

割とこういう、一目置かれる立場を目指すために優先順位の上位に持ってくるような奴を相手にしていても「まぁ負けて当然だよな」と割り切れる。小学生くらいならば足の速さと対戦ゲームの強さはスクールカーストヒエラルキーを左右しかねないので、スマブラだけは相当やり込んだが、大人になった今はSwitchを持っていないどころかゲームを一緒に遊ぶ友達すらいないので、幾ら時間があってヒマを持て余しているアタイでも「頑張ってゲームが上手くなりたい」とは微塵も思えなくなっている。

 

もっと言えば、ゲームを始めとした娯楽を「自分が有利になれる展開を作れるようになるまで頑張る」というのは、何か違う気がしている。だって娯楽だぞ。

大して難しいことを考えずに、素直に楽しめるのが娯楽ってもんだろう。それを頑張るというのはどういうことなのか。

 

最も優れたゲームというのは、初心者でもやりこんだ人でも互角に戦って勝ち負けを楽しめるものだと思う。絶対にゲーセンで格ゲーをやりたくない理由がそこにある。アキバのゲーセンに行くと、平日の昼間だろうが「あなたはプロなんですか?!」と度肝を抜くようなプレイをする人達が沢山いる。普段は何をしている人なのかは知らないが、画面に向かうプレイヤーは皆、己を極限まで高めている。どう頑張っても対戦じゃ勝てないが、脇で見ている分にはそこそこ面白い。

 

ここまで一体幾ら使ってきたんだと。最早そこまでするならば、ゲームの台を買って好きなだけ自宅で練習していた方がいいのではないか?と思ったりもするのだが、音ゲーにしても寸分の狂いもなくコンボを叩き出し続ける。

 

ちなみにアタイが最も苦手なジャンルのゲームが音ゲーであり、過去にPSPで出ていた初音ミクproject divaを中古で購入し、やってみたところ何回トライしてもチュートリアルすらクリア出来なくて3日で再び中古ショップに売った経験がある。

 

 

才能の一言で片付けるならば、絶望的にセンスがないことになる。何かのテストで、これがクリア出来ないと卒業は認めません、なんて言われたら永遠に合格出来ず中退している世界線もあり得るくらいだ。

 

 

 

今でこそ大の動画嫌いで、一切動画を視聴しないアタイだが、15年くらい前は起きている間ずっとニコニコ動画を見ていたくらいの動画ジャンキーだった。TASという、めちゃくちゃゲームが上手い動画に見入っていたことがあり、自分が小学生の頃にやっていたゲームと同じはずなのに、「こんな動きができるの?!」と驚く、魅せるプレイを再現していた。

 

 

当時、お城に幽閉されたお姫様を救うために、星を集めて世界中を駆け回るヒゲのオヤジを家族全員で協力しながら動かしていたのだが、スタイリッシュケツアクションが出来るプレイヤーが操作するヒゲオヤジは、オープニングからものの数分でラスボスをぶっ飛ばしてお姫様を救い出してしまった。唖然としたね。

 

このゲームは発売から30年近く経過しているが、未だにRTAを競っている界隈がいるらしく、たかが星を一個手に入れるのに家族全員で知恵を出して、それでもヒゲオヤジを何度も奈落の底に落下させたような苦労が全く見えない。

 

 

そんな過去の思い出はともかく、たかが娯楽でも本気になるとこんなに可能性が変わるんだと知ることは出来た。

家族で夢中になったゲームのタイトルは『スーパーマリオ64

オヤジは出勤前に早朝からゲームをやっていたくらいだし、母親は難易度の高いところを何度も挑戦していた。あのゲームで自分が特に役に立った記憶はないが、家族全員が一体となったのはこのゲームだけだった。

 

ゲームに限らず、これくらい夢中になれた物事って人生で幾つあったかを振り返ってみると全く出てこない。一流のハンターになるべく、プレイ時間は2,000時間を超えてからが本番だぜと当時の陰キャ界隈がハマっていたPSPのモンハンですらも、改造セーブデータがネットで出回っていたのを知ったアタイは「コツコツと素材を集めて成り上がっていくのもだりぃな」と思っていたので、初期状態からいきなり最強のフル装備で一気に上位クエストまで参加出来るくらいに暴れまわっていた。

というか、同伴の猫のようなモンスターが、どんなに強いモンスターも一撃で倒してしまうという狂い様で、どう考えてもパワーバランスがおかしかった。

 

この頃から「ゲームという娯楽なのにコツコツ頑張るのは時間の無駄であり、おかしい」と思っていた。なんでゲームの中でも素材を収集し、お金を稼いで働かなきゃならんのだ。仮想空間なんだから所持金MAXでもいいだろ、狩るか狩られるかじゃなくて一網打尽に速やかに処理するほうが爽快感があるだろう、ゲームでくらい良い思いをさせてくれ!という考え方があった。

 

 

学内の陰キャの中でも純粋にコツコツとアイテム収集、狩りを繰り返す「正統ハンター」と、本来のゲームとしての楽しみ方とは違うのだが、爽快感重視で初期から最強装備の「チート虐◯集団」に流派が分かれていった。アタイは後者だ。

 

公式の大会などでそういった改造データを使うのは論外だが、小さいコミュニティで間違った楽しみ方が出来たあの頃は楽しかった。

 

だんだんとゲーム機が発展していくに連れて、ゲームの内容が高度化していくに連れて、確かにグラフィックや出来る操作は増えたけれど、「露骨に馬鹿なこと」が全く出来なくなってきたよなぁと感じる。

 

改造セーブデータで遊ぶのもよろしく無いだろうが、あの当時それがあったお陰でゲームが下手な奴らでも、楽しむことが出来た。言ってみれば自転車の補助輪のようなものだったのだ。こうして「やっていることはだせぇ」けれど、遠くへと連れて行ってくれることが出来たのである。

 

 

 

結局ゲームですらまともにプレイ出来ないくらいのクズだったという話で終わるが、何を無駄だと捉えるかによって面倒だったり苦手なことは割愛しても許される世の中が訪れるような気はしている。

 

実際に生成AIだって、自分の考えを拡張するにはとても便利なツールだと思う。

「こんな馬鹿な質問すんなよ」「お前それさっきも似たようなこと訊いてなかった?」「またこの説明を小学生にも分かるように言い直すの?」

人間だったらイラッとしてしまう質問にもAIは毅然と答える。全部丸投げにして言われたことを盲信するのもどうかと思うが、大概の文章での質問に答えられるならば、自分の苦手とすること、少し調べたけれど分からないようなことを参考程度に尋ねるのはアリだろう。

 

要するに幾ら自分の頭で考えても分からないことに延々と悩む必要はないのだ。「いや、考えて悩むことに意味があるんだ!」という主張も理解は出来るが、10分考えても分からないことを考え続ける(しかもやり方や解決方法の手がかりもない、自分が苦手とすること)だったらさっさと質問した方が早いだろう。

 

ここでもずっと考えることは善いことだとする「正統思考者」と、幾ら考えても分からないんだからAI使ってもいいだろという「チート利用者」で対立が生じると思う。

まぁ判断材料とするくらいならばアタイもアリだと思っている。それでもアタイが留意しているのは、書籍・検索・AIに関わらず得られた知識が、実際に経験したこと以外の物事に対して常に懐疑的な視点を持つことである。

 

すぐに本質が見抜ける賢い人ならば、何事もスムーズに真偽の判断もつくのだろうが、それに比べれば随分と情報を処理するのに時間はかかる。だから考えるのが面倒くさいからAIを使う、のではなく、手も足も出ないことはAIにヒントを訊くのだ。

 

結局何を重視しているのか(ゲームでコツコツ頑張るのが無駄だと思った。楽しむだけなら爽快感を重視する)、そして時間を短縮したら他に何をするのか(さっさとゲームのエッセンスを楽しんで後は筋トレや読書をしよう)、最終的に自分がどう動くのか(自分はゲームが向いていないから、大好きなコーヒーを楽しもう)は、自分で決めていくしかないだろう。

 

勝ち負けを判定するゲームには参加しない。どうせ楽しむならば、ゲームのルールを買えて楽しめるようにした方がいいとアタイは思っている。

 

 

 

ってなわけで、

 

アクティブログ(活動記録)

5/8:

アタイの誕生日。34歳だよ。しかも無職だよ。

朝からハロワに行ってきた。障害者の就労希望者だと、毎月1回ある「認定日」にさえ来れば失業の給付金が原則貰えることになっている。1ヶ月間、何をしていたのかを記入する用紙を提出し、無事審査通過。まぁ生きていける程度のお金が1週間以内に振り込まれることになる。

 

ものの15分で用事は済むのだが、今回は職業訓練校に通うにあたっての相談をちょっとしてきた。都が主催しているプログラマー養成の3ヶ月間コースだ。ハロワの管轄ならば、話はスムーズに行くのだがそうではないので、認定日と授業が重なったらどうするかを相談しておきたかった。

 

訓練校は3ヶ月間で修了する。通うに当たって面接などもあると考えられる。落ちたらそれはそれでやることは沢山ある。友達が具体的にどうしていけばいいか、アタイのブログを読んでアドバイスをくれたのだ。

 

 

誕生日と言っても特に贅沢をする気力が起こらない。ハロワを出てから、図書館に向かい本の返却をしてから新たにエンジニア関連の書籍を4冊と、簡単につくれる食事の本を1冊借りてきた。

 

こうして帰宅し、あとは様々な友人達からお祝いのメッセージを頂いて喜びを噛み締めていた。スタバのチケットやローソンのチケットなんかも貰った。ありがたい。大事に使おう。

 

結局この日は誕生日と言っても、栗のお菓子を食べてちょっと高級なコーヒーを淹れた以外には特にそれっぽいことをしていない。天気も芳しくなかったので、ほとんど本を読んでいた。銭湯に行ってサウナでととのうのも考えたが、どうも風呂に入る気分にはなれず。

 

 

 

5/9:

あっけなく誕生日終了。昨日あったことが、なんとなく他人事のように感じられる。実感がなかったのだ。随分と寒いな、と思ったら午前の気温は13度。床に抜け毛が散らばっていたので、全面清掃。風呂もトイレもキレイにし、残るは己が汚いだけに。

 

3日ぶりにしっかりと風呂に入り、三原家は一分の隙もないくらい完璧にキレイになった。

自炊の本を参考にした上でスーパーに食材を買い出しに行った。今日は寒いが、そろそろ本格的に暑くなるので、レモンスカッシュ用のベースを仕込もうと思い、レモンをついで買い。

沖縄で買ってきた泡盛を使った、泡盛レモンサワーなんかも考え中。

 

いい加減明日は出かけようかな。どこか空いている穴場のスタバがあればいいんだけど。

 

じゃ、今回はこの辺で!٩( ᐛ )و

 

☆=====三原さんが他にやっていること=====☆

 

無類のコーヒー好きのアタイが、ガチでコーヒー「だけ」を語る。三原さんの新たな領域!

www.rokujo-coffee.net

 

毎日更新!三原さんの全財産を赤裸々に告白する『エッセンシャル版 三原氏物語』はこちら!٩( ᐛ )و

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