三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

これでも俺、学生時代は「面白れぇな、三原お笑い芸人になれるよ!」って言われていたんだぜ。はぁ。

やっぱ三原らしいと言えば、そうなのかもしれない。


2年前のブログなんかを読んでみると、「今日は14時まで寝ていました。つまらなかったです。明日は早く起きようと思います。」みたいな日記を書いて一日が終わっていたんだ。

まぁ最近の三原さんの休日の過ごし方もそんな感じだよ。

昼に起き、毎週恒例のうどんをすすり、なんかダリィなぁとか思いながら頑張って机に向かう。

病気のせいなのか、元からなのかあまり集中力がないのですぐに雑念が入ってしまい、結局何も手につかない。

それでも今日はなんとか漢検の模試を1回分解いた。
200点満点の186点。ほとんど間違わなかったので嬉しさはあるが、こんなにあっさりと大して努力していないのに点数が稼げると、正直言ってやる気がでない。

「まぁこんくらい勉強しときゃ受かるべー」みたいな?

漢検までは残り2週間。
始めたきっかけは、実は道場の試合を休むためだったりするんだ。
んー、ハッキリ言って三原さんは取得できそうな資格、勝てそうな試合にしか挑戦しないからね。

これが終わったら漫画を描くのだろうか。謎。

漢検の勉強を終え、家族揃っておやつを食べてからワイシャツにアイロンをかけたら道場に出発。
いつも一番乗りで来る三原さんだが、最近皆来るのが早い。

僕以外全員が呼吸を合わせた一連の流れで技を繰り出す競技の練習をしているのに、三原さんだけは端っこで突きの練習っすよ。

もっと他のこともやりたいけれど、誰も練習に付き合ってくれないし。
そう、僕以外は武道歴5年以上なんですよ。僕?はい、入会して一年です。

周りの大学生だって、この間まで僕と同じレベルだと思っていたらもう二つ上のランクになっているし。

ところで
去年の今頃のブログを読み返して、ちょうど道場に入門したところの記事を読むと、師範が「まぁ5年くらいやってりゃ身に着くよ」って発言が書いてあったのでもう少し頑張ってみるかな。と思いました。

で、稽古が始まると。
今日はフィンランドの道場からのお客さんが5名いらしまして。
あの国のこと、僕はほとんど知らないんだけれどさ。国旗だってノルウェーとかと似ていてわけわからんよな。首都も産業も知らないし。

一緒に稽古をしたのですが、ハッキリ言って横浜道場の方がレベルが高い。俺は例外ね。
フィンランドにはレベルの高い指導者がいないのかな。

差し入れでみすゞ飴みたいな砂糖の塊を貰ったのですが、これが意外に美味かった。


で、帰り。
学生たちやフィンランド人と一緒に横浜駅まで一緒に帰ったんですよ。
英語は愚か、日本語すら満足に話せない三原さん。
結局一言も言葉を交わすことができなかった。悔しい。

そうなんですよ。
最近コミュニケーション能力の低い自分が嫌いでね。
いつもは一人の女子大生と一緒に帰るんだけれど会話ができなくて、女子大生はスマホでLINEしているし。
今日はたくさんの人と一緒に帰ることが出来たが、ほとんど喋らなかったな。

それで横浜駅で解散したあとに三原さんはこんなツイートをした。
@shaggydot: 割と真面目に、性格を変えるセミナーを受講しようと考えているんだがどうよ?

うん、このままじゃいけねー気がしたんだ。
 って言うけどね。簡単じゃねーんだよ。

ぶっちゃけ会話が上手く出来りゃ、俺は最早障害者じゃねーと思うんだ。
そこら辺にいる少し元気のない男性。くらいに見てもらえるんじゃねーかな。と思うんですよ。

 んん、もう少し言うとね。友人が欲しいのです。贅沢かな。
ひと昔前の三原さんは
友達と衣類の数は必要最低限!」って謳っていたがさ。

そんなんじゃダメなのでは?と思い始めたんです。
まぁ病んでいたころは「友達が多いと将来葬式に出る数が増えて面倒だろ」とか考えていたんだが、それは違うだろ!と。

 友達ね。最近一人増えて、なんとか現在2人いるのかな。
道場には友達は一人もいないよ。うん。

どうすりゃいいんだろ。
なんでこんなに焦っているのかっていうとさ。
25歳なのにろくに友達もいないし、ただ仕事に行って道場に行って帰ってくるだけ。っていう人生は楽しいのか と疑問に思ったんです。

稽古が終わって一緒に帰る学生や他の人たちがLINEで連絡を取り合っているのが羨ましい。
健常者のくせに大して頭を使わないのに、大学で楽しくやっているのが羨ましい。
まともに会話が出来るのが羨ましい。

くそ、なんで俺が障害者なんだよ。 
自分から喋りかければ、話しかけられた相手の頭には「?」 が浮かぶ。
一つ質問をすれば「意味分からん」って言われるし。

この二点が嫌で、極力自分から話しかけることはなくなった。
会話をするときは「まともに喋れる自信」の無さから視線を逸らしてしまう。

そうすると「三原さんは暗くてオドオドした変な人」って思われているんじゃないかなぁ って妄想が始まる。

ああ辛い。
努力で障害は克服出来るかもしれんが、努力で障害は完治しねーんだよ。
 
疲れているのかな。もう寝よ。
ぼちぼち自分を変えていくかな。よろしく。