三原氏物語

賢くて可愛くて、誰もが憧れる無敵の障害者を目指すアラサーの闘病記

低所得者が贅沢をしすぎたと反省。旅行だしいいだろ。(反省してない)

もうダメだ。



夢の諦め方?小説家を目指す方へ「負け犬にすらならなくていい」20分で読めるシリーズ
ネガティブな人は嫌われやすいよ。
【雑談】
一つで済めばいいのにね。

自ら精神障害者とか豪語していて、なるべくネット(ブログ)では明るく振る舞い、否定的な意見をしない。ように心がけている。それが成功の秘訣だと勝手に思っている。

「今日の三原はどんな馬鹿なことをやってくれたんだろう?」「あいつホント意識だけは高いな」そんな幻聴が聞こえた気がした。

障害者。なってみれば分かる。実に不便だ。通話の出来ないスマホ。そのくらいのハンデがあるな。

ただ単純に「ネガティブな病気です」で済めば、そんなに苦労はいらんのだよ。ずっと寝ていりゃいいんだから。

ご存知統合失調症は、被害妄想、ネガティブ思考、幻聴、意思の疎通の困難  などなどが加わって面倒な病気になりあがったわけだ。

それを薬で無理やり誤魔化すのだが、そうすると注意力の低下、眠気、ダルさが出てくる。簡潔に「個人差はあるけどね」って言ってしまえば、そこで話は終わりになってしまう。

だから車の運転をしちゃいけないって、医師も言うし、そもそも法律で禁じられていたような記憶があるぞ。記憶違いだったらゴメン。まぁ事故を起こした時に訴えられたら100%負ける。それでも車を運転したい奴なんていないだろう。

時々勘違いされるが、「なんで三原さんはランボルギーニに憧れているんですか?」って質問が来る。俺は車には乗りたいが、運転はしたくないんだ。
だからランボルギーニも購入、所持はしたいが運転はしない。ガレージに停めてある車に乗る。それだけでいい。

おっと、本題に戻ろう。
ここ3週間前からどういうわけなのか三原さんの中で「見間違い」が多発しているんだ。
まだ今のところは、間違いに気づける から辛うじてセーフ。これからが危ない。

例えば今日だって、横断歩道が赤信号だと思って待って立っていたら、どういうわけか他の人たちは平然と渡っている。「西日本の人間って、アバウトねぇ」なんて楽観的に思っていたら、実はその横断歩道には信号が存在していなかったんだ。

読み間違いも結構多い。この間も仕事で数字の6と9を見間違えた。これは自分で気づけたので「三原さん、今回もミスがなかったですよぉ」と柔和に処理出来た。しかし、本来は絶対に間違えないところでのミスだったので、なんとなく「俺の時代もここまでかなぁ」と反省した。

幸い月曜は診察なので、医者に相談が可能だ。個人的に言わせれば医者なんて、薬を出す占い師くらいにしか俺は思っていない。

だからアドバイスも当てにしないし。信じる信じないは自分次第。その程度に捉えている。
どうせ次の診察で「見間違いが多いんです」って報告したって、「ちゃんと寝られていますか?」って聞いてくるだけだろう。

そんなに精神病には睡眠が大事なのか。今の仕事に就く前には一日15時間近く寝ていたが、何も進歩しなかったぞ。現在は平均睡眠7時間か。

金が稼ぎたいから。って理由でこれから深夜2時まで起きていようかなぁと計画している。それで体調が悪くなったら会社は給料上げてくれるかなぁ? なんか因果関係がおかしい気もするけれど、気にしないで。


【1日の振り返り】
コンビニで買ったワンコインの漫画を遅くまで読んでいた。ウシジマくんね。色々考えていたら眠れなくなってしまって、止むを得ず睡眠薬を飲んだのは覚えている。

ビジネスホテルなのに天然温泉があって、朝風呂を堪能してきた。誰もいなくてフリーダム。流石に浴槽で泳ぐような愚行はしませんが、個人的には風呂は朝に入ったほうが気分がいい。

朝食はないので、隣のコンビニでハムチーズのサンドイッチを買ってイートインで食べた。

それから海遊館に向かう。
でかい水槽。それしか印象に残っていない。ジンベイザメが4匹くらいいたかな。八景島にも2匹いたと記憶しているので、真新しさがない。そうだな、クラゲとダイオウグソクムシが面白かったかな。

あと飼育員がアシカやペンギンにエサをあげていたのを見た。アシカがピシッと2匹揃ってポーズを決めていたのを見て、こいつらプロだな。って感じになったよ。
でも君たちは人間じゃないから、どんなに頑張ってもエサしか貰えないんだよ?と言おうとしたけれど、相手は人間じゃないから理解できないだろうと思ってやめた。

マンボウとかも不思議な奴だよ。
でっかい目玉と半開きの口で水中を上下に漂うだけ。そういう性格なのか知らんが、暴れるわけでもないしな。なんだろうな、考えることを一切放棄した人間と共通する何かがマンボウにはあるんだよ。

アシカはポーズをとって頑張っているんだから、お前も少し見習えよ。漂っているだけでエサをもらえるなんてまるでニートじゃないか。

巨大な建物の割には真新しさがなくて、女性は結構水族館が好きな傾向にあるけれど三原さんからすると「どこに行っても同じ」なんだよなぁ。

次は電車で神戸へ。さようなら、大阪。別になんの未練もありませんよぉ。
昼になったので、三宮サンプラザにある「たちばな」という明石焼きの専門店へ。今の時代は苦労しなくても美味い店が手に取るように分かるから便利だよな。ここも最高に美味かったよ。また行きたいと思った。

そこそこに腹がいっぱいになり、ポートライナーで南公園という駅に。国内で唯一(だと思う)UCCコーヒー博物館に行ってきたんだ。7月のセミナーでいただいた会員証を見せたら無料で見学が出来たことに加え、ミュージアムショップや併設された喫茶店でも割引が効いたのが嬉しかった。

博物館はそんなに勉強になることはなかったな。ほとんど勉強していたから知っている内容ばかりでさ。なのに確認テストでは5点中4点だった。悔しい!!

ミュージアムショップではコーヒーのドリッパーとコースターを買ったんだ。エスプレッソのポットやガラスの抽出器具もときめいたけれど買わなかった。

隣のカフェは凄かったよ。内装もすげー金かかっているし、コーヒーも一杯で1000円近くしちゃう。せっかく神戸に来たんだから! なので張り切ってパナマの最高級品種「ゲイシャ」をオーダーしちゃったよ。

うんめーの!!俺の中でコーヒーに対する今までの価値観が一気に変わったね。ブルーマウンテンは横浜のコーヒー問屋で一度飲んだことがあって、「まぁ上品な香りですね(棒読み)」程度の感想しかなかったんだけれど、ゲイシャはヤバい!!

まず一口飲んだ感想が「ん?酸っぱい?レモンティーみたいだな。よく見ると色も薄いし。ここはコーヒー屋なのに、なんでレモンティーなんか出すんだよ?」って思った。

二口飲むと「あ、コーヒーの味がする」って分かる。世の中にはわざわざコーヒーに風味をつけるための調味料フレーバーってのがあるが、このコーヒーをそれで再現は出来ないと思う。

これは今までの価値観が本当に変わるので、無類のコーヒー好きならば一度飲んでいただきたい。特にこの博物館では、元世界バリスタチャンピオンが淹れてくださるので一層美味いはずだ。

意識があの世に行ってしまったが、無事に戻ってこれたので次はアシックスのスポーツ博物館(無料)に行ってきた。コーヒーで天国に行くなんて、それこそ中毒だよな。

野球や陸上選手のスパイクやユニフォームが沢山ある。それがメイン。あの陸上選手が履いたスパイクがサイン付きで展示してある!!   ってファンならば感動するだろう。

三原さんは高校時代に陸上をやっていて、競技は砲丸投げだったから特に憧れる選手とかいなかったんだよね。うん、つまりその程度の気持ちで行くと「そんなに楽しくないな」って感じで終わる。

見間違いは多いが、何気に今日は観察力が働いたな。
スパイクをよく見て見ると、全く汚れがないんだ。陸上競技はトラックっていってゴムみたいなアスファルトみたいなところを走るから汚れないのは分かるんだ。

でも野球選手のスパイクが汚れていないのが不思議でならなかったので、近くにいたガイドさんに尋ねて見たんだ。

先に三原さんの推測を書いておくと「本当のプロっていうのは、無駄な動作は一切しない。だから扱っている道具も綺麗な状態を維持できるんだ」と思っていたが

実際は「その選手の型に合わせて作られた靴なので、必ずしも使用済みのものを展示しているわけではない。記入されているサインは本物だけどね」って回答でした。

あとは体験コーナーでウサインボルトのスピードや、テニスのラリー、プロ野球投手の球速を体感できるコーナーで「あ、俺はどんなに頑張っても、これは超えられねぇわ」と思わされました。

ボルトは凄いよ。たった一歩で、三原さんの7割位の力で幅跳びしたくらいの距離を走るんだから。まず歩幅が違いすぎるんだ。真正面から速さを体感したが、道路を走っている車が突っ込んでくるのとほとんど変わらないくらいのスピードで接近してくるんだから、もうこの人には 人間ではない別の新しい生き物、ボルト って命名したほうがいいんじゃねぇの?って思ったよ。貴重な体験でした。

これで旅の行きたかったところは全て巡った。あとは三宮の北のほうのコーヒー屋を2軒行ったくらいかな。日本初の会員制珈琲屋(今は三原さんですら入店できる)に行ったんだ。

コーヒーは「少し美味いかなあ」くらいで、ケーキのほうが美味すぎて感動したんだ。フカフカのソファで飲むコーヒーは格別でした。

お次はスターバックス。元々外国人の居住宅を改装したスタバ。内装はすごくおしゃれ。でも取り扱っている商品は当然「スタバ」。今日飲んだコーヒーの中で一番不味かった。

もう21時半の高速バスまで暇だったので、このスタバでコーヒーを飲みながらガイドブックをペラペラと捲りながら「最後にどこに行こうかなぁ」と考えていたけれど、特に思いつかず。

最後にせっかく神戸に来たんだから「神戸牛を食べて帰ろう」と思って予め目星をつけておいたステーキ専門店に行ってみたんだ。

一瞬店員が俺を客として見なしていないような目で見たような気がした。自分の妄想だと思っておこう。

肝心のステーキは、お値段が1万円。最近見間違いが多発する三原さんなので値段を6回確認したよ。

注文した肉をシェフが丁寧に焼いてくれるのを見ていながらも「おい、もしかしてこの肉、本当は10万円なんじゃねぇの?」とか考え続けていて終始、結局食い終わるまで緊張してしまって肝心の味は、食べ終わってまだ2時間しか経っていないブログを書いている現在になっても覚えていない。

もし会計で金が足りなかったらどうしよう って不安で仕方なかったんだ。病気なのかなぁ?不足金額の事態に備えて、金をどっかで下ろすか、逃げるか、心中かをかんがえてしまったくらいだ。もうこの病気嫌だ。

いよいよ全ての目的を達成してしまい、することが無くなった三原さん。
ドトールでココアを頼んでブログを書きながらバスを待っている。

残り9880円。2ちゃんのコピペならば「ジュース飲んでんじゃねぇよハゲ!」ってところか。

まぁ三原さんならば「ステーキ食ってんじゃねぇよキチガイ!!」って感じだろうか。
じゃ、そろそろ帰るよ。